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後場に注目すべき3つのポイント~TOPIXプラス圏で後場は短期筋の売り仕掛けを警戒か

2018/9/10 12:42 FISCO
*12:42JST 後場に注目すべき3つのポイント~TOPIXプラス圏で後場は短期筋の売り仕掛けを警戒か 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は小反発、TOPIXプラス圏で後場は短期筋の売り仕掛けを警戒か ・ドル・円は下げ渋り、日本と中国の経済指標を好感も ・値上がり寄与トップはテルモ<4543>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は小反発、TOPIXプラス圏で後場は短期筋の売り仕掛けを警戒か 日経平均は小反発。7.30円高の22314.36円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えた。トランプ米大統領が中国の2000億ドル相当の製品に加えて、2670億ドル相当の製品への追加関税を課す準備はできていると伝えられたことが嫌気され、米株市場の下落を引き継ぐ格好から売りが先行した。しかし、4-6月期実質GDP2次速報が前期比年率+3.0%となり、1次速報の+1.9%から上方修正され、コンセンサスも上回ったことが材料視され、寄り付き直後に付けた22249.61円を安値に切り返す展開。米雇用統計を受けた利上げ観測から保険株が堅調なほか、ソニー<6758>が外資系証券による目標株価引き上げの中で上昇し、さらにファナック<6954>、京セラ<6971>が日経平均を下支えする格好となった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは保険のほか、鉱業、銀行、海運、機械、非鉄金属がしっかり。半面、食料品、繊維、サービス、陸運、化学が小安い。指数インパクトの大きいところでは、テルモ<4543>が堅調な一方で、ファーストリテ<9983>が重石となった。 日経平均は一時22382.53円まで上昇する局面もみられたが、若干のショートカバーのほか、値ごろ感からの押し目拾いにとどまっているとみられ、先週末の終値を挟んでのこう着となっている。週末には先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が控えていることもあり、方向感は掴みづらいところである。また、TOPIXはプラスで前場を終えてい警戒されやすいだろう。そのため、よりこう着感が強まりやすく、次第に利益確定の流れが強まる可能性がありそうだ。 一方で、底堅さが意識されているマザーズ指数は、1000Ptの攻防から同水準を支持線に変えてくる可能性があり、外部環境が不透明な中では個人主体の中小型株に値幅取り狙いの資金がシフトしやすい。物色対象に広がりは見られないものの、値動きの強い銘柄や需給状況が良好な銘柄へは、個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■ドル・円は下げ渋り、日本と中国の経済指標を好感も 10日午前の東京外為市場でドル・円は下げ渋り。午前中に発表された日本と中国の経済指標が堅調となり、警戒の円買いはやや弱まったようだ。 週明けアジア市場は日経平均株価の不安定な値動きで、やや円買いに振れやすい展開。ただ、本日発表された日本4-6月期国内総生産(GDP)2次速報や中国の8月消費者物価指数(CPI)の予想を上回る内容が好感され、警戒の円買いは後退した。 また、ユーロ・ドルの弱含みの影響で、ドルは111円付近に値を戻している。ただ、ランチタイムの日経平均先物は軟調で、目先の日本株安を警戒した円買いに振れやすい。また、上海総合指数はのマイナス圏推移も円買いを支援しそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円86銭から111円09銭、ユーロ・円は128円14銭から128円39銭、ユーロ・ドルは1.1547ドルから1.1561ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・地域新聞社<2164>、and factory<7035>、2銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはテルモ<4543>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・コンテ伊首相 「イタリアが欧州連合(EU)離脱を検討したことはない」 【経済指標】 ・日・4-6月期GDP2次速報:前期比年率+3.0%(予想:+2.6%、1次速報:+1.9%) ・日・7月経常収支:+2兆0097億円(予想:+1兆8932億円、6月:+1兆1756億円) ・中・8月消費者物価指数:前年比+2.3%(予想:+2.1%、7月:+2.1%) ・中・8月生産者物価指数:前年比+4.1%(予想:+4.0%、7月:+4.6%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・16:00 トルコ・4-6月期国内総生産(GDP)(前年比予想:+5.3%) 《HH》
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2164 東証グロース
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時価総額 1,525百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌「ちいき新聞」の広告枠販売が柱。週間発行部数は約173万部。富裕層向け情報誌、子育て支援情報誌を発行。求人情報紙「Happiness」の需要が引き続き堅調。 記:2024/05/16
4543 東証プライム
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医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6758 東証プライム
13,750
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時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
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時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7035 東証スタンダード
279
9/4 15:00
-7(-2.45%)
時価総額 2,749百万円
マンガアプリ等のAPP事業、宿泊施設「&AND HOSTEL」の運営等を行うRET事業が柱。セプテーニHDと資本業務提携。26.8期売上50億円目標。Pontaマンガ書店サービスの早期収益化等に取り組む。 記:2024/05/12
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10