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後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性

2018/11/19 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性 19日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性 ・ドル・円は安値もみ合い、米中対立で円買い基調 ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は反発、中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性 日経平均は反発。75.12円高の21755.46円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えた。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では議長国のパプアが首脳宣言の採択を断念する異例の事態となったこと、為替市場では円相場が1ドル112円台と円高に振れて推移のなか、日経平均は小幅に下落して始まった。ただし、その後は先週末にエヌビディア・ショックで売られたソフトバンクG<9984>やハイテク株の一角が反発をみせており、日経平均はプラス圏での推移をみせている。また、中小型株の売買は活発化しており、マザーズ指数が2%を超える上昇となったことも、安心感につながっている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、鉱業、その他製品、電気機器、情報通信、精密機器、医薬品が堅調。半面、銀行、保険が2%を超える下落となったほか、鉄鋼、石油石炭、パルプ紙、その他金融が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクGが1社で日経平均を約40円押し上げているほか、東エレク<8035>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、信越化<4063>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>が重石になっている。 APEC首脳会議での議長国の首脳宣言の採択断念といった異例の事態によって米中貿易摩擦への不透明感が強まった格好だが、かえって11月末に予定されている米中首脳会談への期待から売り込みづらくさせている。また、エヌビディアは週末に18%を超える下げとなったが、想定の範囲内であったことからかソフトバンクGが切り返しをみせていることが日経平均を押し上げる一因になっている。また、同様に先週末に急落した任天堂<7974>が反発をみせていることも安心感につながるほか、連日のストップ安を付けていたRIZAPグループ<2928>が早い段階で寄り付いてきたことも一先ず需給整理の一巡を窺わせる。 日経平均は5日、25日線に上値を押される格好からこう着が続こうが、一方でマザーズ指数は2%を超える上昇で25日線が支持線として意識されている。個人主体の物色ではあるが、中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性がありそうだ。 ■ドル・円は安値もみ合い、米中対立で円買い基調 19日午前の東京市場でドル・円は安値もみ合い。米中通商摩擦の激化で世界経済の減速を懸念した円買い基調に振れ、ドルは112円60銭台に下げた。 ドル・円は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が米中の通商摩擦激化で初めて首脳宣言の採択を断念する事態となり、今後の世界経済の減速への懸念から円買いに振れやすい地合いとなった。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いだが、日経平均株価は前引けにかけて上げ幅を縮小し、円買いに振れやすい。また、前週に米連邦準備制度理事会(FRB)当局者による慎重を背景に、利上げ継続期待のドル買いは後退しそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円61銭から112円86銭、ユーロ・円は128円47銭から128円85銭、ユーロ・ドルは1.1406ドルから1.1421ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・やまねメディカル<2144>や、ナビタス<6276>など、8銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは、ソフトバンクG<9984>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・10月貿易収支:-4493億円(予想:-700億円、9月:+1313億円) <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HH》
関連銘柄 10件
2144 JQグロース
426
9/26 14:57
+2(0.47%)
時価総額 4,827百万円
サービス付き高齢者向け住宅と併設の通所介護事業を中心とする総合ケアセンター事業が主力。なごやかレジデンスを68箇所運営。既設センターの稼動率向上で収益拡大図る。増収効果で、20.3期は2桁営業増益見通し。 記:2019/07/22
278
9/4 15:30
-6(-2.11%)
時価総額 154,629百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6276 東証スタンダード
442
9/4 15:00
-21(-4.54%)
時価総額 2,530百万円
グラビアシリンダー版検査機など画像検査関連事業が柱。祖業の特殊印刷機関連事業は譲渡。DXクラウドサービスの提供等も。26.12期売上高40億円目標。新製品の拡販や新市場の開拓などで新規顧客売上の増加図る。 記:2024/04/30
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17