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後場に注目すべき3つのポイント~ハイテク堅調、まずは22000円キープを見極めたいところ

2018/2/21 12:37 FISCO
*12:37JST 後場に注目すべき3つのポイント~ハイテク堅調、まずは22000円キープを見極めたいところ 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、ハイテク堅調、まずは22000円キープを見極めたいところ ・ドル・円はしっかり、日本株高で円売り先行 ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は反発、ハイテク堅調、まずは22000円キープを見極めたいところ 日経平均は反発。139.45円高の22064.55円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えた。20日の米国市場は小売大手のウォルマートの決算が嫌気されたほか、長期金利の上昇等を受けて利益確定の流れが強まった。ただし、半導体関連などは全般堅調に推移しており、為替市場での円高一服もあって、小幅に上昇して始まった。その後下げに転じる局面もみられたが、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>、ファナック<6954>などが日経平均をけん引する格好となり、再び22000円を回復している。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターではガラス土石、電気機器、その他製品、機械、化学、パルプ紙、鉄鋼、水産農林、輸送用機器、精密機器、小売が堅調。半面、証券、保険、銀行、電力ガス、医薬品がさえない。 日経平均は下げに転じる局面においては、5日線やボリンジャーバンドの-1σなどが支持線として機能する格好から反転しており、節目の22000円を回復している。出来高が薄い中、先物主導によるインデックス売買に振らされる可能性があるが、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などがしっかりで推移しており、22000円キープをみせられるかが注目される。 また、銀行が弱含みではあるが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控えてのポジション調整であろう。1月半ば以降、調整が強まっていたハイテク株やインフラ関連、省力化関連などが底堅い値動きをみせられれば、センチメントが改善傾向をみせてきそうだ。不安定ではあるが、まずは22000円キープを見極めたいところである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円はしっかり、日本株高で円売り先行 21日午前の東京市場でドル・円はしっかり。日本株高を手がかりに国内勢によるドル買 い・円売りが先行した。 ドル・円は、前週末の105円半ばから値を戻す流れが続いており、本日は日経平均株価の上昇基調を手がかりに国内勢がドル買い・円売りを強めた。また、ユーロ・ドルの低調な値動きもドルの上昇を支援したもよう。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いとなり、目先の日本株高継続をにらんだドル買い・円売りに振れやすい。ただ、今晩の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨公表を控え、ドル買いは慎重になりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は107円28銭から107円81銭、ユーロ・円は132円34銭から132円96銭、ユーロ・ドルは1.2329ドルから1.2345ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・セキュアヴェ<3042>や免疫生物研究所<4570>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 ・布野日銀審議委員 「アジア需要の取り込みを国内需要減対策にすることは可能」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 12月全産業活動指数(前月比予想:+0.4%、11月:+1.0%) <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 6件
3042 東証グロース
269
9/4 15:00
-14(-4.95%)
時価総額 2,069百万円
ネットワーク・セキュリティの運用監視サービスを中心に、情報セキュリティ人材の育成・派遣も展開。既存案件への増員等で人材サービス事業は収益伸長。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Qは最終黒字転換。 記:2024/04/09
4570 東証グロース
461
9/4 15:00
-24(-4.95%)
時価総額 4,294百万円
診断試薬サービスや検査サービス、TGカイコサービスを手掛ける抗体関連事業が主力。化粧品原料の化粧品関連事業も。診断試薬サービスは国内外の代理店との関係強化を図る。体外診断用医薬品領域の製品化進める。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10