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個人投資家株師孔明:世界的にも注目!ロシア大統領選挙関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2018/3/2 10:01 FISCO
*10:01JST 個人投資家株師孔明:世界的にも注目!ロシア大統領選挙関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年2月28日10時に執筆 【株師孔明の株&仮想通貨ブログ】にて、株や仮想通貨のブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。 投資家の諸兄姉よ、調子は如何だろうか。 ロシア大統領選挙が近づいている。大統領選挙には現職のプーチン氏が立候補しており再選の可能性が高い。大統領選挙でプーチン氏が再選されれば、経済の活性化や日ロ関係の改善など様々な面で展開が動いてくる可能性もあり、ロシア関連ビジネスを展開する企業への好影響も意識しておきたいところだ。 今回はそんなロシア大統領選挙関連銘柄について考察していこう。 ■ロシア経済は停滞 ロシアはソ連解体後、設備更新などで経済発展を図ってきた。しかし、資源の輸出に依存した面もあり、新興諸国の中では経済の勢いが弱いと言える。ロシアが今後も国際的に大きな存在感を保つためには、次期大統領が経済対策を強化する必要がある。ロシア向けに製品を輸出している企業などには大統領選挙前後でテーマ性を意識した買いが集まる可能性がある。 また、ロシアは石油資源が豊富であることから、石油関連銘柄にも要注目だ。安倍首相とプーチン氏の関係は比較的良好であると見られていることから、日ロ関係の改善が進めばロシアでの石油ビジネスにより深く日本企業が関わるチャンスも生まれるかもしれない。 ■アメリカが保護主義色を強める中アジアの連帯が進むことも アメリカではトランプ大統領が保護主義的な政策を進めている。今年に入ってからは条件次第でTPPに復帰する可能性を示唆するなど一定の軌道修正は見られるが、自由貿易の進展を阻害したことは否定できない(フィスコ追記(3月2日):トランプ米大統領は、鉄鋼輸入品に対して25%、アルミニウム製品に対して10%の関税を課す方針を発表するもようとの報道あり)。 日本はすでにアメリカを除く環太平洋諸国でTPP11に向けた取り組みを進めている。 同様に東アジア地域でも経済的な結びつきを強める流れが出てくれば、中国・韓国などと合わせて日本・ロシアの関係性が深まることが考えられる。日中・日韓関係と比べると日ロ関係は比較的穏やかだ。 プーチン大統領と安倍首相の関係性が深まれば北方領土問題解決にもつながりうることから、大統領選挙でプーチン氏が再選されることを確認したい。 ■ロシア大統領選挙による株式市場での恩恵 ロシア大統領選挙関連銘柄は、大統領選挙で現職のプーチン氏が再選される見通しであることから注目を集めている。再選が濃厚ではあるものの独裁色の強まりが懸念されたり、停滞する経済を打破したりと課題は多い。 資源価格の回復がロシアにとって追い風となっている中、次の任期でプーチン氏が経済政策を進めれば、ロシア市場の開拓が進んでいる日本企業にとって追い風となる。また、日ロ関係が改善すれば人やモノの往来が増加し、運輸業界にも好影響が及ぶ可能性がある。 株式市場の先行きが不透明感を強める中、大統領選挙後の経済政策によって恩恵を受けやすいとみられる銘柄には注目しておきたい。中国やアメリカと比べてロシア市場に強い銘柄は見過ごされがちなだけに、あらかじめ関連銘柄を正確に把握しておくと良いだろう。 ■ロシア大統領選挙関連銘柄 <7201>日産自動車 ロシアでは日本製の中古車が流通しているケースが少なくない。そのため、所得水準の向上が進めば中古車だけでなく新車の輸出も伸ばせるチャンスがある。国内市場の成長が見込みづらいなか、成長著しい中国と合わせてロシア市場でもシェア拡大ができるかに注目したい。 <6301>コマツ 鉱山などで活躍する機械も製造しており、ロシアが豊富な埋蔵資源の開発を加速させれば恩恵を受けられる可能性があるだろう。資源価格が堅調に推移する状態が、ロシア大統領選挙後も続けば経済政策の強化に伴う設備更新需要増などが追い風となり得る。 <9380>東海運 北極航路に強みを持っていることから、日ロ間での貿易が増加すれば物流量増の恩恵を受けやすい。最低投資金額が5万円以下と小さく個人投資家も手掛けやすいほか、出来高が限られるためテーマ性が意識されれば株価急騰のチャンスもあるだろう。 <9101>日本郵船 ロシアが北極海航路の整備に注力すれば輸送時間を短縮できるメリットがある。業績が不安定なだけに、ロシア大統領選挙前後の政策において北極海航路の需要増加が見込める場合は、業績安定につながるとの思惑から買いが集まることもあり得る。 ■まとめ ロシア大統領選挙関連銘柄は、ロシアでの売上高が多い企業や、日ロ間の人・モノの移動を支えている企業が中心だ。ロシアは豊富な資源や広大な国土を活かすことで経済発展を加速できるチャンスがあり、次期大統領の政策をにらみながら関連銘柄を選別したいところだ。 その他、今年期待できるテーマ株や、オススメの仮想通貨などといった情報は、ブログの方でも詳しく綴っているので、「株師孔明の株&仮想通貨ブログ」と検索し、目を通して頂ければ幸いである。 最新のテーマ株や注目している仮想通貨などもブログにて多数紹介中。 ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコイン、ビットコインキャッシュ、ネム、HERO、ICO、人工知能(AI)関連銘柄、防衛関連銘柄、EV関連銘柄、フィンテック関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、仮想通貨関連銘柄、ビットコイン関連銘柄など。 興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。 ---- 執筆者名:株師孔明 ブログ名:株師孔明の株&仮想通貨ブログ ツイッター:@kabusikoumei 《WA》
関連銘柄 4件
6301 東証プライム
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時価総額 3,710,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
7201 東証プライム
413.5
9/4 15:00
-16.1(-3.75%)
時価総額 1,745,266百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
9101 東証プライム
4,927
9/4 15:00
-128(-2.53%)
時価総額 2,513,583百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9380 東証スタンダード
323
9/4 15:00
-4(-1.22%)
時価総額 9,342百万円
国内主要港でコンテナターミナル業務を担う。1917年設立。港湾倉庫や通関業務、国際輸送、不動産事業、植物工場の運営等も。太平洋セメントグループ。27.3期売上高440億円目標。既存領域の深化等に取り組む。 記:2024/06/09