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新興市場見通し:中小型株の先高期待高まり物色活発、19年IPOも好発進

2019/2/23 14:57 FISCO
*14:57JST 新興市場見通し:中小型株の先高期待高まり物色活発、19年IPOも好発進 先週の新興市場では、マザーズ指数が強い動きを見せた。18年4-12月期の決算発表が一巡し、値動きを求める個人投資家の物色が中小型の材料株、テーマ株に向かった。米中通商協議の進展期待などを背景に日経平均が堅調に推移したことも買い安心感につながった。マザーズ指数は週を通じて上昇し、900pt台を回復している。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.5%であったのに対して、マザーズ指数は+6.3%、日経ジャスダック平均は+1.5%だった。 個別では、マザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が週間で10.7%高となった。スマートフォン決済サービス「メルペイ」に期待した買いが続いた。PKSHA Technology<3993>は同26.1%高、Kudan<4425>は同44.3%高と大きく上昇し、それぞれマザーズ時価総額3位、4位に浮上した。売買代金上位では、遺伝子治療薬の製造販売承認を得たアンジェス<4563>が人気化し、他のバイオ株にも物色が広がった。また、中国で疼痛緩和口腔用液の承認を得たソレイジア・ファーマ<4597>が週間のマザーズ上昇率トップだった。一方、UUUM<3990>などは利益確定売り優勢で、オークファン<3674>が下落率トップとなった。ジャスダック主力も日本マクドナルドHD<2702>が同2.3%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同6.1%高と全般堅調だった。売買代金上位ではシンバイオ製薬<4582>などが活況を見せ、イナリサーチ<2176>が週間のジャスダック上昇率トップとなった。ともにがん免疫療法「CAR-T」に関連した銘柄として物色が向かったようだ。反面、ラクオリア創薬<4579>は前の週に上昇した反動でやや調整し、セルシード<7776>は食道再生上皮シートの臨床試験結果がネガティブ視されて下落率トップとなった。IPOでは、2月22日に識学<7049>がマザーズへ新規上場した。19年最初のIPOとして人気を集め、買い気配のまま初値が付かなかった。 今週の新興市場では、中小型株物色の好循環が続き、マザーズ指数は堅調に推移しそうだ。東証1部市場が薄商いとなるなか、マザーズ市場の1日の売買代金は1000億円超の水準を維持しており、足元でマザーズ先物の逆ザヤが解消するなど中小型株の先高期待の高まりが窺われる。3月に入り海外の不透明要因は増えるが、金融市場は米中合意への期待などからひとまず落ち着きを見せており、個人投資家のリスク選好姿勢も続きそうだ。 2月25日に携帯見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」が開幕する。国内外で関連企業の好決算も見られ、ネクストジェン<3842>など「5G(次世代通信規格)」関連銘柄に物色が向かっている。サインポスト<3996>などの無人・セルフレジ関連銘柄にも注目したい。なお、今週は2月28日に東和フードサービス<3329>、大和コンピューター<3816>、はてな<3930>などが決算発表を予定している。 IPO関連では、2月26日のリックソフト<4429>など4社が新規上場する。ソフトウェア販売のリックソフトやクラウド型POSレジのスマレジ<4431>は初値期待が高まっているようで、識学の人気を引き継いで好スタートとなることが見込まれる。なお、先週はgooddaysHD<4437>(3月25日、マザーズ)など4社の新規上場が発表されており、3月のIPO件数は現時点で15社となっている。 《FA》
関連銘柄 21件
2176 東証スタンダード
899
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+1(0.11%)
時価総額 2,696百万円
医薬品開発支援会社。医薬品や医療機器等の安全性試験や薬効薬理試験の受託を主力に、空調装置やガス除去装置等を施工、販売する。22.3期は受託試験で海外営業の強化等が奏功した。原価低減等により収益も改善した。 記:2022/06/22
6,470
9/4 15:00
-50(-0.77%)
時価総額 860,251百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
3329 東証スタンダード
2,104
9/4 15:00
-8(-0.38%)
時価総額 17,223百万円
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3674 東証グロース
380
9/4 15:00
-5(-1.3%)
時価総額 4,109百万円
商品流通支援サービス会社。オークション、ショッピングの価格比較の「aucfan」の運営や在庫の流通支援プラットフォームを提供する。今期1Qはインキュベーション事業で営業投資有価証券の売却が寄与した。 記:2024/04/11
3816 東証スタンダード
1,099
9/4 14:44
-19(-1.7%)
時価総額 4,341百万円
独立系システム開発会社。ICTソリューションの提供などソフトウェア開発関連の売上構成比率が高い。各種スクール向けクラウドソリューション等も展開。取引社数は約400社。ソフトウェア開発関連は受注順調。 記:2024/05/10
3842 東証グロース
750
9/4 14:37
+12(1.63%)
時価総額 2,319百万円
通信キャリア向けに通信のコアシステムの提供等を行うボイスコミュニケーション事業が主力。DXソリューションサービス等も。NTTグループなどが主要取引先。クラウドサービスなどサブスク型ビジネスは成長。 記:2024/06/03
3930 東証グロース
753
9/4 14:58
-17(-2.21%)
時価総額 2,274百万円
ブログ作成・閲覧サービス「はてなブログ」を運営。法人向け受託開発なども。24.7期上期は「はてな」関連の広告収入停滞。だが受託サービスが伸長し、通期計画に対する進捗順調。漫画アプリの大型開発案件も大詰め。 記:2024/04/11
3990 東証グロース
398
9/4 15:00
-15(-3.63%)
時価総額 7,929百万円
国内最大のユーチューバー事務所。HIKAKIN、はじめしゃちょーなどが所属。フリークアウトHD傘下。アドセンス、ゲーム、イベントは構造改革推進で収益力の強化を図る。クリエイター関連商品の販売は順調。 記:2024/06/09
3,140
9/4 15:00
-200(-5.99%)
時価総額 97,667百万円
業務効率化やサービス、製品の価値向上、サービスのモデル革新の実現支援等のソリューションやソフトウエアプロダクトを提供する。今期1Qは生成AI関連のソリューション案件やストック型売り上げが堅調に推移した。 記:2024/04/12
3996 東証スタンダード
510
9/4 15:00
-50(-8.93%)
時価総額 6,518百万円
金融機関等の基幹システム構築・更改のPMO支援などを行うコンサルティング事業が主力。コンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」等のイノベーション事業も。コンサル事業は受注順調。DX伴走支援サービスを開始。 記:2024/06/09
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4425 東証グロース
1,577
9/4 15:00
-153(-8.84%)
時価総額 15,563百万円
人工知覚アルゴリズムの研究開発及びライセンス提供を行う。自己位置推定、環境地図作成を同時に行うSLAM技術を独自開発。製品関連売上の拡大図る。フィンランド天然資源研究所に独自の人工知覚技術を提供。 記:2024/07/08
4429 東証グロース
1,440
9/4 15:00
-50(-3.36%)
時価総額 6,468百万円
豪州アトラシアン社製法人向けソフトの販売・導入支援等を行う。自社ソフト開発等も手掛ける。ANA、富士フイルムなどが主要顧客。ライセンス売上はクラウド版の比率が上昇。26.2期売上高100億円超目指す。 記:2024/05/17
4431 東証グロース
2,382
9/4 15:00
-149(-5.89%)
時価総額 46,766百万円
POSシステム会社。クラウドサービス「スマレジ」を提供。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3万4288店と増加続く。平均解約率は低水準維持。24.4期3Qは大幅増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
4563 東証グロース
55
9/4 15:00
-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4579 東証グロース
610
9/4 15:00
-20(-3.17%)
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旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
4582 東証グロース
253
9/4 15:00
-13(-4.89%)
時価総額 11,610百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
4597 東証グロース
45
9/4 15:00
-3(-6.25%)
時価総額 8,707百万円
がん治療薬、がん支持療法医薬品の開発・販売等を行う。がん領域に特化。販売開始済製品にSancuso、エピシル、ダルビアス。開発品に細胞内スーパーオキシド除去剤「SP-04」など。日本などアジア市場に注力。 記:2024/07/08
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
7049 東証グロース
604
9/4 15:00
-19(-3.05%)
時価総額 4,999百万円
マネジメントコンサルサービス、プラットフォームサービスの組織コンサルティング事業が主力。スポーツエンタテインメント事業等も手掛ける。識学基本サービスの契約社数は690社超。ストック型収入は順調に増加。 記:2024/05/08
7776 東証グロース
830
9/4 15:00
-45(-5.14%)
時価総額 26,559百万円
東京女子医大発のバイオベンチャー。細胞培養器材の販売のほか、再生医療受託事業、細胞シート再生医療事業を手掛ける。細胞培養技術に強み。細胞培養器材事業では既存代理店との協業強化で器材製品の拡販図る。 記:2024/06/24