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前場に注目すべき3つのポイント~村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか

2019/2/1 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか 1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか ■前場の注目材料:村田製、3Q営業利益2250億円、コンセンサス上回る ■マキタ、AIが電話対応、販売店の問い合わせ、英語圏で年内開始 ■村田製、コマツなどがセンチメントを明るくさせるか 1日の日本株市場は、戻り高値水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。1月31日の米国市場では、米連邦準備理事会(FRB)による利上げ一時停止の方針や、米中貿易交渉への楽観的な見方が広がったが、前日の大幅上昇の反動もあり、NYダウは小幅に下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20825円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好になりそうだ。その後はこう着感が強まる中で、決算を手掛かりとした個別物色になりそうだ。 ファナック<6954>については、下方修正が嫌気されるかにみられたが、米国預託証券(ADR)では底堅い値動きをみせており、指数の下支えとして意識されよう。その他、決算評価では村田製<6981>、コマツ<6301>辺りが主力処では注目されることになる。一方で、任天堂<7974>については、決算内容自体は良好だったが、「ニンテンドースイッチ」の年間の目標販売台数を2000万台から1700万台に引き下げた影響が警戒されそうだ。 その他、米中貿易摩擦の解決を目指す中国は、習国家主席とトランプ米大統領の会談に望みを託していると、事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたと米紙WSJが報じている。中国高官レベルの交渉団は米国に対し、トランプ氏と習氏の会談を設定することを提案していると伝えている。トランプ大統領は、「友人である習国家主席と近い将来に会談するまで、最終的な合意とはならない」とツイッターで述べており、一先ず小康状態といったところであろう。 また、サンバイオ<4592>の急落から個人の投資意欲が冷え込んでいることを警戒しつつも、昨日のマザーズ指数は反発をみせている。自律反発の域ではあろうが、前日の大幅な下げに対するリバウンドをみせたことは安心感につながろう。中小型株についても好決算企業に対しては素直に評価した資金が流入しており、需給懸念がくすぶる中ではあるが、物色意欲は根強いといったところであろう。決算が本格化する中、引き続き決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になりそうだ。 ■村田製、3Q営業利益2250億円、コンセンサス上回る 村田製<6981>は31日、第3四半期決算を発表。売上高は前年同期比17.7%増の1兆2160億円、営業利益が同54.6%増の2250億円だった。コンセンサス(2050億円程度)を上回った。主力の積層セラミックコンデンサー(MLCC)は車載機器向けや、IoT機器向けに引き合いが強まっている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(20773.49、+216.95) ・ナスダック総合指数は上昇(7281.74、+98.66) ・1ドル108円80-90銭 ・SOX指数は上昇(1272.09、+0.33) ・VIX指数は低下(16.57、-1.09) ・米長期金利は低下 ・シカゴ日経225先物は上昇(20825、大阪比+75) ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・曙ブレーキ<7238>再生計画、5月にも策定、若手登用、米見直し ・マキタ<6586>AIが電話対応、販売店の問い合わせ、英語圏で年内開始 ・ニッパツ<5991>ECU用冷却部品参入、専門部隊で開発 ・日産自<7201>福島にカーシェア拠点、片道利用サービス開始 ・新東工<6339>力覚センサー参入、産ロボ用、レプトリノと提携、高精度・低価格品で ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月有効求人倍率(予想:1.63倍、11月:1.63倍) ・08:30 12月失業率(予想:2.5%、11月:2.5%) <海外> ・10:45 中・1月財新製造業PMI(予想:49.6、12月:49.7) 《SF》
関連銘柄 10件
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
5991 東証プライム
1,673
9/4 15:00
-42.5(-2.48%)
時価総額 408,322百万円
自動車用ばねメーカー。自動車用懸架ばね、ハードディスクドライブ用サスペンションで世界トップシェア。大手自動車メーカーなどが主要取引先。25.3期はHDD関連部品、半導体プロセス部品の数量回復などを見込む。 記:2024/06/28
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6339 東証プライム
1,012
9/4 15:00
-39(-3.71%)
時価総額 55,236百万円
鋳造設備機械メーカー。1934年創業。鋳造設備で世界トップシェア。表面処理事業、集塵機等の環境事業、搬送事業、特機事業も。自動車関連企業が主要顧客。付加価値追求で競争力向上図る。25.3期は2桁増収計画。 記:2024/07/26
6586 東証プライム
4,721
9/4 15:00
-179(-3.65%)
時価総額 1,321,965百万円
電動工具国内最大手。製品販売国は約170ヵ国。海外売上高比率が高い。コードレスのラインナップ拡充図る。園芸用機器の需要増などにより、国内売上は増加。24.3期3Qは大幅増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/13
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7238 東証プライム
135
9/4 15:00
-5(-3.57%)
時価総額 18,359百万円
ブレーキ、ブレーキ用摩擦材の開発・生産・販売等を行う。1929年創業。自動車用ディスクブレーキ等が主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。中国系完成車メーカー向けに高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/07/04
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28