マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/14 3:39:17
17,473,887
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):クレステック、ラック、遠藤製作など

2018/8/2 12:15 FISCO
*12:15JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):クレステック、ラック、遠藤製作など イボキン<5699>:2365円 公開価格(1930円)を約19.7%上回る2310円で初値を付けた。84年8月設立。鉄や非鉄スクラップ収集運搬、加工、リサイクルなどが事業の柱。18年12月期の営業利益予想は前期比5.3%増の2.80億円。解体事業で17年4月に子会社化した国徳工業の売上高が加わる。環境事業では廃棄物処理受託及び再生資源販売が安定推移し、金属事業もスクラップの堅調な需要を映して伸長する見通し。 野村<8604>:528.5円(-4.5円) 反落。大和証券では投資判断を「2」から「3」に格下げ、目標株価も700円から550円に引き下げている。目立った特殊要因がないなかでのホールセール部門の赤字転落からは「損益分岐点の高さ」が意識されるとしている。また、リテール分野における業績モメンタムの低下、米州における法的費用など潜在的な損失リスクなども警戒しているもようだ。 キーエンス<6861>:61130円(+1030円) 続伸。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は782億円で前年同期比21.2%増益、ほぼ市場予想通りの着地となった。営業利益率も前年同期の54.0%から54.6%に上昇。サプライズは限定的で、今後の中国FA減速の影響も完全には払拭しきれないものの、競合のオムロン<6645>など他社比較では相対的な堅調さが目立ち、警戒感が強く反映されてきた株価の見直しへとつながっている。 パナソニック<6752>:1445.5円(+33.5円) 反発。米テスラが決算を発表、時間外取引では8%超上昇しており、同社にとっても安心感につながっている。4-6月期決算では、売上高は予想を上振れたものの、EPSは予想以上に損失幅が拡大している。一方、第3四半期の「モデル3」生産目標を5-5.5万台と安定した生産計画を示したことで、2018年の黒字化とプラスのキャッシュフロー達成目標実現への期待感が高まる状況になっている。 クレステック<7812>:1346円(+192円) 大幅に続伸。18年6月期の営業利益を従来予想の7.55億円から9.18億円(前期実績6.91億円)に上方修正している。フィリピンで情報機器関係の受注が拡大したことに加え、日本で17年7月1日付に完全子会社化した大野印刷の経営改善が計画を上回った。また、同期の年間配当を従来予想の34.00円から39.00円(前期実績37.00円)に増額修正する。通期業績や今後の業績動向などを総合的に勘案した。 遠藤製作<7841>:747円(+31円) 大幅に反発。18年12月期の営業利益を従来予想の6.45億円から8.06億円(前期実績5.47億円、17年4月-18年12月までの9カ月決算)に引き上げている。鍛造事業でタイの自動車生産・販売台数増加を受けて生産が増えたことに加え、ゴルフ事業で販売数の増加や前倒し出荷があり、利益を押し上げる見通し。8月7日の決算発表を前に業績を上方修正したことが好感され、買いを集めている。 ラック<3857>:1839円(+114円) 大幅に反発。19年3月期第1四半期(18年4-6月)の営業利益を前年同期比269.0%増の1.18億円と発表している。セキュリティソリューションサービス事業が伸長したことに加え、システムインテグレーションサービス事業も堅調だった。通期予想は前期比12.4%増の25.00億円で据え置いた。また、サイバーセキュリティ事業の技術拠点として福岡県北九州市に「ラックテクノセンター北九州」を19年1月に開設する。 コニカミノルタ<4902>:1076円(+39円) 大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は154億円で前年同期比77.2%の大幅増益となった。資産売却などの一過性収益があったが、それを除いたベースでも会社計画を40億円程度上振れたもよう。通期営業利益も従来の600億円から620億円に上方修正、一過性要因の上振れが主因だが、オフィスの収益改善や機能材料の好調継続などポジティブな要素が多いとも判断されている。 資生堂<4911>:8121円(-273円) 大幅反落。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「セル」に格下げ、目標株価は7600円としている。期待値は十分に株価に織り込まれていると判断している。中国でアネッサが好調だが、 日本のリージョナルインバウンド鈍化を懸念としているもよう。また、米州事業の黒字転換に関しても、ベアミネラル事業のブランド力回復が不可欠ながら、競争環境は激しく困難とみているようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
3857 東証スタンダード
755
9/4 15:00
-29(-3.7%)
時価総額 23,626百万円
大手情報サイバーセキュリティ会社。セキュリティ監視センターを拠点に、調査や診断、コンサルティング、監視、運用、ソリューションのサービス、製品の提供を行う。今期3Q累計はセキュリティ、SIともに伸長した。 記:2024/04/12
4902 東証プライム
422.9
9/4 15:00
-19.2(-4.34%)
時価総額 212,577百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5699 東証スタンダード
1,192
9/4 15:00
-30(-2.45%)
時価総額 4,085百万円
解体工事から廃棄物処理、金属再生加工までを一貫展開する総合リサイクル会社。24.12期は解体工事の伸長を想定。鉄スクラップ価格の安定推移を前提に増収増益を見込む。中計では26.12期に営業益9億円が目標。 記:2024/04/11
6645 東証プライム
5,809
9/4 15:00
-207(-3.44%)
時価総額 1,198,077百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6861 東証プライム
67,650
9/4 15:00
-2,220(-3.18%)
時価総額 16,453,021百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
7812 東証スタンダード
1,526
9/4 15:00
-48(-3.05%)
時価総額 4,958百万円
取扱説明書や業務マニュアルなどの製作から印刷までを一貫で行う。取引先実績は2000社超。取り扱い品目は約170。配当性向30%以上目標。フィリピン事業の再編推進。輸送機器関連など特殊分野の事業強化図る。 記:2024/05/10
7841 東証スタンダード
1,198
9/4 15:00
-62(-4.92%)
時価総額 11,312百万円
鍛造ゴルフクラブヘッド等を手掛けるゴルフ事業、自動車部品や農業機械部品等の鍛造事業が柱。メタルスリーブ事業等も。配当性向30%目安。26.12期売上高180億円目標。事業ポートフォリオの再構築図る。 記:2024/05/10
8604 東証プライム
810.9
9/4 15:00
-53.6(-6.2%)
時価総額 2,622,096百万円
国内最大級の総合証券「野村證券」を中核とする持株会社。野村アセットマネジメント、野村信託銀行等も傘下に持つ。預り資産は153兆円超で業界トップ。インベストメント・マネジメント部門は運用資産残高が過去最高。 記:2024/06/17