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後場に注目すべき3つのポイント~インデックス主導、中小型は押し目拾いのスタンスで臨みたい

2018/10/1 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~インデックス主導、中小型は押し目拾いのスタンスで臨みたい 1日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、インデックス主導、中小型は押し目拾いのスタンスで臨みたい ・ドル・円は小じっかり、カナダのNAFTA合意を好感も ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は続伸、インデックス主導、中小型は押し目拾いのスタンスで臨みたい 日経平均は続伸。143.03円高の24263.07円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えた。今後3年間の政局運営に重要な影響を与えるとみられる10月2日予定の「内閣改造・党役員人事」や、来年10月には消費増税が予定されるなか、大幅補正といった政策期待が高まった。円相場は1ドル113円90銭台と114円台に迫る円安基調も支援材料となった。ま た、9月の全国企業短期経済観測調査(短観)は、大企業・製造業の業況判断指数(DI)はプラス19と、前回の6月調査より2ポイント下がり、3四半期(9カ月)連続の悪化となり、金融緩和政策の継続といった見方にもつながり、日経平均は一時24306.54円まで上げ幅を拡大し、ザラ場の年初来高値を更新した。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは鉱業、石油石炭、繊維、証券、ガラス土石、化学、電気機器、機械が上昇。半面、陸運、非鉄金属、空運、小売、輸送用機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、セコム<9735>、トレンド<4704>がけん引。一方で、ソフトバンクG<9984>が重石となっている。 日経平均はザラ場での年初来高値を更新するなど、インデックス売買主導の上昇をみせている。114円台に迫っている円安基調も買い安心感につながっているとみられる。需給状況が大きく改善するなか、引き続きインデックス主導でのトレンド形成に向かいやすいだろう。一方で、個人主体による中小型株物色は広がり難い面はありそうだ。マザーズ指数がマイナス圏で推移していることも神経質にさせやすいところである。 とはいえ、日経平均が高値圏での底堅さが示されるようだと、センチメント改善から次第に中小型株への資金シフトも意識されやすくなる。足元で強い値動きが続く中で、短期的な利益確定の流れから一服をみせている銘柄などへは、押し目拾いのスタンスで臨みたいところであろう。 ■ドル・円は小じっかり、カナダのNAFTA合意を好感も 1日午前の東京外為市場でドル・円は小じっかり。北米自由貿易協定(NAFTA)協議のカナダの合意が好感され、クロス円は円売りが観測された。 ドル・円は、日経平均株価のプラス圏推移を手がかりに円売りに振れ、一時113円96銭まで強含み節目の114円に接近。また、カナダのNAFTA協議の合意報道がクロス円の円売りを誘発し、ドルを押し上げたようだ。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、株高継続を意識した円売りは続きそうだ。また、欧米株式先物がプラス圏で推移し、今晩の欧米株高観測も円売りを支援しているもよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円34銭から113円63銭、ユーロ・円は131円87銭から132円28銭、ユーロ・ドルは1.1633ドルから1.1646ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ブロードバンドセキュリティ<4398>やチームスピリット<4397>など、8銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・関係者 「カナダは米国・メキシコとのNAFTA合流で暫定合意に達した」 【経済指標】 ・9月調査日銀短観・大企業製造業DI:19(予想:22、6月:21) ・9月調査日銀短観・大企業非製造業DI:22(予想:23、6月:24) ・9月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:前年度比+13.4%(予想:+13.9%、6月:+13.6%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・休場:中国(7日まで)、香港(以上、国慶節) 《HH》
関連銘柄 8件
4397 東証グロース
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勤怠管理や工数管理、経費精算を提供するクラウドサービスを手掛ける。強固な顧客基盤やサポート体制が強み。契約社数は1860社超。累計契約ライセンス数は49万5000ライセンス超。月次解約率は低水準維持。 記:2024/05/10
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セキュリティ監査・体制構築支援等のセキュリティ監査・コンサルティング、脆弱性診断、緊急対応支援等の情報漏えいIT対策を手掛ける。GSXが筆頭株主。コンサルティング機能、業種別ソリューションの強化図る。 記:2024/08/13
4704 東証プライム
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コンピュータ・インターネット用セキュリティ関連製品の開発、販売等を行う。ウイルスバスターで知名度高い。コンシューマ向け製品で国内トップシェア。配当性向70%目標。統合セキュリティプラットフォームを拡販。 記:2024/08/13
6954 東証プライム
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時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
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時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9735 東証プライム
10,675
9/4 15:00
-180(-1.66%)
時価総額 4,980,955百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01
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-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17