マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
4/30 0:02:51
13,531,986
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新興市場見通し:決算一巡で需給選別しつつ中小型株物色、19年最初のIPOも

2019/2/16 15:01 FISCO
*15:01JST 新興市場見通し:決算一巡で需給選別しつつ中小型株物色、19年最初のIPOも 先週の新興市場では、日経平均につれてマザーズ指数、日経ジャスダック平均とも上昇した。米政府機関の閉鎖回避や米中通商協議の進展に対する期待から日経平均が一時21000円台を回復し、新興市場でも投資家心理が上向いた。ただ、週末にかけては利益確定売りが優勢となり、上げ幅を縮めた。また、時価総額上位銘柄の一角などが値を崩したため、マザーズ指数の上昇率は日経平均に比べ低かった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+2.8%であったのに対して、マザーズ指数は+1.1%、日経ジャスダック平均は+0.8%だった。 個別では、メルカリ<4385>が週間で15.7%高、ミクシィ<2121>が同6.0%高となり、マザーズ指数を押し上げた。メルカリはスマートフォン決済サービス「メルペイ」の提供を開始している。ただ、サンバイオ<4592>が同13.5%安となったほか、Kudan<4425>やジャパンインベストメントアドバイザー<7172>は利益確定売りがかさみ2割前後下落した。MTG<7806>は同44.2%安で週間のマザーズ下落率トップ。今第1四半期決算の進捗率の低さを嫌気した売りが広がり、上場来安値を大きく更新した。一方、売買代金上位ではオンコリスバイオファーマ<4588>が大幅上昇し、好決算のオイシックス・ラ・大地<3182>なども買われた。また、ソフトマックス<3671>などが上昇率上位に顔を出した。ジャスダック主力では、決算発表した日本マクドナルドHD<2702>が同3.7%高、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>が同6.1%高となった。マクドナルドは今期も2ケタの営業増益見通しで、ハーモニックは今期予想を据え置き安心感につながったようだ。ワークマン<7564>は同2.1%安と軟調だった。売買代金上位では今期黒字化見通しのラクオリア創薬<4579>が人気化し、リリカラ<9827>などが週間のジャスダック上昇率上位に顔を出した。反面、経営再建中の大塚家具<8186>は増資や提携を発表したものの売られ、上場廃止となるシベール<2228>が下落率トップだった。 今週の新興市場では、18年4-12月期の決算発表が一巡したことで、個人投資家の物色が東証1部の主力株から中小型株にシフトすることが期待される。しかし、決算発表を通過して大きく値を崩した銘柄が散見されるため、値動きや需給面で選別する動きが強まるだろう。マザーズ主力株も方向感はまちまちで、マザーズ指数は強含みながらも引き続き900pt手前で推移しそうだ。 マザーズの好業績銘柄ではUUUM<3990>が高値圏で推移しているほか、ラクス<3923>が戻り歩調を強めている。ジャスダックのUTグループ<2146>や鈴茂器工<6405>では一部証券会社の目標株価引き上げが観測されているが、決算発表が一巡してレーティングや目標株価を見直す動きが相次ぎそうだ。改めて決算内容に注目してみるのも良いだろう。なお、先週末はALBERT<3906>などが決算発表している。ビッグデータ分析で注目されるALBERTは業績の高い伸びが続く見通し。 IPO関連では、2月22日に識学<7049>がマザーズへ新規上場する。19年最初のIPOとなる。業績成長率が高いうえ、公開規模が小さいため、個人投資家の初値期待は高まっているようだ。なお、先週はカオナビ<4435>(3月15日、マザーズ)など6社の新規上場が発表されており、3月のIPO件数は現時点で11社まで増えている。 《FA》
関連銘柄 22件
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
2146 東証プライム
2,778
9/4 15:00
-102(-3.54%)
時価総額 112,128百万円
製造業中心に人材派遣・請負等を行うUTエイムなどを傘下に収める持株会社。半導体、自動車関連企業などが取引先。構造改革ソリューションの提供等も。技術職社員数は5万2000名超。製造派遣分野に経営資源集中。 記:2024/08/13
2228 JQスタンダード
23
2/15 15:00
-21(-47.73%)
時価総額 42百万円
山形県地盤の洋菓子メーカー。首都圏の店舗を閉鎖し、山形県内と仙台市内で店舗を展開。通信販売も行う。看板商品のラスクのブーム終焉により業績が悪化し、今年1月に民事再生手続きを申請。2月18日付で上場廃止に。 記:2019/01/23
6,470
9/4 15:00
-50(-0.77%)
時価総額 860,251百万円
国内最大のハンバーガーチェーン。1971年創業。2900店舗超。米マクドナルド・コーポレーションとライセンス契約を締結。時間帯に合わせたメニューラインアップを強化。デリバリーサービスの提供店舗拡大図る。 記:2024/07/29
3182 東証プライム
1,320
9/4 15:00
-32(-2.37%)
時価総額 50,197百万円
食材宅配会社。自然食品のサブスク宅配サービス「ネットスーパーOisix」を展開する。「大地を守る会」や「らでぃしゅぼーや」等のサービスも行う。シダックスを傘下に持つ。今期3Q累計は主力サービスが増加した。 記:2024/04/09
3671 東証グロース
782
9/4 14:59
-17(-2.13%)
時価総額 4,681百万円
医療IT企業。Web型電子カルテ、医事会計などの総合医療情報システム「PlusUsシリーズ」の提供等を行う。グループウェア等の導入支援も。新規のパブリッククラウド、既存顧客のリプレイス需要の取り込み図る。 記:2024/07/05
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
3923 東証プライム
2,346.5
9/4 15:00
-75(-3.1%)
時価総額 425,223百万円
経費精算システム「楽楽精算」が主力。電子請求書発行システム「楽楽明細」やクラウド型販売管理システム「楽楽販売」などのほか、IT人材事業も展開。楽楽精算は累計導入社数が1.7万社超。成長投資を継続。 記:2024/08/23
3990 東証グロース
398
9/4 15:00
-15(-3.63%)
時価総額 7,929百万円
国内最大のユーチューバー事務所。HIKAKIN、はじめしゃちょーなどが所属。フリークアウトHD傘下。アドセンス、ゲーム、イベントは構造改革推進で収益力の強化を図る。クリエイター関連商品の販売は順調。 記:2024/06/09
4385 東証プライム
2,343
9/4 15:00
-162.5(-6.49%)
時価総額 376,921百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4425 東証グロース
1,577
9/4 15:00
-153(-8.84%)
時価総額 15,563百万円
人工知覚アルゴリズムの研究開発及びライセンス提供を行う。自己位置推定、環境地図作成を同時に行うSLAM技術を独自開発。製品関連売上の拡大図る。フィンランド天然資源研究所に独自の人工知覚技術を提供。 記:2024/07/08
4579 東証グロース
610
9/4 15:00
-20(-3.17%)
時価総額 12,794百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
607
9/4 15:00
-28(-4.41%)
時価総額 12,312百万円
新規抗がん剤「テロメライシン」の開発を行う創薬バイオ企業。HIV治療薬やウイルス感染症治療薬、神経難病治療薬の開発等も。富士フイルム富山化学と販売提携契約締結。テロメライシンに経営リソースを集中。 記:2024/07/08
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
3,385
9/4 15:00
-90(-2.59%)
時価総額 326,026百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6405 東証スタンダード
1,359
9/4 15:00
-37(-2.65%)
時価総額 17,613百万円
世界トップの寿司ロボットが柱の米飯加工機メーカー。業務用厨房向け衛生資材の製造・販売や店舗システムの開発・販売も。国内売上は増加。ご飯盛付けロボットはホテル等で新規顧客拡大。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/14
7049 東証グロース
604
9/4 15:00
-19(-3.05%)
時価総額 4,999百万円
マネジメントコンサルサービス、プラットフォームサービスの組織コンサルティング事業が主力。スポーツエンタテインメント事業等も手掛ける。識学基本サービスの契約社数は690社超。ストック型収入は順調に増加。 記:2024/05/08
1,188
9/4 15:00
-82(-6.46%)
時価総額 73,137百万円
航空機や船舶、海運コンテナのオペレーティング・リース事業が主力。環境エネルギー事業、不動産事業、プライベート・エクイティ投資事業等も展開。オペレーティング・リース事業以外の売上高拡大などに取り組む。 記:2024/08/01
7564 東証スタンダード
4,540
9/4 15:00
-15(-0.33%)
時価総額 371,585百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
7806 東証グロース
1,508
9/4 15:00
-9(-0.59%)
時価総額 60,444百万円
美容・健康機器等を手掛けるファブレスメーカー。ReFa、SIXPADなどのブランドを展開。ファインバブルシャワーヘッド等で国内メーカーシェアトップ。ヘアブラシは顧客ニーズに合わせたラインナップ展開を強化。 記:2024/08/22
8186 JQスタンダード
276
8/27 15:00
+1(0.36%)
時価総額 16,106百万円
家具専門店大手。中高級品・輸入家具に強み。22.4期はコロナ影響で苦戦。だがコスト削減などが効き採算上向く。継続前提に重要事象。親会社のヤマダHDが株式交換により完全子会社予定。8月30日付で上場廃止に。 記:2021/08/15
9827 東証スタンダード
602
9/4 15:00
-23(-3.68%)
時価総額 7,623百万円
独自開発の内装材商品を工務店などに販売。オフィス家具や事務用品の仕入販売も。24.12期は円安に伴う仕入価格上昇が響く見込み。DOE5%以上目標に増配予定。新中計では26.12期に営業益20億円を目指す。 記:2024/04/11