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前場に注目すべき3つのポイント~短期資金はバイオ株に集中か

2019/2/21 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~短期資金はバイオ株に集中か 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:短期資金はバイオ株に集中か ■前場の注目材料:日本リテール、19年2月期業績予想を上方修正、営業減益幅は縮小 ■マキタ、日米欧で物流拡販、園芸機器など在庫管理徹底、拠点増設100億円 ■短期資金はバイオ株に集中か 21日の日本株市場は底堅さが意識されつつも、こう着感の強い相場展開になりそうだ。20日の米国市場はNYダウが63ドル高となった。ただし、FOMC議事録発表後に一時下落に転じるなど不安定な値動きをみせており、手掛けづらさにつながろう。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円安の21405円。円相場は1ドル110円80銭台で推移している。 FOMC議事録については、量的緩和によって膨らんだバランスシート縮小の年内終了について連銀当局者の意見が概ね一致したが、今後の利上げ方針については意見が分かれたようである。また、米サウスウエスト航空は、政府機関閉鎖による悪影響を理由に業績見通しを引き下げるなど、政府機関閉鎖の影響が出ている点は重石になりやすいところである。 その他、日経平均は足元で緩やかながらリバウンド基調が継続しており、昨日は節目の21500円に迫る局面がみられた。とは言え、薄商いの中をインデックスに絡んだ商いに振らされやすく、時にここ最近はソフトバンクG<9984>の値動きに振らされている。米株高や為替相場の円安基調などを手掛かりに、値がさハイテク株などの動きなども影響を与えることになりそうである。基本的には先物の主導によるインデックス売買が中心になりそうであるが、幅広い物色というよりも、リバランスの商いが続くことになりそうだ。 その他は、個人主体の材料株物色といったところか。アンジェス<4563>は遺伝子薬が国内初承認される見通しとの報道から動意が期待されることになろうが、他のバイオ関連への刺激材料にもなりそうである。また、資金回転の速さから物色の持続性は期待しづらく、売り込まれていた銘柄への自律反発狙いのほか、季節性からは、2月決算企業の配当狙いといった動きが意識されよう。 ■日本リテール、19年2月期業績予想を上方修正、営業減益幅は縮小 日本リテール<8953>は20日、2019年2月期の業績予想を修正。営業収益は従来の302.21億円から305.33億円に、営業利益が同118.07億円から128.33億円に上方修正した。営業利益は前期比7.5%減に減益幅の縮小を見込む。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21431.49、+128.84) ・NYダウは上昇(25954.44、+63.12) ・ナスダック総合指数は上昇(7489.07、+2.30) ・1ドル110円80-90銭 ・VIX指数は低下(14.02、-0.86) ・SOX指数は上昇(1360.28、+11.79) ・米原油先物は上昇(57.16、+0.71) ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・シャープ<6753>8K映像製作支援、器材・技術供与、配信サービス、収益力を強化 ・マキタ<6586>日米欧で物流拡販、園芸機器など在庫管理徹底、拠点増設100億円 ・楽天<4755>5G試験ラボ、クラウドで繰り返し検証、印マヒンドラと連携 ・MURO<7264>HV用モーター部品受注、大型プレス7月導入、月4万個体制 ・陸自車両、コマツ<6301>開発中止 防衛省にも伝達 高コスト低利益 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 豪・1月失業率(予想:5.0%、12月:5.0%) ・09:30 豪・1月雇用者数増減(予想:+1.5万人、12月:+2.16万人) 《SF》
関連銘柄 7件
4563 東証グロース
55
9/4 15:00
-5(-8.33%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4755 東証プライム
1,002
9/4 15:00
-65.5(-6.14%)
時価総額 2,065,132百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6586 東証プライム
4,721
9/4 15:00
-179(-3.65%)
時価総額 1,321,965百万円
電動工具国内最大手。製品販売国は約170ヵ国。海外売上高比率が高い。コードレスのラインナップ拡充図る。園芸用機器の需要増などにより、国内売上は増加。24.3期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/13
6753 東証プライム
969.1
9/4 15:00
-12.9(-1.31%)
時価総額 630,309百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7264 東証スタンダード
1,367
9/4 9:29
-3(-0.22%)
時価総額 8,948百万円
自動車部品などの開発・製造を行う精密部品メーカー。栃木県宇都宮市に本社。駆動伝達・操縦装置部品、エンジン部品等を手掛ける金属関連部品事業が主力。金属関連部品事業では自動車以外の事業領域拡大等に注力。 記:2024/08/01
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17