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前場に注目すべき3つのポイント~ザラバ発表の主力企業決算でセンチメントを計る

2018/5/8 9:06 FISCO
*09:06JST 前場に注目すべき3つのポイント~ザラバ発表の主力企業決算でセンチメントを計る 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ザラバ発表の主力企業決算でセンチメントを計る ■決算チェック:浜松ホトニクス、18年9月期見通しを上方修正 ■前場の注目材料:ファナック、3工場新増設、170億円投資、射出成型機など増産 ■ザラバ発表の主力企業決算でセンチメントを計る 8日の日本株市場はこう着感の強い相場展開が続くことになろう。7日の米国市場では、バフェット氏が週末に開催された株主総会や前後のメディアへのインタビューで、大量追加取得したアップルのほか、アマゾンやグーグルなどハイテク大手企業を賞賛する発言を行い、ハイテクセクターを中心に買いが先行した。この流れが波及する可能性があろうが、昨日はバフェット氏のアップル株大量取得のインパクトも限られており、影響は限定的になりそうだ。また、原油相場の上昇から資源関連への波及も意識されるが、日経平均の押し上げ効果は期待しづらいところである。 一方で、決算発表がピークを迎えるなか、本日は180社超の決算発表が予定されている。決算の結果を見極めたいとする模様眺めムードは強く、全般手掛けづらい中、昨日同様、先物主導によるインデックス売買に日経平均は振らされやすいだろう。そのほか、主力企業決算ではザラバ中に三菱重<7011>、三菱商事<8058>、丸紅<8002>、三井物産<8031>などが予定されている。決算評価の動きをみせてくるようだと、センチメントを明るくさせてくる可能性がありそうだ。 日経平均は節目の22500円処が心理的な上値抵抗として意識されてきている。この抵抗を一気に上放れるには、決算評価の流れに向かうか、若しくは決算発表が一巡するのを待つことになりそうだ。まずは、今週の決算ピークの中での節目突破となる動きを見極めつつ、決算を手掛かりとした日替わり物色といったところになりそうだ。特にザラバに決算を発表する銘柄へは短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■浜松ホトニクス、18年9月期見通しを上方修正 浜松ホトニクス<6965>が発表した17年10月-18年3月期決算は、営業利益が前年同期比34.3%増の149億円だった。2018年9月期の営業利益を236億円から266億円になる見通しだと発表した。環境分析装置や半導体製造装置などに使われる電子管や光半導体が好調。株価は足元でリバウンド基調が強まり、戻り高値水準でのもち合いをみせている。上方修正が評価される格好から、3月高値を意識した展開が期待される。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(24357.32、+94.81) ・ナスダックは上昇(7265.21、+55.60) ・SOX指数は上昇(1308.48、+11.75) ・VIX指数は下落(14.75、-0.02) ・シカゴ日経225先物(22470、大阪比+20) ・日銀が大規模緩和継続 ・朝鮮半島の緊張緩和 ・米原油先物は上昇(70.73、+1.01) ・ファナック<6954>3工場新増設、170億円投資、射出成型機など増産 ・双日<2768>インドネシアで協業、日通<9062>・SOMPO<8630>と、物流をIoT化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30  豪・小売売上高(3月)    0.6% 《HT》
関連銘柄 9件
2768 東証プライム
3,357
9/4 15:00
-158(-4.5%)
時価総額 840,257百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6965 東証プライム
3,535
9/4 15:00
-184(-4.95%)
時価総額 1,167,144百万円
光電子増倍管などの電子管事業、光半導体素子などの光半導体事業が柱。光電子増倍管は世界トップシェア。小惑星探査機「はやぶさ」などで納入実績。海外売上高比率は70%超。学術向け光電子増倍管は売上順調。 記:2024/07/07
7011 東証プライム
1,778
9/4 15:00
-108(-5.73%)
時価総額 5,998,346百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
8002 東証プライム
2,368
9/4 15:00
-121.5(-4.88%)
時価総額 4,068,726百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
2,907
9/4 15:00
-184(-5.95%)
時価総額 8,800,614百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8058 東証プライム
2,882.5
9/4 15:00
-151.5(-4.99%)
時価総額 12,430,729百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8630 東証プライム
3,402
9/4 15:00
-172(-4.81%)
時価総額 3,369,620百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
9062 東証1部
6,910
12/28 15:00
-10(-0.14%)
時価総額 663,360百万円
総合物流最大手。トラック・海上・鉄道等の運輸事業を展開。国内首位の倉庫面積、引っ越しでもトップ級。セルビアで日系フォワーダーとして初の支店開設。全セグメント好調により、中間期(決算期変更)は大幅増収増益。 記:2021/11/13