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前場に注目すべき3つのポイント~アップルの下方修正により世界的な景気減速への警戒

2019/1/4 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~アップルの下方修正により世界的な景気減速への警戒 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:アップルの下方修正により世界的な景気減速への警戒 ■前場の注目材料:高島屋、3Q営業益10.7%減、コンセンサスの範囲内 ■クラリオン<6796>複数台の車載カメラ対応、洗浄システム開発 ■アップルの下方修正により世界的な景気減速への警戒 2019年の大発会は、波乱含みの相場展開になりそうだ。日本が祝日中に為替市場では円高が加速。また、3日の米国市場ではアップルが中国市場での需要後退を理由に売上高見通しを下方修正したことが嫌気され、NYダウは660ドル超の下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比470円安の19370円となり、これにサヤ寄せする格好からのギャップ・ダウンからのスタートとなろう。 2018年大納会の日経平均は辛うじて2万円をキープし、一先ずセンチメント悪化は避けられた格好であったが、アップルの下方修正により世界的な景気減速への警戒感が高まることになりそうである。米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長は、成長鈍化や通商摩擦の激化を背景に、収益の大部分を中国に依存する米企業は、向こう数カ月に逆風に直面する可能性が高いとの見方を示したと伝えられている。 1月前半には米政府が中国当局者との貿易協議のため中国を訪問する予定であり、協議進展に市場の関心がより集まることになろう。もっとも、米中協議期限の2月末までは日々変わる報道やトランプ大統領によるツイッター発言から、波乱含みの相場展開が警戒されることにもなる。 一方で、2019年は元号改正により1年を通じてお祝いムードが高まる。消費増税に向けた景気対策も支援材料となるだろう。2018年後半の急落によって個別ではイレギュラーな価格形成もみられ、成長期待の大きい銘柄や政策期待が高まる銘柄等へは、やや中長期的なスタンスでの資金流入が新春相場において意識されてくるだろう。また、株式の下落に伴う比率低下により、年金資金収入への思惑も高まりそうである。 ■高島屋、3Q営業益10.7%減、コンセンサスの範囲内 高島屋<8233>が12月28日に発表した第3四半期決算は、売上高は前年同期比1.6%高の65 95.95億円、営業利益が同10.7%減の193.83億円だった。通期計画に対する進捗率は6 2%にとどまるが、コンセンサス(194億円)の範囲内。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(47.09、+0.55) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・企業業績改善への期待感 ・クラリオン<6796>複数台の車載カメラ対応、洗浄システム開発 ・ホシザキ<6465>中国市場参入、業務用食器洗浄機に現地モデル ・信越ポリ<7970>タイの合成樹脂メーカー買収 ・三住建設<1821>IoTで出荷工程管理、システム第一弾 ・コマツ<6301>無人運転の建機商用化、創業100周年の21年にも2機種開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:40 東証大発会 <海外> ・10:45 中・12月財新サービス業PMI(予想:53.0、11月:53.8) 《DM》
関連銘柄 6件
1821 東証プライム
374
9/4 15:00
-10(-2.6%)
時価総額 60,840百万円
総合建設会社準大手。三井建設、住友建設が2003年に合併して誕生。超高耐久橋梁等に強み。HARUMI FLAG PARK VILLAGEなどで施工実績。総還元性向50%目安。施工・品質管理体制の強化図る。 記:2024/09/02
6301 東証プライム
3,813
9/4 15:00
-206(-5.13%)
時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6465 東証プライム
4,542
9/4 15:00
-105(-2.26%)
時価総額 657,972百万円
業務用厨房機器メーカー。1947年創業。愛知県豊明市に本社。冷蔵庫や製氷機、ディスペンサ、食器洗浄機等を手掛ける。製氷機で国内トップシェア。米国など海外でも事業展開。国内は飲食外市場の積極的な開拓進める。 記:2024/09/03
6796 東証1部
2,495
3/22 15:00
+1(0.04%)
時価総額 141,090百万円
車載機器メーカー。カーナビ、カーオーディオ、車載用カメラ等を手掛ける。日立グループ。業務用車載システムはバス機器分野でトップシェア。仏フォルシアの子会社がTOB開始。日本低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/01/30
7970 東証プライム
1,503
9/4 15:00
-61(-3.9%)
時価総額 124,182百万円
信越化学工業傘下の樹脂加工メーカー。入力デバイスや半導体関連容器、ラッピングフィルム等を手掛ける。半導体搬送用ボックスなどで世界シェアトップクラス。主力製品の拡販、生産・供給体制の拡充などに注力。 記:2024/08/12
8233 東証プライム
1,095.5
9/4 15:00
-38(-3.35%)
時価総額 358,946百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06