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注目銘柄ダイジェスト(前場):タカギセイコー、パイオニア、博展など

2018/8/9 11:59 FISCO
*11:59JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):タカギセイコー、パイオニア、博展など 資生堂<4911>:8043円(+495円) 大幅反発。前日は取引時間中の決算発表後に急落となった。第1四半期は市場予想を大幅に上回る決算となったが、通期の上方修正値は市場予想を下回り、実質下半期は大幅減益見通しの形となったことから、出尽くし感が強まったようだ。ただ、説明会では、原価改善策によって修正計画比100-150億円の上乗せに意欲を示したこと、下期に追加マーケティング費用増を織り込んでいることなどが明らかとなり、見直しの動きが急速に強まる格好へ。 大和ハウス<1925>:3635円(-223円) 大幅続落。引き続き、前日の取引時間中に発表した決算内容が弱材料視されている。第1四半期営業利益は753億円で前年同期比3.4%増と増益を確保したものの、物件売却益の増加などが牽引しており、事業施設を中心に請負の粗利益率は低下しており、ネガティブな見方が優勢のもよう。また、7月の単体受注は前年同月比7%減、融資環境悪化の影響などに対する警戒感につながっている。 ダイフク<6383>:5200円(+290円) 大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は85億円で前年同期比27.7%増益となった。また、通期予想は460億円から480億円、前期比20.2%増益に上方修正している。上方修正後の数値は市場想定線上で大きなサプライズはなかったが、受注高も4900億円から5100億円に引き上げており、来期以降のコンセンサス切り上がりにつながっている。主力のマテハン事業の堅調な受注が継続しているようだ。 タカギセイコー<4242>:2218円(-404円) 年初来安値。19年3月期第1四半期(18年4-6月)の営業利益を前年同期比19.3%減の4.34億円と発表している。受注数量が順調に伸びた半面、国内で減価償却費等の固定費が増加したことに加え、中国でも製品構成の変動や人件費等の固定費の増加が響き、減益となった。通期予想は前期比2.8%減の24.70億円で据え置いたが、進捗率は17.6%にとどまっており、下方修正への警戒感が台頭している。 住友鉱<5713>:3826円(-123円) 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、税前利益は379億円で前年同期比17.1%増益となった。ほぼ市場予想線上での着地に。一方、上半期の税前利益は610億円から640億円に上方修正しているものの、コンセンサス予想を大きく下回っている。フィリピンのニッケル精錬所の生産トラブルなどでニッケル生産量が減少しているもようで、市場の期待値はやや低下する状況となっている。 テルモ<4543>:5910円(-110円) 大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は259億円で前年同期比9%減益、市場予想を15億円程度下振れたとみられる。上半期計画は545億円から480億円に、通期は1145億円から1080億円に減額修正している。業績下振れの背景は、7月4日に発表した愛鷹工場製品の出荷遅延による影響。8月中旬に出荷再開を目指すとされており、一過性要因とはみられるものの、一転しての通期減益見通しをネガティブに捉える動きが先行へ。 博展<2173>:1061円(+85円) 大幅に4日続伸。19年3月期第1四半期(18年4-6月)の営業損益が0.63億円の黒字(前年同期実績0.13億円の赤字)に転換したと発表している。イベントプロモーションで自動車・化粧品・嗜好品などの業界を中心にターゲット顧客への顧客密着を強化し、案件単価が向上した。また、商談会・プライベートショーでリピート案件を受注したなどが利益を押し上げた。通期予想は前期比9.8%増の5.00億円で据え置いた。 グレイス<6541>:2475円(+22円) 6日続伸。19年3月期第1四半期(18年4-6月)の営業利益を前年同期比534.6%増の0.29億円と発表している。MOS事業で自社サービスの成果が効果的な案件に注力し、リソース投入を進めた結果、利益が拡大した。また、AI(人工知能)を活用・搭載したマニュアルを作成する上での考え方や作成方法などで特許を取得している。通期予想は前期比19.6%増の5.00億円で据え置いた。 アセンテック<3565>:3780円(+230円) 大幅に3日続伸。19年1月期第2四半期累計(18年2-7月)の営業利益を従来予想の1.81億円から2.45億円(前期実績2.06億円)に上方修正している。テレワーク導入案件や企業のサイバーセキュリティ対策需要の増加に伴い、仮想デスクトップビジネスや仮想インフラ及びストレージ事業領域などが好調だった。プロフェッショナルサービスも順調に伸びた。通期の業績予想(前期比20.1%増の3.05億円)は据え置いた。 パイオニア<6773>:135円(+17円) 大幅反発。リスク注記などが警戒材料視され、決算発表後に株価は急落していたが、本日は、カルソニックカンセイなど複数社に支援を要請、資本・業務提携する検討に入ったとの報道が伝わり、押し目買い材料とされている。外部資本を受け入れによる再建資金の確保を狙いとしているもよう。当面は、9月下旬に返済期限を迎える借入金の手当てが焦点となっており、銀行などでは提携など新たな経営再建策の提示を条件としているようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
1925 東証プライム
4,528
9/4 15:00
-57(-1.24%)
時価総額 3,017,138百万円
賃貸住宅事業、商業施設事業、事業施設事業が柱。戸建住宅事業やマンション事業、環境エネルギー事業等も手掛ける。商業施設事業では大型物件への取り組みを強化。中計では27.3期売上高5兆5000億円目指す。 記:2024/06/13
2173 東証グロース
603
9/4 15:00
-34(-5.34%)
時価総額 9,722百万円
展示会出展やイベントプロモーション等のリアルイベントが主力。デジタルコンテンツやマーケティング等も。トランザクションと業務提携。大規模案件等が寄与し、23.12期通期は変則決算でも過去最高益を更新。 記:2024/04/16
3565 東証スタンダード
562
9/4 15:00
-18(-3.1%)
時価総額 7,608百万円
VDIソフトウェアなど仮想デスクトップ関連製品の販売等を行う。サーバ、ストレージ機器等のクラウドインフラ等も。メガバンクや官公庁に納入実績。27.1期経常利益率15%目標。クラウドサービス等の拡大図る。 記:2024/05/08
4242 東証スタンダード
1,665
9/4 15:00
-19(-1.13%)
時価総額 4,674百万円
自動車やOA機器向けの樹脂成形品を製造・販売。自動車のパワトレ部品や軽量化部品の開発に注力。ホンダ・スズキなどが主要取引先。海外売上が約5割。国内回復、海外も伸びる。インドのJRG社と技術支援契約締結。 記:2024/06/08
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5713 東証プライム
3,802
9/4 15:00
-248(-6.12%)
時価総額 1,105,675百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6383 東証プライム
2,676
9/4 15:00
-143(-5.07%)
時価総額 1,016,425百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
18
2/25 15:00
+1(5.88%)
時価総額 511百万円
産業機械メーカーやソフトウェアメーカーに取扱説明書やマニュアルを作成・管理・運用するシステムを提供。企画、翻訳、コンサルも。22.3期1Qは売上堅調。MOS事業が売上牽引。HOTARUの連結効果等が寄与。 記:2022/01/15
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21