マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
9/18 7:43:33
17,103,335
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は日米イベント見極めへ

2018/9/21 8:41 FISCO
*08:41JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は日米イベント見極めへ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後は日米イベント見極めへ ■前場の注目材料:Jマテリアル、2019年3月期上方修正、コンセンサス上回る ■住友化、世界の拠点拡充、中国に新工場、トルコ進出検討、車・家電部材増産 ■買い一巡後は日米イベント見極めへ 21日の日本株市場は米株高の流れを受けて買い先行となろうが、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開が意識されそうだ。20日の米国市場は、米中貿易摩擦の懸念が後退しているほか、フィラデルフィア連銀製造業景況感指数が予想を上振れたことが好感され、NYダウは250ドル超の上昇となった。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の23680円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好となろう。円相場は1ドル112円40銭台で推移している。また、マイクロン・テクノロジーが取引終了後に公表した第4四半期(6-8月)決算は、収益ともにアナリスト予想を上回った。データセンターやスマートフォンのメモリーチップ需要が追い風となっており、時間外で上昇していることも支援材料になろう。 また、昨日は自民党総裁選で安倍総裁の3選圧勝が伝わった直後に日経平均は高値を付けるものの、その後当日の安値を付ける局面もみられるなど、結果を受けた乱高下がみられた。先物市場で敏感に反応した格好だが、一先ず想定通りの結果となり、短期筋の仕掛け的な動きといったところであろう。政権安定が意識されるほか、来年10月には消費増税が予定されるなか、着実な実施に向けての経済テコ入れ策などへの期待感が高まりやすいところである。 とは言え、トランプ米大統領との首脳会談のほか、茂木経済再生担当相は、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表との日米通商協議(FFR)が控えており、これを見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすい。また、3連休を控えていることから、積極的な売買も期待しづらいところである。先物市場ではTOPIX型に海外勢の買い越しが目立っており、NT修正に伴うTOPIX型優位のほか、相対的に出遅れている銘柄への買い戻しが中心になりそうだ。 その他、マザーズ、JASDAQともに下落となるなど、そーせい<4565>が連日でストップ安となる中、引き続き需給懸念が根強い状況である。ただし、ゲーム関連の一角など、個別に動意付く銘柄も散見されており、そーせいの完全合致の寄り付きによる、アク抜け待ちといったところであろう。 ■Jマテリアル、2019年3月期上方修正、コンセンサス上回る Jマテリアル<6055>は20日、2019年3月期通期業績予想の修正を発表。売上高が従来の320.00億円から350.00億円、営業利益を64.00億円から77.00億円へ、ぞれぞれ上方修正した。営業利益のコンセンサスは74億円程度であり、これを上回る計画となる。主要顧客である半導体工場での設備投資が順調に実施されていることに伴いイニシャル部門の供給配管設計施工が当初想定より増加、またオペレーション部門においても、主要顧客工場での生産活動が順調に推移している。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(23674.93、+2.41) ・NYダウは上昇(26656.98、+251.22) ・ナスダック総合指数は上昇(8028.23、+78.19) ・シカゴ日経225先物は上昇(23680、大阪比+220) ・SOX指数は上昇(1387.67、+15.99) ・好調な企業業績 ・1ドル112円40-50銭 ・住友化<4005>、世界の拠点拡充、中国に新工場、トルコ進出検討、車・家電部材増産 ・河西工<7256>、マレーシア攻略、車部品品質向上、合弁の体制強化 ・宝HD<2531>、健康食品事業売却、酒類・バイオに集中 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・09:30 製造業PMI(9月)  52.5 <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 5件
2531 東証プライム
1,152
9/4 15:00
-0.5(-0.04%)
時価総額 230,054百万円
焼酎・清酒でトップ。みりんにも強み。傘下に研究用試薬のタカラバイオ。24.3期3Q累計は米国や英国でウイスキーの好調続く。国内ではソフトアルコール飲料が堅調。だがタカラバイオのコロナ特需剥落影響を補えず。 記:2024/04/10
4005 東証プライム
396.1
9/4 15:00
-17.5(-4.23%)
時価総額 655,886百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4565 東証プライム
1,330
9/4 15:00
-76(-5.41%)
時価総額 108,958百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
6055 東証プライム
1,806
9/4 15:00
-74(-3.94%)
時価総額 189,901百万円
特殊ガス供給装置の製造、供給配管の設計施工、特殊ガス販売・管理等を行うエレクトロニクス関連事業が主力。グラフィックスソリューション事業、太陽光発電事業も展開。トータルファシリティマネジメントに強み。 記:2024/08/27
7256 東証スタンダード
157
9/4 15:00
-9(-5.42%)
時価総額 6,203百万円
自動車部品メーカー。キャビントリムやラゲッジトリム等の内装部品に加え、防音部品も製造、販売。得意先の堅調な生産等で日本は収益伸長。得意先の生産台数増などで北米は損益改善。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/14