マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
6/13 20:46:27
15,173,933
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

週初は米年末商戦の出足が手掛かり材料【クロージング】

2018/11/22 16:00 FISCO
*16:00JST 週初は米年末商戦の出足が手掛かり材料【クロージング】 22日の日経平均は3日ぶり反発。139.01円高の21646.55円(出来高概算12億株)で取引を終えた。米感謝祭を控えて参加者が限られるなか、こう着感の強い相場展開となり、反発で始まった日経平均は前引け段階では小幅に下げに転じる局面もみられた。ただし、後場に入ると再びプラスに転じると、大引けにかけてやや上げ幅を広げる展開となった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1400を超えており、全体の6割強を占めている。セクターでは水産農林の上昇率が2%を超えたほか、陸運、食料品、サービス、建設、医薬品、小売、不動産など内需系中心に上昇。一方で、鉱業、海運、鉄鋼、銀行、非鉄金属、金属製品が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ユニファミマ<8028>、KDDI<9433>、資生堂<4911>、アステラス製薬<4503>がけん引。半面、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>が重石となっている。 昨日の日経平均は米株安の流れを受けて一時300円を超える下落からの下げ幅縮小、本日は21500円レベルでの底堅さが意識されるなど、やや安心感にはつながった格好である。とはいえ、物色はディフェンシブ系中心とリスク回避的な商いにとどまっているほか、海外勢のフローが限られる中で売りが少なかったとの見方もされる。そのため、米年末商戦の出足や月末に控えている米中首脳会談といった重要イベントを見極めたいところであろう。 来週については、ブラックフライデー、サイバーマンデーにおいてある程度の好調が伝わるようだと安心材料となろう。足元で米小売企業の冴えない決算が相次いでおり、市場はそれ程期待感を高めていないと考えられ、好調な出足となれば一定の評価をすることが考えられる。 その後はブエノスアイレスで開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議にあわせて予定されている米中首脳会談に関心が集まる。このところは中国による歩み寄りもみられてきており、いったんはショート筋のポジション圧縮の動きがみられる可能性がありそうだ。ただし、商いは膨らみづらく、全体の方向感は掴みづらいため、個別やセクターでの動きにとどまろう。 そんな中、足元で底堅さがみられているマザーズ指数に市場の関心が向かいやすい面もある。個人主体ではあるが、足元の調整を受けて、ファンド経由での資金流入も観測されており、サンバイオ<4592>など流動性の高い銘柄や直近IPOといった需給懸念が低い銘柄の動向に注目しておきたいところである。 《CN》
関連銘柄 7件
4503 東証プライム
1,798.5
9/4 15:00
-21.5(-1.18%)
時価総額 3,301,780百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4592 東証グロース
980
9/4 15:00
-16(-1.61%)
時価総額 67,256百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17