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後場に注目すべき3つのポイント~戻り相場の賞味期限も意識?

2019/2/26 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~戻り相場の賞味期限も意識? 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、戻り相場の賞味期限も意識? ・ドル・円は弱含み、日本と中国の株安で円売り縮小 ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954> ■日経平均は反落、戻り相場の賞味期限も意識? 日経平均は反落。42.94円安の21485.29円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えている。 週明け25日の米株式市場でNYダウは続伸し、60ドル高となった。トランプ大統領が米中通商協議の進展を理由に交渉期限の延長を発表。中国の習近平国家主席との首脳会談を来月に設定し、通商合意に署名する可能性を示唆したことが好感された。円相場は一時1ドル=111円台まで下落し、本日の日経平均は米株高や円安を受けて27円高からスタートした。ただ、東京市場では米中交渉期限の延長などは前日に伝わっており、買いが一巡すると利益確定の売りに押されマイナスに転じた。為替の円安一服なども相場を押し下げた。東証1部の値下がり銘柄は全体の6割強となっている。 個別では、キーエンス<6861>が2%超、東海カーボ<5301>が3%超下落したほか、ソニー<6758>、村田製<6981>、SMC<6273>などがさえない。ハイテク株の軟調ぶりがやや目立った。ファーストリテ<9983>は小幅に下落。また、配当権利落ちのオンワードHD<8016>が5%超下落し、ショーケース<3909>などとともに東証1部下落率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、武田薬<4502>、トヨタ自<7203>などは小幅に上昇。資生堂<4911>は2%高と堅調だった。また、業績上方修正の井筒屋<8260>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、鉱業、石油・石炭製品、保険業などが下落率上位。反面、医薬品、電気・ガス業、パルプ・紙などが上昇率上位だった。トランプ氏が「原油価格は高過ぎる」などと不満を示し、NY原油先物相場が反落して関連銘柄が売られた。 前日の米NYダウは60ドル高で取引を終えたものの、一時200ドルを超える上昇となったことを踏まえると伸び悩んだ印象。今週はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言(26-27日)、昨年10-12月期の米国内総生産(GDP)発表(28日)といった重要イベントが予定されており、これらの内容を見極めたいとの思惑が広がったようだ。為替の円安進行や中国・上海総合指数の上げが一服していることもあり、東京市場でも一段の上値追い材料に乏しい。後場の日経平均は日足チャートの5日移動平均線(21460円付近)レベルで軟調もみ合いとなることが見込まれる。 米中の通商協議が佳境を迎えるなか、足元の戻り相場の賞味期限が意識されつつある可能性も考慮しておきたい。日本株や米国株は昨年末からの戻りで米中協議の合意期待をかなり織り込んできたと言えるだろう。「思惑で買って事実で売る」スタンスの投資家からは早々に利益確定の売りが出ていてもおかしくない。押し目買いには慎重姿勢で臨みたいところだ。 ■ドル・円は弱含み、日本と中国の株安で円売り縮小 26日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日本株と中国株の軟調地合いを背景に前日までの円売りが縮小し、ドルは111円台を割り込んだ。 米中通商協議への関心が続くなか、ドル・円は前日海外市場で111円台を回復。本日のアジア市場でも111円台で寄り付いたが、中国株安で日経平均株価は下げに転じ、円売り後退でドルは110円70銭台に失速した。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いとなり、目先の日本株安継続への警戒から、円売りはさらに縮小。また、上海総合指数など中国株、さらに欧米株式先物のマイナス圏推移でドル売り・円買いに振れやすい見通し。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円75銭から111円08銭、ユーロ・円は125円82銭から126円23銭、ユーロ・ドルは1.1354ドルから1.1365ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・窪田製薬ホールディングス<4596>や鉄人化計画<2404>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・クラリダ米連邦準備制度理事会(FRB)副議長 「FRBは雇用とインフレの二大責務のほか世界経済も重要視」 「最終的なバランスシートの規模についてはまだ決定していない」 「世界経済は12月と比べ減速」 <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 17件
2404 東証スタンダード
437
9/4 15:00
+2(0.46%)
時価総額 5,964百万円
「カラオケの鉄人」を展開するカラオケルーム運営事業が主力。「直久」ブランドのラーメン店、美容サロン店、メディア・コンテンツ企画等も。飲食事業の客数は回復傾向。美容事業は積極出店などで収益拡大図る。 記:2024/06/04
3909 東証スタンダード
252
9/4 15:00
-20(-7.35%)
時価総額 2,159百万円
Webサイト最適化サービス、オンライン本人確認/eKYCサービスなどのDXクラウド事業が主力。広告・メディア事業等も。ReYuu Japanを傘下に持つ。ノーコードプラットフォームの販売拡大などを図る。 記:2024/07/01
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
67
9/4 15:00
-2(-2.9%)
時価総額 3,437百万円
眼科領域特化のバイオベンチャー。エミクススタト塩酸塩がコア開発品。ウェアラブル近視デバイス「クボタグラス」等も。クボタグラスは増収。エミクススタト塩酸塩等の研究開発費用は減少。23.12期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6273 東証プライム
61,600
9/4 15:00
-3,060(-4.73%)
時価総額 4,149,930百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
528
9/4 15:00
-12(-2.22%)
時価総額 83,383百万円
アパレル大手。基幹ブランドは「23区」、「ICB」、「自由区」など。Eコマースが主販路のブランド「uncrave」などを育成。オンワードメンバーズ会員数は530万人超。26年度売上高2200億円目標。 記:2024/05/06
8260 東証スタンダード
433
9/4 15:00
-19(-4.2%)
時価総額 4,971百万円
北九州で百貨店「井筒屋」を運営。小型売店のサテライトショップやオンラインショップ等も。1935年設立。外商顧客専用の「レセプションルーム」を新設。洋菓子など好調カテゴリーの品揃え強化などに取り組む。 記:2024/05/12
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17