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後場に注目すべき3つのポイント~底堅いが積極的に戻り試す動きも乏しく

2019/3/27 12:50 FISCO
*12:50JST 後場に注目すべき3つのポイント~底堅いが積極的に戻り試す動きも乏しく 27日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、底堅いが積極的に戻り試す動きも乏しく ・ドル・円は戻りが鈍い、米利下げ観測が重石に ・値下がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はユニファミマ<8028> ■日経平均は反落、底堅いが積極的に戻り試す動きも乏しく 日経平均は反落。130.66円安の21297.73円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。 26日の米株式市場でNYダウは140ドル高と続伸。長期金利の低下が一服したほか、原油相場の上昇が好感されて買いが先行。ただ、2月住宅着工・建設許可件数や3月消費者信頼感指数が予想を下回ったうえ、米中交渉や欧州連合(EU)離脱を巡る英議会の動向を注視したいとの思惑もあって上げ幅を縮小した。本日の東京市場は3月期末の権利落ち日となり、日経平均の配当落ち分は171円程度とみられていたが、米株高を好感した買いや配当再投資に絡んだ買いが入り74円安からスタート。その後は戻り待ちの売りに押され下げ幅を3ケタに広げ、21300円を挟んだもみ合いが続いた。東証1部の値下がり銘柄は全体の7割ほどとなっている。 個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、エーザイ<4523>、東エレク<8035>などが軟調で、ファーストリテ<9983>は小安い。トヨタ自<7203>が2%超安、日産自<7201>が4%超安と、配当権利落ちに伴い自動車株の下落が目立つ。業績下方修正のアルコニックス<3036>は急反落。また、スズデン<7480>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、売買代金上位ではキーエンス<6861>やZOZO<3092>が堅調で、ソフトバンクG<9984>は小幅に上昇。ガンホー<3765>が5%近く上昇しており、個人投資家の物色は活発のようだ。MRO<3064>は自社株買い発表が好感されて4%超高。また、東京機<6335>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、石油・石炭製品、その他金融業、電気・ガス業などが下落率上位で、その他も全般軟調。サービス業、精密機器、医薬品の3業種のみ小幅に上昇した。 日経平均は3ケタの下落で前場を折り返したが、配当落ち分を考慮すると底堅く推移していると言える。しかし、配当再投資に絡んだ買いが一巡し、積極的に戻りを試す動きも見られない。前日に451円高と急反発したため目先の利益を確定する売りが出やすい面もあるが、世界経済の減速懸念が燻り主力株は積極的に手掛けづらいところだろう。英議会は27日、EU離脱を巡り「示唆的投票」を実施する予定。メイ英首相の離脱案採決の見通しや首相の進退に関し様々な報道が出ている。また週後半には米中の閣僚級協議が予定されており、全般に手控えムードが強まりそうだ。 このため、個人投資家の物色は中小型株に向かいやすくなる。マザーズでは国内初となる遺伝子治療用製品の承認を取得したアンジェス<4563>が活況となっており、全市場で任天堂に次ぐ売買代金2位にランクイン。他のバイオ株にも買いが波及し、マザーズ指数は2%を超える上昇となっている。相場全体の不安定感を警戒しつつ、中小型株で値幅取りを狙う展開が続きそうだ。 ■ドル・円は戻りが鈍い、米利下げ観測が重石に 27日午前の東京市場でドル・円は戻りが鈍い。朝方の下落後は買戻しが強まったものの、米利下げ観測が広がりドルの上値を押さえた。 ドル・円は110円半ばを中心とした値動き。NZ準備銀が目先の金融政策について利下げの可能性に言及したことから、世界的な景気減速が意識されクロス円が下 落。ドル・円も円買い基調に振れ、一時110円45銭まで弱含んだ。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株は下値の堅い値動きを期待した円売りが観測される。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の理事候補が利下げを主張したことでドルの戻りが抑えられそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円45銭から110円66銭、ユーロ・円は124円35銭から124円70銭、ユーロ・ドルは1.1259ドルから1.1277ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・Mマート<4380>、AppBank<6177>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはKDDI<9433>、同2位はユニファミマ<8028> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・NZ準備銀 「次の金利動向は引き下げの可能性がより高い」 「持続可能な雇用を最大化し、低く安定的なインフレを維持するためにかなりの時間にわたって政策金利を拡張的なレベルで維持」 「見通しに対するリスクバランスは下方向に変わった」 「住宅市場や設備投資の弱さから2018年の国内成長は減速」 <国内> 特になし <海外> ・英議会でEU離脱案の示唆的投票 《HH》
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3036 東証プライム
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商社機能とメーカー機能を持つ非鉄金属の総合企業。アルミ銅事業が主力。電子機能材事業、装置材料事業、金属加工事業も展開。27.3期売上2200億円以上目標。既存事業の収益力強化、低採算事業の構造改革図る。 記:2024/07/29
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2,355
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3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
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3,018
9/4 15:00
-57(-1.85%)
時価総額 275,239百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
4380 東証グロース
1,075
9/4 14:45
-20(-1.83%)
時価総額 5,258百万円
業務用食材と機器のマーケットプレイス運営会社。業務用食材や業務用厨房機器、業務用機械、備品等のBtoBサイトを運営。出店社数、出品社数はともに増加。Mマート市場は売上が順調増。24.1期通期は業績堅調。 記:2024/04/15
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4563 東証グロース
55
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-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
6177 東証グロース
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時価総額 1,272百万円
iPhoneアプリレビューサイト「AppBank.net」の運営、インターネット動画配信等を行うメディア事業が柱。和カフェ「YURINAN」のIP&コマース事業も。メディア共創企画事業が収益貢献開始。 記:2024/08/27
6335 東証スタンダード
362
9/4 15:00
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時価総額 3,160百万円
国内最大手の新聞印刷機メーカー。1874年創業。国内主要新聞社などが主要取引先。商業印刷用輪転機、自動化・省力化機器等も手掛ける。新規事業の拡大等に注力。自律走行清掃ロボットを西尾レントオールと共同開発。 記:2024/06/29
6758 東証プライム
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時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
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7201 東証プライム
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-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7480 東証スタンダード
1,913
9/4 15:00
-24(-1.24%)
時価総額 28,031百万円
エレクトロニクス商材を扱う商社。センサー等のFA機器が主力。ケーブル等の電設資材、コネクター等の電子・デバイス機器、OA機器等の情報・通信機器も扱う。半導体製造装置、電子部品関連向けなどに経営資源集中。 記:2024/08/22
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
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9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
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-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17