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今日の為替市場ポイント:ドル買い材料不足でリスク選好の円売り抑制も

2018/11/15 8:47 FISCO
*08:47JST 今日の為替市場ポイント:ドル買い材料不足でリスク選好の円売り抑制も 14日のドル・円相場は、東京市場では113円76銭から113円99銭まで反発。欧米市場でドルは114円01銭から113円30銭まで反落し、113円64銭で取引を終えた。 本日15日のドル・円は、主に113円台半ばで推移か。欧米株安を嫌気したドル売りは一巡しつつあるが、新たなドル買い材料が提供されない場合、リスク選好的なドル買いは抑制されるとみられる。 報道によると、英国のメイ首相は欧州連合(EU)との離脱草案合意を受けて閣議を開き、主要閣僚らが合意案を承認した。メイ首相は議会承認を得るため、いくつかの課題に取り組むことになる。報道によると、メイ首相は「内閣として、政府が離脱合意草案と政治宣言の概要を承認すべきとの決定に至った」と述べた。 しかしながら、市場参加者の間では「議会で合意案が承認されることは容易ではない」との見方が少なくない。報道によると、草案は議員650人の過半数の支持を得る必要があるが、与党・保守党の一部議員は合意された草案に強く反対しているもよう。また、野党・労働党のコービン党首は「これまでの交渉経緯から判断すると英国にとって良い草案であるとは考えにくい」と批判しており、草案の議会承認については予断を許さない状況にある。リスク選好的なポンド買いは一服しており、状況の進展を注意深く観察することが必要となりそうだ。 《CS》