マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
9/13 16:55:07
17,109,534
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~個人の需給整理は一巡、ノーベル賞期待でバイオ関連物色も

2018/10/1 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~個人の需給整理は一巡、ノーベル賞期待でバイオ関連物色も 1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個人の需給整理は一巡、ノーベル賞期待でバイオ関連物色も ■前場の注目材料:ネットワン、19年3月期予想を上方修正、セキュリティやクラウド案件が好調 ■SUBARU、ブレーキでも、全数検査で新たな不正 ■個人の需給整理は一巡、ノーベル賞期待でバイオ関連物色も 1日の日本株市場は底堅い相場展開となり、日経平均は24000円を固める流れになりそうだ。9月28日の米国市場は、NYダウ、ナスダックいずれも小幅に上昇した。イタリアの19年予算で財政赤字が前政権から拡大したことや、米国・カナダの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉が合意に至らなかったものの、底堅い値動きをみせている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の24150円。円相場は1ドル113円70銭台で推移している。 中国国家統計局が30日発表した2018年9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.8と、前月比0.5ポイント低下し、予想も下回った。中国は貿易戦争が響き景況感が悪化していることなどが重石になりそうだが、国内政局期待等が下支えとして意識されよう。今後3年間の政局運営に重要な影響を与えるとみられる10月2日予定の「内閣改造・党役員人事」が注目される。来年10月には消費増税が予定されるなか、着実な実施に向けての大幅補正といった、経済テコ入れ策などへの期待感が高まりやすいところである。 また、今週は名実ともに10月相場入りとなる。中間決算期末のシーズンとなるため上方修正への期待感も高まりやすく、例年10-11月相場は上昇が見込まれている。急ピッチの上昇に対する過熱感は警戒されやすいだろうが、押し目買い意欲の強さが意識される。また、需給悪化が懸念されていた個人投資家の需給状況においては、9月3週の投資主体別売買動向で6738億円と大幅に売り越しており、需給整理は一巡した可能性が高い。決算での上方修正への期待感の高まりと、「アベノミクス相場」の継続といった先高感が強まりやすく、過熱感を警戒しつつも物色意欲は高まりやすく、センチメントを明るくさせよう。 その他のイベントとしては、ノーベル賞が発表される。10月1日には生理学・医学賞、2日には物理学賞、3日には化学賞が発表される。近年では日本人や日本に縁のある人の受賞が相次いでいることから、今年も注目を集めることが期待される。また、政府は消費税率10%への引き上げにあわせ、キャッシュレス客対象にポイント還元を検討しており、関連銘柄への手掛かり材料となる。経済イベントでは週末には米雇用統計が予定されているが、足元経済指標は良好な内容が相次いでおり、米中貿易摩擦は警戒されるものの、米国株の上昇も支援材料として意識されやすいだろう。 ■ネットワン、19年3月期予想を上方修正、セキュリティやクラウド案件が好調 ネットワン<7518>は28日、2019年3月期業績予想の修正を発表。売上高が従来の1700億円から1750億円、営業利益が110億円から120億円にそれぞれ上方修正した。営業利益は市場コンセンサス(約116億円)を上回っている。中央省庁の大型案件を含め、セキュリティ対策及びクラウド基盤ビジネスが好調に推移。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(24120.04、+323.30) ・NYダウは上昇(26458.31、+18.38) ・ナスダック総合指数は上昇(8046.35、+4.38) ・シカゴ日経225先物は上昇(24150、大阪比+20) ・1ドル113円70-80銭 ・SOX指数は上昇(1366.74、+8.87) ・VIX指数は下落(12.12、-0.29) ・米原油先物は上昇(73.25、+1.13) ・上海株式市場は上昇 ・好調な企業業績 ・SUBARU<7270>ブレーキでも、全数検査で新たな不正 ・川重<7012>工程変更の管理徹底、新幹線台車枠の製造不備、再発防止策まとめ ・パイオラックス<5988>研究開発拠点に集約、営業・購買、マーケなど、製品を効率開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 4件
5988 東証プライム
2,350
9/4 15:00
-45(-1.88%)
時価総額 89,427百万円
自動車用ばね、工業用ファスナーが主力の部品サプライヤー。1933年創業。自動車関連部品が柱。日産自動車など自動車大手などが主要取引先。配当性向100%目標。非日系の取引先などグローバル拡販活動を継続。 記:2024/06/11
7012 東証プライム
4,934
9/4 15:00
-271(-5.21%)
時価総額 828,527百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7270 東証プライム
2,625.5
9/4 15:00
-147(-5.3%)
時価総額 2,019,472百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7518 東証プライム
3,489
9/4 15:00
+21(0.61%)
時価総額 290,519百万円
独立系ネットワークインテグレーター。ICTシステムに係るネットワークやセキュリティのソリューション開発、構築、保守、運用まで展開。DX戦略コンサルティングサービスなどに注力。ストック型ビジネスを強化。 記:2024/07/28