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後場に注目すべき3つのポイント~節目の20000円割れが視野に

2018/12/21 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~節目の20000円割れが視野に 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅に4日続落、節目の20000円割れが視野に ・株安継続、ドルは111円台前半で上げ渋る展開 ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は大幅に4日続落、節目の20000円割れが視野に 日経平均は大幅に4日続落。363.28円安の20029.30円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えている。 20日の米株式市場でNYダウは464ドル安と大幅続落し、およそ1年2カ月ぶりの安値となった。前の日の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げやパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の会見内容が嫌気されてアジア・欧州株が大幅下落し、米株式市場でも売りが先行。トランプ大統領が2019年2月までのつなぎ予算案に署名しない意向が伝わると、政府機関閉鎖への警戒感から下げ幅を広げた。日経平均は前日、FOMC結果を受けて595円安と大きく下落していたが、本日も米株安や為替の円高を嫌気して82円安からスタートした。寄り付き後しばらくは20200~20300円水準でのもみ合いが続いていたが、前引けにかけて弱含み、節目の20000円近辺まで下落する場面があった。東証1部銘柄の96%が下落する全面安の展開だった。 個別では、任天堂<7974>が4%超、ソニー<6758>やユニファミマ<8028>が5%超下落したほか、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、トヨタ自<7203>など売買代金上位は全般軟調。ユニファミマはドンキHD<7532>に対する株式公開買付け(TOB)が不調に終わり、経営戦略の再考を迫られるなど先行き不透明感が強まった。また、投資家心理の悪化で中小型株が引き続き大きく売られており、アイエスビー<9702>やDI<4310>などが東証1部下落率上位に顔を出した。一方、直近上場のソフトバンク<9434>が4%高と大幅続伸。前日の株価が安寄り後に切り返したことで、目先のリバウンドに期待した買いが向かったようだ。武田薬<4502>や東エレク<8035>、TDK<6762>も逆行高。また、来春の清涼飲料値上げを発表したコカBJH<2579>が東証1部上昇率トップとなり、サントリーBF<2587>や伊藤園<2593>も大きく買われた。セクターでは、その他金融業、海運業、その他製品などが下落率上位で、その他も全般軟調。空運業のみ上昇した。 米FOMC通過後のあく抜け期待も消え、日経平均は節目の20000円割れが視野に入ってきた。実際に20000円を割り込んだ場合、予想PER11倍程度となる19590円、あるいはPBR1倍程度となる19240円までの調整が意識される可能性がある。米国では利上げの影響に加え、つなぎ予算案を巡るトランプ氏と議会の対立やマティス国防長官の辞任を受けて政権運営に対する懸念が強まっている。後場に入れば日銀による上場投資信託(ETF)買い入れ観測が支えとなるものの、積極的な買いが入りにくいだけに、上述したようなシナリオも念頭に置いておく必要があるだろう。 新興市場ではマザーズ指数が5%を超える下落となり、取引時間中としては2016年11月以来、およそ2年1カ月ぶりに800ptを割り込んだ。IPO銘柄では売りがかさむ一方、買いが入らず初値が付かないケースも出てきており、個人投資家のマインド悪化や買い余力低下が鮮明となっている。ひとまず外部環境の落ち着きを待ちたいところだ。 ■株安継続、ドルは111円台前半で上げ渋る展開 21日午前の東京市場でドル・円は111円20銭台で推移。日経平均は363.28円安の20029.30円で午前中の取引を終えた。日経平均株価の2万円割れを警戒してリスク選好的なドル買い・円売りは引き続き抑制されている。米政府機関閉鎖の可能性があることは依然としてドル売り材料になっているようだ。ここまでのドル・円は111円09銭から111円31銭で推移。 ・ユーロ・円は、127円26銭から127円53銭で推移 ・ユーロ・ドルは、1.1444ドルから1.1462ドルで推移 ■後場のチェック銘柄 ・大塚家具<8186>やデ・ウエスタン・セラピテクス研究所<4576>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはユニファミマ<8028>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月全国消費者物価コア指数:前年比+0.9%(予想:+1.0%、10月+1.0%) 【要人発言】 ・麻生財務相 「高福祉低負担は有り得ない、中福祉中負担の方向に」 「消費税引き上げ、どうしてもやらねばならぬ」 ・世耕経産相 「ゴーン前会長再逮捕報道、外交問題に発展するか分からない」 <国内> 特になし <海外> ・米暫定予算の期限 《HH》
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コカ・コーラウエスト、コカ・コーライーストジャパンの経営統合で2017年に誕生。国内最大のコカ・コーラボトラー。炭酸、茶系、コーヒーの販売比率が高い。コンビニ向けは新製品、カスタマー限定製品の展開を強化。 記:2024/08/23
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サントリーグループの中核会社。飲料、食品の製造・販売を行う。サントリーフーズ、サントリービバレッジソリューションなどを傘下に持つ。欧州、アジア、米州等でも事業展開。日本ではマーケティング活動を強化。 記:2024/08/23
2593 東証プライム
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4310 東証プライム
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4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
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77
9/4 15:00
-2(-2.53%)
時価総額 2,778百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
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3,850
9/4 15:00
-82(-2.09%)
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7974 東証プライム
7,698
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2,287
11/11 15:00
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8035 東証プライム
22,995
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-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8186 JQスタンダード
276
8/27 15:00
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時価総額 16,106百万円
家具専門店大手。中高級品・輸入家具に強み。22.4期はコロナ影響で苦戦。だがコスト削減などが効き採算上向く。継続前提に重要事象。親会社のヤマダHDが株式交換により完全子会社予定。8月30日付で上場廃止に。 記:2021/08/15
9434 東証プライム
2,014
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-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9702 東証プライム
1,452
9/4 15:00
-53(-3.52%)
時価総額 16,537百万円
ソフト開発会社。通信分野などの組込み系に強み。セキュリティシステムの開発も。24.12期は拠点統廃合費用などが利益を圧迫する見込み。配当性向は3割以上目安。新中計では26.12期に営業益27億円を目指す。 記:2024/04/12
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17