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後場に注目すべき3つのポイント~円安やアジア株高を支えに配当落ち分吸収

2018/9/26 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~円安やアジア株高を支えに配当落ち分吸収 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小幅に8日続伸、円安やアジア株高を支えに配当落ち分吸収 ・ドル・円は上げ渋り、113円付近の売りが上昇を阻止 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はTDK<6762> ■日経平均は小幅に8日続伸、円安やアジア株高を支えに配当落ち分吸収 日経平均は小幅に8日続伸。13.72円高の23953.98円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えている。 25日の米国市場でNYダウは続落し、69ドル安となった。米中貿易摩擦への懸念や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑が相場の重しとなった。ただ、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、米長期金利の上昇を受けて為替は1ドル=112.90円台と円安傾向が続いた。日経平均は配当権利落ち分が160円程度とみられていたが、本日は93円安からスタートするとその後も下げ渋り、前引けにかけてプラスへ転じた。 個別では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、武田薬<4502>、ファーストリテ<9983>などが堅調。黒鉛電極を手掛ける東海カーボ<5301>や昭電工<4004>の上げが目立った。また、再建中の田淵電機<6624>はスポンサー支援に関する合意を発表してストップ高水準まで買われ、TATERU<1435>も大幅に3日続伸して東証1部上昇率上位に顔を出した。一 方、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、スズキ<7269>などが軟調で、任天堂<7974>やキーエンス<6861>は小安い。自動車株は独BMWの業績下方修正が売り材料視されているようだ。本日、排ガス検査の不正問題に関する最終報告書を提出する日産自<7201>は配当権利落ちもあり4%超下落した。セクターでは、石油・石炭製品、水産・農林業、精密機器などが上昇率上位。半面、輸送用機器、その他金融業、電気・ガス業が下落率上位だった。 日経平均は配当権利落ち分を即日吸収してプラスへ切り返した。米利上げを織り込み為替の円安傾向が続いていることに加え、アジア市場でも中国・上海総合指数などが堅調な展開となっており、投資家のリスク選好姿勢が強まっているようだ。底堅い値動きが投資家の買い意欲を一段と高め、後場の日経平均は節目の24000円に迫る場面も出てきそうだ。 しかし、日米首脳会談及びFOMC結果発表という重要イベントを控え、目先の利益を確定する売りも出やすいだろう。注目された日米通商協議(FFR)については茂木経済財政・再生相が「大きな方向は一致をみることができた」と説明しつつも、詳細は日米首脳会談後に公表されるもよう。自動車株の値動きを見ても通商問題に対する市場の警戒感の根強さが窺え、協議内容を見極めたいとする思惑も出てくると考えられる。本日もSOSEI<45 65>の急伸などによりマザーズ指数は強い動きを見せているが、前日述べたとおり外部環境の不安材料を意識する個人投資家の買いは出遅れ感のある中小型株に向かいやすいだろう。 ■ドル・円は上げ渋り、113円付近の売りが上昇を阻止 26日午前の東京外為市場でドル・円は上げ渋り。日本株高を受けた円売りで113円台回復を目指すものの、節目付近の売りに上昇を阻止された。 ドル・円は、日経平均株価や上海総合指数のプラス圏推移を好感した円売りが続き、朝方に一時113円を回復を回復。ただ、節目付近で売り圧力に押され、ドルの113円台は長続きしていない。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持し、円売りに振れやすい。一方、米10年債利回りは高水準を維持するものの、3.10%を下回っており、ドルが再び113円台を狙うには材料は乏しいようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円91銭から113円03銭、ユーロ・円は132円83銭から132円97銭、ユーロ・ドルは1.1761ドルから1.1770ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・田淵電機<6624>やイーエムネットジャパン<7036>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はTDK<6762> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・メイ英首相 「欧州連合(EU)との合意に向け協議中で、選挙の実施は国益にかなわない」 「悪い合意の下で離脱するより、合意なしでの離脱の方が望ましい」 【経済指標】 ・NZ・8月貿易収支:-14.84億NZドル(予想:-9.25億NZドル、7月:-1.96億NZドル←-1.43億NZドル) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・日米首脳会談 《HH》
関連銘柄 16件
1435 東証スタンダード
149
9/4 15:00
-9(-5.7%)
時価総額 13,578百万円
不動産賃貸経営プラットフォーム運営会社。賃貸経営アプリの提供や投資用不動産のマッチング、スマートホテルの運営を展開。】IoT活用賃貸住宅の開発棟数が増加基調。管理収入伸びる。人件費増やIT投資費用を吸収。 記:2024/09/03
3,389
9/4 15:00
-179(-5.02%)
時価総額 626,629百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4502 東証プライム
4,333
9/4 15:00
-65(-1.48%)
時価総額 6,855,998百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6624 東証1部
109
9/26 15:00
+1(0.93%)
時価総額 11,372百万円
産業用・民生用の電源機器、トランスが主力。インバータエアコン用変成器は国内シェアトップ。トランス高度設計技術等が強み。エアコン向けリアクタの拡販等を図る。20.3期は営業黒字転換計画。1ドル105円想定。 記:2019/07/26
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7036 東証グロース
958
9/4 14:58
+11(1.16%)
時価総額 3,692百万円
ソフトバンク傘下のインターネット広告代理店。検索連動型広告や運用型ディスプレイ広告、インバウンド誘致・海外広告、SNS広告等を手掛ける。ポケトークと資本業務提携。既存クライアント企業の売上拡大等に注力。 記:2024/08/06
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17