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後場に注目すべき3つのポイント~円安進むがもち合い上放れなるか

2019/3/1 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~円安進むがもち合い上放れなるか 1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、円安進むがもち合い上放れなるか ・ドル・円は一段高、日本株高継続に期待感 ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954> ■日経平均は反発、円安進むがもち合い上放れなるか 日経平均は反発。189.35円高の21574.51円(出来高概算5億6000万株)で前場の取引を終えている。 2月28日の米株式市場でNYダウは69ドル安と3日続落。利益確定を目的とした売りが出やすかった。注目された米朝首脳会談で北朝鮮の非核化を巡る合意に至らず、利益確定売り優勢となった。ただ昨年10-12月期の米実質国内総生産(GDP)が前期比年率2.6%増と市場予想を上回り、円相場は1ドル=111円台半ばに下落。取引開始前に発表された日本の10-12月期法人企業統計で設備投資額が9四半期連続のプラスとなったことも好感され、本日の日経平均は104円高からスタートすると、前場中ごろには21608.10円(222.94円)まで上昇する場面があった。中国の2月製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から上昇したことを受けて買いが入った。一方、上値では利益確定の売りも出てややこう着感の強い展開だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強となっている。 個別では、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、武田薬<4502>などが堅調で、ZOZO<3092>やアンリツ<6754>は5%上昇した。トヨタ自<7203>は小幅な上昇。決算発表銘柄ではパーク24<4666>が買い先行。H.I.S.<9603>は連結子会社のハウステンボスが上場準備を始めたことも発表しており、昨年来高値を更新した。また、ハウスドゥ<3457>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソニー<6758>が小安く、昭電工<4004>は利益確定売りに押され3%近い下落となった。業績下方修正の住友化<4005>、熊本店や宇都宮店の営業終了を発表したパルコ<8251>は3%安。また、パスコ<9232>などが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、水産・農林業、医薬品、精密機器などが上昇率上位。反面、海運業、鉄鋼、非鉄金属などが下落率上位だった。引き続き内需株に資金が向かい、景気敏感株は軟調となった。 朝方から一段と円安が進んでおり、足元では1ドル=111.70円台に乗せている。日米中の経済指標の底堅さから円安・株高に振れ、前場の日経平均は上げ幅を200円超に広げる場面もあったが、引き続き21600円近辺では上値が重い。アジア市場は中国・上海総合指数がもみ合いとなるなど高安まちまち。後場の日経平均は改めて上値を試す場面も出てくるだろうが、週末を前にもち合い上放れまでは期待しにくそうだ。 本日は円安が進んだにもかかわらず、トヨタ自が小幅な伸びにとどまった。ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が27日、米議会の下院公聴会で日本との貿易交渉について3月にも初会合を開く意向を示し、日米物品貿易協定(TAG)交渉が本格化するとの見方から警戒感が広がっているようだ。佳境を迎えた米中通商協議や英国の欧州連合(EU)離脱などの行方を見極めたいなどとの思惑もあるとみられ、こうした海外情勢の不透明感が引き続き上値の重しとなる可能性がある。 ■ドル・円は一段高、日本株高継続に期待感 1日午前の東京市場でドル・円は一段高となり、一時111円74銭まで強含んだ。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続期待でリスク選好的な円売りに振れている。中国株高や欧米株式先物のプラス圏推移も、ドル買い・円売りの流れを支援しているようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円33銭から111円74銭、ユーロ・円は126円61銭から127円01銭、ユーロ・ドルは1.1369ドルから1.1374ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ミサワホーム中国<1728>やプロパティデータバンク<4389>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・1月失業率:2.5% (予想:2.4%) ・日・1月有効求人倍率:1.63倍 (予想:1.63倍) ・日・2月東京都CPI:前年比+0.6% (予想:+0.4%) ・日・2月東京都コアCPI:前年比+1.1% (予想:+1.0%) ・中・2月財新製造業PMI:49.9 (予想:48.5) 【要人発言】 ・麻生財務相 「マーケットの状況は引き続き注視していく」 ・茂木経済財政担当相 「日米貿易交渉、出来るだけ早く実現したい」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 独・1月小売売上高(前月比予想:+2.0%、12月:-3.1%) 《HH》
関連銘柄 18件
1728 JQスタンダード
320
7/27 15:00
±0(0%)
時価総額 3,693百万円
岡山地盤のハウスメーカー。ミサワホームの戸建住宅を中国地方で展開。医療・介護や保育施設の建築から運営等も。21.3期通期は大幅増益。ミサワホームのTOB成立により、21年7月28日付けで上場廃止予定。 記:2021/07/16
3092 東証プライム
4,619
9/4 15:00
+85(1.87%)
時価総額 1,439,484百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3457 東証プライム
1,020
9/4 15:00
-42(-3.95%)
時価総額 19,957百万円
不動産売買仲介「ハウスドゥ」をFC中心に展開。ハウス・リースバック事業、不動産売買事業が柱。リフォーム事業、リバースモーゲージ保証事業等も。リバースモーゲージ保証は保証件数が1600件超と拡大傾向。 記:2024/08/30
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4005 東証プライム
396.1
9/4 15:00
-17.5(-4.23%)
時価総額 655,886百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4389 東証グロース
1,362
9/4 14:56
-28(-2.01%)
時価総額 8,081百万円
不動産等の運用管理を支援するクラウドサービス「@property」が中核。不動産文書管理サービス、店舗開発支援クラウド「@commerce」等も。@propertyでは顧客層、サービス領域の拡大図る。 記:2024/08/01
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4666 東証プライム
1,733
9/4 15:00
-30(-1.7%)
時価総額 296,426百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
6754 東証プライム
1,153
9/4 15:00
-21(-1.79%)
時価総額 156,653百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8251 東証1部
1,844
3/17 15:00
±0(0%)
時価総額 187,098百万円
商業施設の開発、運営を展開。「パルコ」や「ゼロゲート」に加え、専門店の運営、空間の企画設計、デザイン等も手掛ける。20.2期3Q累計はパルコのテナント取扱高や客数が増加。空間事業も伸長し、専門店をカバー。 記:2020/01/05
9232 東証スタンダード
1,629
9/4 15:00
-88(-5.13%)
時価総額 23,487百万円
航空測量大手。人工衛星や航空機、車両などの各種センサーを用いた測量・計測を手掛ける。24.3期3Q累計は国内公共部門の受注高が増加。デジタル田園都市国家構想に基づく各種台帳のデジタル化業務などが寄与。 記:2024/04/16
9603 東証プライム
1,862
9/4 15:00
-43(-2.26%)
時価総額 148,701百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17