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後場に注目すべき3つのポイント~FOMC結果を先取りして円安進むが

2018/6/13 12:54 FISCO
*12:54JST 後場に注目すべき3つのポイント~FOMC結果を先取りして円安進むが 13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日続伸、FOMC結果を先取りして円安進むが ・ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り継続 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はテルモ<4543> ■日経平均は3日続伸、FOMC結果を先取りして円安進むが 日経平均は3日続伸。56.23円高の22934.58円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。 12日の米国市場ではダウ平均が1ドル安となる一方、ナスダック総合指数は上昇するなど高安まちまちだった。米朝首脳会談で両国首脳が共同声明に署名したことが一定の評価を受けて買いが先行したものの、翌日発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から様子見ムードとなった。本日の日経平均もこうした流れを引き継ぎ17円高と小動きでスタートしたが、円相場が弱含みで推移していることなどから、前場には22976.93円(98.58円高)まで上昇する場面があった。 個別では、ソフトバンクG<9984>が2%を超える上昇で日経平均のけん引役となったほか、トヨタ自<7203>、日本電産<6594>、JT<2914>などがしっかり。東海カーボ<5301>や資生堂<4911>は小高い。また、「40年ぶりにブレーキの新たな基本構造を開発した」などと報じられた曙ブレーキ<7238>や、第1四半期決算が好感されたミサワ<3169>がストップ高水準まで買われた。一方、任天堂<7974>が売買代金トップで7%安と急落。米ゲーム見本市でのプレゼンテーションを受けて、来年発売の新作に対する期待が後退したようだ。SUMCO<3436>やローム<6963>は3%超下げており、ファーストリテ<9983>などもさえない。セクターでは、海運業、不動産業、その他金融業などが上昇率上位。半面、その他製品、鉱業、石油・石炭製品などが下落率上位となった。リターン・リバーサルを意識した動きが見られる。 足元の堅調な米経済情勢を受けて、今回のFOMC結果では年4回の利上げシナリオについて「明示こそされないものの、その可能性が否定されることもない」といったところが市場のコンセンサスと思われる。円売り・ドル買いの動きはこれを反映したものだろう。インフレ見通しの引き上げなどは想定内であり、それ以上のタカ派姿勢が見られなければ一段の円安・株高進行は期待しにくい。後場は為替動向睨みの相場展開となるだろうが、FOMC後の短期的な材料出尽くしといった反応も想定しておく必要がある。 新興市場ではマザーズ指数が前日終値を挟んだもみ合いとなっている。前日から大型IPO(新規株式公開)のブックビルディング通過による資金還流が見られるものの、個人投資家としてもFOMC後の相場全体の方向を見極めたいとの思惑が強いだろう。積極的な上値追いは手掛けづらく、材料性の強い銘柄や高値警戒感の乏しい銘柄に資金が向かいやすいと考えられる。 ■ドル・円は小じっかり、日本株高で円売り継続 13日午前の東京市場で、ドル・円は小じっかり。日本株高を背景にリスク選好的な円売りが続き、ドルは110円半ばで上昇基調に振れた。 ドル・円は、朝方の取引で110円前半からドル買い先行。今週に入り朝方の上昇が目立っており、M&A絡みの買いに思惑が広がっている。その後も、日経平均株価がプラス圏で推移し、円売りに振れやすい地合いとなった。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しており、目先も日本株高継続を意識した円売りがドルを押し上げる展開が続きそうだ。ただ、今晩の米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を控え、積極的に動きづらい見通し。 ここまでの取引レンジは、ドル・円の110円34銭から110円61銭、ユーロ・円は129円59銭から129円85銭、ユーロ・ドルは1.1741ドルから1.1752ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ミサワ<3169>や富士ピー・エス<1848>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はテルモ<4543> ■経済指標・要人発言 ・菅官房長官 「北朝鮮に国際原子力機関(IAEA)の査察が入ることになれば、初期コスト負担はありうる」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 14件
1848 東証スタンダード
443
9/4 15:00
-4(-0.89%)
時価総額 8,241百万円
土木工事中心の建設会社。道路や鉄道の橋梁に加え、マンションやオフィスビルの建築などを展開。太平洋セメントの持分法適用関連会社。関西地区でのNEXCOを中心とする大型工事等の進捗が順調。配当性向40%目安。 記:2024/09/06
2914 東証プライム
4,157
9/4 15:00
-47(-1.12%)
時価総額 8,314,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3169 東証スタンダード
621
9/4 15:00
-2(-0.32%)
時価総額 4,417百万円
オリジナルの家具やラグ、カーテン、雑貨等を扱うライフスタイルショップ「unico」を展開。food事業等も。自社で商品を企画・開発し、生産は外部に委託。法人販売等を強化。27.1期売上高152億円目標。 記:2024/05/08
3436 東証プライム
1,516
9/4 15:00
-122(-7.45%)
時価総額 530,865百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4911 東証プライム
3,094
9/4 15:00
-116(-3.61%)
時価総額 1,237,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5301 東証プライム
854.3
9/4 15:00
-23.9(-2.72%)
時価総額 192,169百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6963 東証プライム
1,699
9/4 15:00
-112(-6.18%)
時価総額 699,988百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7238 東証プライム
135
9/4 15:00
-5(-3.57%)
時価総額 18,359百万円
ブレーキ、ブレーキ用摩擦材の開発・生産・販売等を行う。1929年創業。自動車用ディスクブレーキ等が主要製品。トヨタ自動車などが主要取引先。中国系完成車メーカー向けに高付加価値製品の拡販などに取り組む。 記:2024/07/04
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17