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前場に注目すべき3つのポイント~TOPIX型選好かハイテク株へのシフトを見極め

2019/2/5 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~TOPIX型選好かハイテク株へのシフトを見極め 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:TOPIX型選好かハイテク株へのシフトを見極め ■前場の注目材料:昭電工、19年12月期営業益1800億円強との観測、サプライズなし ■ディスコ、新工場建設、半導体製造装置、広島・呉に最大規模 500億円投資 ■TOPIX型選好かハイテク株へのシフトを見極め 5日の日本株市場は、米株高を材料視するものの、引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。4日の米国市場は、NYダウが175ドル高となった。先週の良好な経済統計を受けて、FRBによる利上げ一時停止の方針に懐疑的な見方が広がり、今週の連銀高官の講演内容を見極めたいとの思惑から売りが先行。その後は引け後に予定される検索大手アルファベットの決算への期待から、ハイテク主導で切り返す格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円高の20880円。円相場は1ドル109円90銭台で推移している。 アルファベットの決算については、売上高、一株利益ともに予想を上振れたものの、時間外取引で3%を超える下落となっており、波及効果は期待しづらいところである。ただし、為替市場での円安基調が下支えとなりそうであり、相場全体の底堅さは意識されやすいと考えられる。昨日はTOPIX型のインデックス売買を中心に強含みの動きをみせていたが、まずはこの流れが続くのかを見極めたいところである。リバランス中心であるため、再びハイテク株へのシフトとなるようだと、昨日堅調だった資源や金融、医薬品セクターは手掛けづらくなりそうだ。 その他、決算発表が本格化しているが、昨日発表のところではサプライズ的な決算はなく、中小型株の決算を手掛かりとした個別物色が中心になりやすい。その他、昨日もサンバイオ<4592>がストップ安比例配分となった。値幅制限が倍になっているが完全合致とはならず、需給懸念は根強いだろう。とはいえ、好業績に対する物色が活発な他、その他のマザーズ銘柄への物色もみられており、全体の需給悪化懸念から、個別の需給懸念との見方に落ち着いてきている。目先的には決算を手掛かりとした日替わり物色が活発化することになろう。 ■昭電工、19年12月期営業益1800億円強との観測、サプライズなし 昭電工<4004>の2018年12月期の営業利益は前期比2.3倍の1800億円強になったもようだとの観測が報じられている。会社計画(1700億円)を上回り、2期連続で過去最高となる。ただし、市場コンセンサスは1880億円程度であり、材料視されるもののサプライズ感はないだろう。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(20883.77、+95.38) ・NYダウは上昇(25239.37、+175.48) ・ナスダック総合指数は上昇(7347.54、+83.67) ・SOX指数は上昇(1293.88、+6.48) ・VIX指数は低下(15.73、-0.41) ・シカゴ日経225先物は上昇(20880、大阪比+30) ・1ドル109円80-90銭 ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・ディスコ<6146>新工場建設、半導体製造装置、広島・呉に最大規模 500億円投資 ・京セラ<6971>欧州2社買収、セラミックス製造拠点確保 ・日野自<7205>インドネシアで倍増、商用車販売、地域特性対応 ・堀場製<6856>計測機にサイバー対策、車向け技術活用、侵入・データ改ざん防止 ・みらかHD<4544>セルメスタ買収、「未病」対処など開拓 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:30 メスター米クリーブランド連銀総裁が討論会出席(経済見通しと金融政策) ・09:30 豪・12月貿易収支(予想:+22.25億豪ドル、11月:+19.25億豪ドル) ・09:30 豪・12月小売売上高(前月比予想:0.0%、11月:+0.4%) 《SF》
関連銘柄 7件
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
2,645.5
9/4 15:00
-19(-0.71%)
時価総額 152,034百万円
遺伝子関連検査等を行う検査・関連サービス事業が主力。染色体検査で国内トップシェア。特殊検査に強み。臨床検査薬事業、滅菌関連事業等も。臨床検査薬事業ではCDMO・原材料供給事業中心にベース事業が順調。 記:2024/06/15
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
6146 東証プライム
36,210
9/4 15:00
-3,950(-9.84%)
時価総額 3,922,159百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6856 東証プライム
8,930
9/4 15:00
-556(-5.86%)
時価総額 379,820百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7205 東証プライム
420.5
9/4 15:00
-13(-3%)
時価総額 241,611百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25