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米中貿易摩擦警戒も直近の上昇に対する利食いの範囲内【クロージング】

2018/6/14 16:17 FISCO
*16:17JST 米中貿易摩擦警戒も直近の上昇に対する利食いの範囲内【クロージング】 14日の日経平均は4日ぶり反落。227.77円安の22738.61円(出来高概算14億9000万株)で取引を終えた。米株安の流れを受けて利食い優勢で始まった日経平均は、寄り付き直後に22800円を下回ったが、前場半ばには22898.39円まで下げ渋る動きをみせた。後場に入っても下げ渋る動きをみせていたが、米政権が15日にも中国製品に追加関税を発動する可能性があるとの米報道に関連して、米中貿易摩擦への警戒感が強まると、為替市場では円が強含む格好となり、再び下げ幅を広げる展開。中国などアジア株の弱い値動き等も嫌気され、結局本日の安値で取引を終えた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1300を超えており、全体の6割を超えている。セクターでは海運、水産農林、石油石炭、銀行が小じっかりだった半面、パルプ紙、その他製品、ガラス土石、鉱業、電気機器の弱さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ユニファミマ<8028>、東エレク<8035>、エーザイ<4523>、ファーストリテ<9983>、信越化<4063>、ファナック<6954>が重石となった。 日経平均は先物主導によるインデックス売りによって下げ幅を広げる格好となった。米中貿易摩擦への警戒を背景に円が強含んだことが、短期筋の売り仕掛け的な動きにつながったようである。また、ECB理事会を見極めたいとする様子見ムードのなかで、仕掛けられた格好。ただ、日経平均は25日線を上回っており、直近の上昇に対する利食いの範囲内にも映る。日経平均の引けにかけての弱い動きによって、中小型株の利食いに押される格好となったが、マザーズ指数も25日線処での踏ん張りをみせており、こちらも直近のリバウンドの範囲内だろう。米中貿易摩擦は警戒されるものの、リスクオンの状況は継続しており、外部要因に振らされにくい銘柄等へは押し目買いの動きは続きそうである。(村瀬智一) 《AK》
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時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
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国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6954 東証プライム
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9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
2,287
11/11 15:00
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時価総額 1,159,164百万円
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8035 東証プライム
22,995
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-2,150(-8.55%)
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9983 東証プライム
45,740
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