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後場に注目すべき3つのポイント~22000円キープを見極め

2018/2/26 12:35 FISCO
*12:35JST 後場に注目すべき3つのポイント~22000円キープを見極め 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、22000円キープを見極め ・ドル・円は弱含み、ユーロ・ドルは上昇 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は続伸、22000円キープを見極め 日経平均は続伸。179.29円高の22072.07円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えた。23日の米国市場では、セントルイス連銀総裁が年4回の利上げに懐疑的な見方を示したことを受けて債券利回りが低下、これを材料視する格好からNYダウは347ドル高となり、シカゴ日経225先物清算値は22000円を回復。これにサヤ寄せする格好から買いが先行すると、寄付き直後には22226.53円まで上げ幅を拡大させる場面をみせた。 ただ、その後は円相場が円高に振れて推移していることもあり、22000円前半の水準でのこう着が続いている。東証1部の騰落銘柄は、値上り数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは医薬品、陸運、電力ガス、精密機器、パルプ紙、不動産が上昇。一方で、非鉄金属、ガラス土石、石油石炭が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>、テルモ<4543>がけん引。 日経平均はマドを空けての上昇から5日線を突破すると、直近戻り高値水準を捉えている。その後は上げ幅を縮めているが、5日線のほか、22000円をキープできるようだと、ショートカバーを伴ってリバウンド基調が強まってくる可能性はありそうだ。目先は22000円固めを見極める必要がありそうだが、キープするようだと2月6日の下落局面で空けたマド(22277-22659円処)を埋めに行く動きをみせてくる可能性も出てくる。同時に26週線を支持線として意識させてくるかも注目されるところであろう。 物色は先物主導によるインデックス売買により、指数インパクトの大きい値がさ株が日経平均をけん引する格好だが、ソフトバンクG<9984>は25日線での攻防のほか、ファーストリテ<9983>はようやく5日線をクリアしたところである。戻りの鈍さが意識されてくるようだと、先物には売り仕掛け的な動きも出やすいため、模様眺めムードが強まりやすい面もある。好業績の中小型株のほか、内需系に向かいやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は弱含み、ユーロ・ドルは上昇 26日午前の東京市場でドル・円は弱含み。ユーロ・ドルの上昇を受けドルが下押しされたが、日本株高で円売りに振れやすい地合い。 ドル・円は、朝方から押し目買いが先行し、107円20銭まで上昇した。その後国内勢による買いが一服するとドルは下げに転じ、ユーロ・ドルの上昇とは対照的に106円半ばまで弱含んだ。 引き続きユーロ・ドルが値を上げると、ドルに下押し圧力がかかりそうだ。ただ、ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、目先の日本株高継続への期待から円売りがドル売りを弱めよう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円44銭から107円20銭、ユーロ・円は131円12銭から131円80銭、ユーロ・ドルは、1.2280ドルから1.2319ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・アスラポート<3069>や阪神燃<6018>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 ・黒田日銀総裁 「強力な金融緩和を粘り強く続ける」 「物価目標実現の後ずれは残念」 「現時点で新たに総括的な検証を行う予定はない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 12月景気動向指数・先行改定値(速報値:107.9) <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 6件
3069 東証スタンダード
171
9/4 15:00
-9(-5%)
時価総額 7,877百万円
乳製品の製造・加工メーカー。牛乳やバターはっ酵乳、ヨーグルト、プリン、生クリームを手掛ける。不採算事業の撤退などで販売事業は黒字転換。生産事業は大幅増益。販管費は減少。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/04/09
4543 東証プライム
2,673
9/4 15:00
-51.5(-1.89%)
時価総額 3,984,633百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6018 東証スタンダード
2,135
9/4 14:56
-57(-2.6%)
時価総額 6,915百万円
1918年創業の船舶推進プラントの総合メーカー。低速4サイクル機関が主力製品。内航船用エンジンで国内トップシェア。スクリュー、遠隔操縦装置の製造等も。部材の内製化図る。船舶用メタノール燃料エンジンが完成。 記:2024/06/28
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17