マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/11 23:40:56
17,321,868
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~ハイテクが下支えに

2018/3/8 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~ハイテクが下支えに 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、ハイテクが下支えに ・ドル・円はもみあい、米通商政策を見極め ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は反落、インデックス売買中心に5日線レベルでの攻防に 日経平均は反発。158.66円高の21411.38円(出来高概算5億5000万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場はトランプ政権の先行き不透明感から売りが先行したが、ロス商務長官が北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し次第で、カナダ、メキシコへの関税措置を適用除外とする可能性に言及し、NYダウは下げ幅をやや縮小した。ナスダックはハイテク株堅調で4営業日続伸、シカゴ先物は大阪比で240円高の21440円だった。この流れを受けて、前日の米国市場の大幅下落を警戒した反動から買いが先行した。ただし、トランプ米大統領は8日にも関税計画の詳細を発表する可能性があると伝えられており、今晩の米国市場の動向を見極めたいとする模様眺めムードから、21400円を挟んだ狭いレンジ取引が続いている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターではその他製品、倉庫運輸、パルプ紙、電気機器、医薬品、銀行、金属製品がしっかり。半面、海運、卸売、化学、陸運が小安い。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファナック<6954>、エーザイ<4523>、京セラ<6971>、ソフトバンクG<9984>がけん引。 日経平均は、寄付き後はこう着感が強まっているが、一先ず5日線を上回って推移しており、下は売り込みづらいところであろう。トランプ米大統領は8日にも関税計画の詳細を発表する可能性があることも手掛けづらくさせているほか、明日の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を前に、大きくポジションを傾ける動きは考えづらいところであろう。そのため、後場もこう着感が強まりやすいなか、先物主導のインデックス売買に振らされやすい状況になりそうだ。 日経平均は5日線を上回って推移しているが、これを下回ってくるようだと、ポジションを圧縮する流れからやや利食い優勢になる可能性はありそう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円はもみあい、米通商政策を見極め 8日午前の東京市場でドル・円はもみあい。米トランプ政権の輸入制限縮小が期待され、日本株高を受け円売り基調となった。ただ、材料難で方向感は乏しい。 米国の保護主義的な通商政策が縮小されるとの期待感から日経平均株価はプラス圏で推移し、本日のアジア市場ではリスク選好的な円売りが先行。ドルは106円台を維持した。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続を見込んだ円売りが観測される。ただ、足元ではドル買い材料が乏しく、上昇の勢いは強まっていないようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円02銭から106円21銭、ユーロ・円は131円57銭から131円83銭、ユーロ・ドルは1.2397ドルから1.2416ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・スパンクリート<5277>やFringe81<6550>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 ・日・10-12月期GDP2次速報:前期比年率+1.6%(予想:+1.0%、1次速報:+0.5%) ・日・1月経常収支:+6074億円(予想:+4374億円、12月:+7972億円) ・豪・1月貿易収支:10.55億豪ドル(予想:+1.60億豪ドル、12月:-11.46億豪ドル←-13.58億豪ドル) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・15:45 スイス・2月失業率(予想:3.2%、1月:3.3%) ・16:00 独・1月製造業受注(前月比予想:-1.8%、12月:+3.8%) 《DM》
関連銘柄 7件
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
212
9/4 14:30
-2(-0.93%)
時価総額 1,978百万円
壁・床材のスパンクリートを(穴あきPC板)製造・販売。不動産賃貸も。スパンクリートが低調。プレキャスト製品の安値、受注減少も。プレキャスト子会社は債務超過で破産手続き開始申し立て。継続前提に重要事象。 記:2024/07/22
6550 東証グロース
126
9/4 15:00
-5(-3.82%)
時価総額 1,634百万円
全社参加型カルチャープラットフォーム「Unipos」を手掛ける。利用企業数は300社超。継続率は高い。ストック売上高比率は8割超。エンタープライズ企業の獲得に注力。人件費など固定費の抑制などにも取り組む。 記:2024/07/28
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17