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後場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも2万円台での底堅さが意識される

2019/1/7 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~こう着ながらも2万円台での底堅さが意識される 7日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、こう着ながらも2万円台での底堅さが意識される ・ドル・円は反落、利益確定売りで ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は大幅反発、こう着ながらも2万円台での底堅さが意識される 日経平均は大幅反発。551.41円高の20113.37円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えた。予想を上回る米雇用統計のほか、パウエルFRB議長の発言が好感された4日の米 国市場の上昇の流れを受け、日経平均は寄り付き直後には20266.22円まで上げ幅を拡大させる局面もみられた。その後はやや上げ幅を縮める格好とはなったが、2万円を上回る水準での推移が続いている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が2000を超えており、全体の94%を超える全面高商状となった。セクターでは33業種全てが上昇しており、海運、電気機器、機械、不動産、その他製品の上昇率は4%を超えている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>がけん引。 日経平均はギャップアップからのスタートで寄り付き後早い段階で2万円を回復し、一気に大発会の下落部分を吸収した。買い一巡後はやや上げ幅を縮めてはいるものの、2万円を上回っての推移が続いており、売り仕掛けは入りづらいだろう。また、米中両国は北京で7日から貿易問題を巡る次官級協議を開く。協議進展への期待が高まる一方で、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところである。その他、週末にアップルが買い戻されているが、米国では決算が今後本格化することで、アップル同様、中国に依存する米企業は、逆風に直面する可能性が高いとの見方もされている。下方修正が相次ぐようだと、景気減速懸念がより高まることになることも考えられる。そのため、上値追いは慎重になりやすいところである。 その中で、マザーズ指数の強さが目立っている。個人主体の短期資金が中心とはみられるが、日経平均がこう着ながらも2万円台での底堅さが意識されることで、外部環境に左右され難い中小型株に資金が向かいやすいだろう。日経平均が2万円を下回る局面では一気に利益確定の流れが強まる可能性があるものの、調整局面での押し目買い意欲は強いとみられる。 ■ドル・円は反落、利益確定売りで 7日午前の東京市場でドル・円は反落。日本株の大幅高を受けリスク選好的な円売りが先行したものの、ドルは利益確定売りで押し下げられた。 ドル・円は108円半ばで寄り付いた後、米株高を背景に日経平均株価が一時、前営業日比700円超高となり、リスク選好的な円売りでドルは108円60銭台まで強含んだ。ただ、その後は108円台後半の利益確定売りに押され、ドルは値を下げた。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、ドルは目先も底堅い値動きが見込まれる。ただ、日経平均が後場20000円台を維持できなければ円買いに振れやすい見通し。ま た、米予算編成に関する与野党攻防の株価への影響も懸念される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は108円26銭から108円62銭、ユーロ・円は123円62銭から123円92銭、ユーロ・ドルは1.1396ドルから1.1423ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・キクカワエンタープライズ<6346>やカネヨウ<3209>など、12銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・12月マネタリーベース:前年比+4.8%(+5.8%、11月:+6.1%) <国内> 特になし <海外> ・16:00 独・11月製造業受注(前月比予想:-0.2%、10月:+0.3%) 《HH》
関連銘柄 7件
3209 東証2部
899
3/16 14:51
+6(0.67%)
時価総額 1,265百万円
寝装具や寝装用原料、インテリア用品の専門商社。中近東向け生地輸出に強み。20.3期3Q累計は暖冬や客先の在庫調整で羽毛原料や寝装品の販売が伸びず。筆頭株主の兼松によるTOB成立。3月17日付で上場廃止に。 記:2020/03/07
8,406
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-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6346 東証スタンダード
4,830
9/4 11:15
+115(2.44%)
時価総額 6,376百万円
1897年創業の木材加工機メーカー。三重県伊勢市に本社。製材機械や合板仕上加工機、木工機械のほか、航空機用アルミ材加工マシニングセンタ等の工作機械も。研究開発棟の活用などで製品競争力の向上を図る。 記:2024/07/26
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17