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今日の為替市場ポイント:米中貿易摩擦激化を警戒してリスク選好的な円売り縮小も

2018/9/18 8:45 FISCO
*08:45JST 今日の為替市場ポイント:米中貿易摩擦激化を警戒してリスク選好的な円売り縮小も 17日のドル・円相場は、東京市場では112円11銭から111円85銭まで反落。欧米市場でドルは112円11銭まで買われた後に、111円76銭まで反落し、111円86銭で取引を終えた。 本日18日のドル・円は、主に111円台後半で推移か。米政府は2000億ドル分の中国製品への輸入関税を今月24日に発動すると発表しており、目先的にリスク選好なドル買い・円売りは縮小するとみられる。 トランプ米大統領は米国通商代表部(USTR)に対中追加関税を指示し、2000億ドル分の中国製品に対する追加の輸入関税が今月24日に発動されることになった。米政府の発表によると、対中関税の税率は、年内は10%、その後25%に引き上げられる。市場関係者の間では発動は時間の問題とみられており、米国政府の発表は想定内との声も聞かれている。 ただし、通商問題などを巡る米中の対立が短期間で解消されるとの期待は後退しており、外為市場ではリスク選好的なドル買い・円売りはやや縮小している。トランプ大統領はほぼ全ての中国製品に対する輸入関税の賦課を検討しているとみられており、米中貿易摩擦激化に対する市場の警戒感は再び高まった。今週21日には日米の貿易協議(FFR)が開かれる予定となっており、市場関係者は「通商面での日本への圧力が高まることは避けられない」と警戒している。 《CS》