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日経平均のこう着を横目に、マザーズの自律反発を想定した中小型株物色へ【クロージング】

2018/9/10 15:51 FISCO
*15:51JST 日経平均のこう着を横目に、マザーズの自律反発を想定した中小型株物色へ【クロージング】 10日の日経平均は7営業日ぶりに反発。66.03円高の22373.09円(出来高概算11億1000万株)で取引を終えた。トランプ米大統領が中国の2000億ドル相当の製品に加えて、2670億ドル相当の製品への追加関税を課す準備はできていると伝えられる中、直近の下げに対する自律反発の展開となった。朝方発表された4-6月期実質GDP2次速報が前期比年率+3.0%となり、1次速報の+1.9%から上方修正され、コンセンサスも上回ったことを材料視する向きもあった。日経平均は寄り付き直後に付けた22249.61円を安値に、その後は先週末の終値を挟んでのこう着が続いていたが、大引けにかけては短期筋のショートカバーの流れから22396.88円と22400円に迫る局面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは保険、鉱業が1%を超える上昇となったほか、海運、医薬品、銀行、情報通信、パルプ紙がしっかり。半面、陸運、化学、ガラス土石、水産農林、サービス、繊維が小安い。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>、京セラ<6971>が堅調な一方で、TDK<6762>、資生堂<4911>、太陽誘電<6976>、アドバンテスト<6857>が重石となった。 トランプ米大統領が第4弾の追加関税を準備していると伝えらたものの、売り一巡後の底堅さが意識されており、短期筋のショートカバーや値ごろ感からの押し目買いを誘う格好となったようである。また、台風・地震による復旧工事が進んでいることなども、センチメントを明るくさせる要因になろう。その他、週末には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えているため、海外勢など積極的には動きづらい需給状況であるが、個人主体による中小型株物色が活発となったことも、少なからずセンチメントを明るくさせよう。目先的には日経平均のこう着を横目に、マザーズ指数の自律反発を想定した中小型株に値幅取り狙いの資金が向かいやすい。 《AK》
関連銘柄 8件
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6367 東証プライム
17,875
9/4 15:00
-675(-3.64%)
時価総額 5,239,413百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6976 東証プライム
3,323
9/4 15:00
-250(-7%)
時価総額 432,714百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11