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短期的な値幅取り狙いの商いが膨らみやすい【クロージング】

2018/12/19 16:25 FISCO
*16:25JST 短期的な値幅取り狙いの商いが膨らみやすい【クロージング】 19日の日経平均は続落。127.53円安の20987.92円(出来高概算17億3000万株)で取引を終えた。18日の米国市場は、前日までの下げに対する自律反発となったが、FOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表を見極めたいとの思惑から上値も限られる中、売り優勢の展開となった。日経平均は寄り付き直後に20880.73円まで下げ幅を広げ、その後前場半ばには21168.62円とプラスに転じる局面もみられた。しかし、円相場が円高に振れて推移しているほか、FOMCの結果を受けた米国市場の動向を見極めたいとの模様眺めムードは強く、後場は21000円を挟んでのこう着が続いた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、鉱業が6%を超える下落となったほか、電力ガス、石油石炭、医薬品、証券、小売、銀行が軟調。一方で、空運、建設、精密機器、機械が小じっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ユニファミマ<8028>が重石に。 注目されたソフトバンク<9434>は、公開価格を下回っての初値となり、その後もじり安基調が続いた。公開価格割れでセンチメント悪化が警戒されるが、足元では不安材料もあっただけに、一先ずイベント通過となり、インデックス需要が見込まれる来月末に関心が向かうことになろう。一方で売買高は2億7000万株を超える大商いであり、換金売りに伴う市場への資金還流も意識されそうである。 日経平均は21000円での攻防からボトムを探る流れとなったが、FOMCの結果を受けた米国市場の大きな波乱が避けられるようならば、こちらもイベント通過といった見方に向かう可能性はありそうだ。また、英国ではEU離脱を巡る2度目の国民投票を求める声が高まっていると伝えられている。金融市場の混乱を避ける動きが意識されてくる可能性もありそうだ。 また、本日はサンバイオ<4592>の効果もあり、マザーズ指数は反発した。直近の下落幅からは自律反発の域は脱していないが、上昇した銘柄は比較的値持ちの良い展開となっている。需給懸念は根強い状況ではあるが、直近IPO銘柄でも強い値動きをみせる銘柄もあり、資金が向かいやすい材料株などへも短期的な値幅取り狙いの商いが膨らみやすいだろう。 《CN》
関連銘柄 5件
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9434 東証プライム
2,014
9/4 15:00
-52(-2.52%)
時価総額 95,985,359百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10