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後場に注目すべき3つのポイント~もち合い意識強く23000円挟み一進一退

2018/9/14 12:50 FISCO
*12:50JST 後場に注目すべき3つのポイント~もち合い意識強く23000円挟み一進一退 14日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続伸、もち合い意識強く23000円挟み一進一退 ・ドル・円は下げ渋り、前日からの円売り基調は継続 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は大幅続伸、もち合い意識強く23000円挟み一進一退 日経平均は大幅続伸。221.51円高の23042.83円(出来高概算10億7000万株)で前場の取引を終えている。 13日の米国市場でNYダウは147ドル高と3日続伸した。米中の通商協議再開への期待に加え、トルコ中央銀行の大幅利上げで通貨安懸念が後退したことも相場を押し上げた。為替市場ではリスク選好の動きから円相場が一時1ドル=112円台まで下落。本日の日経平均は米株高や円安が好感されたほか、SQ(先物・オプション特別清算指数)算出に絡んだ買いも入り、取引時間中としては約半月ぶりに節目の23000円を回復してスタートした。寄り付き後は利益確定の売りも出て高値圏でのもみ合いとなり、23000円を割り込む場面もあったが、前引けにかけて一時23055.24円(233.92円高)まで上昇した。 個別では、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>などが堅調。ファナック<6954>は3%高、キーエンス<6861>は4%高となり、設備投資関連株の上げが目立った。電子部品関連の村田製<6981>やTDK<6762>、半導体関連のSUMCO<3436>も大きく上昇。また、決算が好感されたヤーマン<6630>や鎌倉新書<6184>が東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>、京セラ<6971>、スズキ<7269>などがさえない。ソフトバンクGは国際会計基準(IFRS)見直しに関する報道をネガティブ視する向きがあったようだ。セクターでは、電気機器、海運業、機械などが上昇率上位。半面、陸運業やその他製品など4業種が下落した。 日経平均は200円以上の上昇で、取引時間中としては約半月ぶりに23000円台を回復した。米株高や円安など良好な外部環境を受けて先物に買いが入っているとみられ、米中貿易摩擦への懸念が和らぐとともに値がさの半導体関連株や設備投資関連株などが買われていることも日経平均を押し上げている。ファーストリテ、ファナック、TDK、東京エレクの4銘柄で約85円のプラス寄与という格好だ。これまで23000円台に乗せても長く続かない場面が多かったが、本日は寄り付き後も比較的しっかりした動きを見せている。 ただ、23000円水準を大きく上抜けることもできず、もち合い相場継続との見方が根強いことが窺える。来週にも日米通商協議(FFR)が開かれるとみられており、トランプ米大統領が強硬姿勢を示しているとあって、その内容を見極めたいとの思惑もあるようだ。自動車を中心とした主力輸出株について、新規の買いが手掛けづらい状況に変わりはない。為替の円安一服や中国・上海総合指数の反落で一段の上値追い材料にも乏しく、後場の日経平均は23000円を挟み一進一退の展開が続きそうだ。 ■ドル・円は下げ渋り、前日からの円売り基調は継続 14日午前の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。利益確定売りが出やすいなか、日本株高を背景とした円売りは継続し、ドルは下値の堅い展開となった。 ドル・円は、前日のトルコ中銀の大幅利上げに伴いリスク回避的な円買い大きく後退したほか、本日は日経平均株価の23000円の大台回復で円売り基調に振れている。 一方、安倍首相が本日、自民党総裁選に向けた候補者討論会で「異次元の金融緩和を続けていいとは思わない」と述べ、緩和策縮小を警戒した円買いに振れる場面もあった。 ただ、ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高維持を意識した円売りの基調は継続しそうだ。欧米株式先物のプラス圏推移も円売りの支援材料。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円83銭から112円08銭、ユーロ・円は130円80銭から131円04銭、ユーロ・ドルは1.1687ドルから1.1696ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・アイ・ピー・エス<4390>や応用技術<4356>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・安倍首相 「物価目標の実現を目指す」 「異次元の金融緩和を続けていいとは思わない」 ・アルバイラク・トルコ財務相 「トルコ経済のリバランス目標の主要な原則は、経常赤字との戦いになるだろう」 【経済指標】 ・中・8月鉱工業生産指数:前年比+6.1%(予想:+6.1%、7月:+6.0%) ・中・8月小売売上高:前年比+9.0%(予想:+8.9%、7月:+8.8%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・月例経済報告 ・13:30 7月鉱工業生産改定値(速報値:前月比-0.1%) <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 17件
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4356 東証スタンダード
1,499
9/4 12:40
-1(-0.07%)
時価総額 8,570百万円
製造業・建設業向け業務効率化支援サービス等を手掛けるソリューションサービス事業が主力。防災系エンジニアリング等も展開。トランスコスモス傘下。製造業向けサービスではtoDIMのサービス拡充などに注力。 記:2024/08/13
4390 東証プライム
2,220
9/4 15:00
-193(-8%)
時価総額 27,595百万円
フィリピンのCATV事業者等に国際通信回線の提供を行う。日本国内における通信サービスの提供、メディカル&ヘルスケア事業等も。マニラ首都圏での法人向けインターネット接続サービスの課金件数は大幅に増加。 記:2024/06/25
6184 東証プライム
409
9/4 15:00
-13(-3.08%)
時価総額 15,942百万円
終活関連サイト運営会社。葬祭やお墓、仏壇、相続等のポータルサイトを運営。月刊「仏事」の出版等も行う。主力サイトが堅調。いい相続、いい介護事業等の順調な成長が寄与。提携自治体も拡大。 記:2024/05/21
6630 東証プライム
838
9/4 15:00
-12(-1.41%)
時価総額 48,896百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。28.4期売上高700億円目標。ヘアケア、シェーバーを育成ブランドとして注力。 記:2024/05/08
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17