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海外勢の利益確定の流れが強まるか【クロージング】

2018/1/25 15:51 FISCO
*15:51JST 海外勢の利益確定の流れが強まるか【クロージング】 25日の日経平均は続落。271.29円安の23669.49円(出来高概算15億6000万株)で取引を終えた。24日の米国市場ではダウは反発し最高値を更新したが、ハイテク株が売られており、昨日の安川電<6506>、ファナック<6954>、ソニー<6758>の下げ同様、センチメントを悪化させた。また、為替市場では円相場が円高に振れて推移していることも手掛けづらくさせていた。 売り一巡後には日本電産<6594>がプラスに転じたほか、安川電<6506>も戻りは鈍いものの上昇しており、やや安心感にはつながる場面もみられた。しかし、日経平均は5日線に上値を抑えられる格好となる中、円相場が1ドル108円台に入ると、断続的なインデックス売りから下げ幅を拡大させている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは空運、電気機器、銀行、機械、その他製品、輸送用機器が軟調。一方で石油石炭、鉱業、陸運が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところではファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>が重しに。 ドルベースの日経平均は高値を更新する中、海外勢の利益確定の流れが強まってきているようである。決算発表が本格化する中で積極的な売買が手控えられていることもあり、よりインデックスに絡んだ売買に振らされやすいだろう。また、米ハイテク株の下げが目立つ中、これまで相場のリード役だった半導体関連等への利益確定の流れが意識されやすく、結果、日経平均の調整につながる。 そのため、物色はテーマ性のある銘柄やインデックスに振らされにくい中小型株などに短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすいとみられる。好決算企業の反応も見極めが必要なところである。ただし、利益確定の流れであって、嫌気売りといった局面にはなく、好業績銘柄については、押し目拾いのスタンスを取りたいところである。(村瀬智一) 《AK》
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空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
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ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6594 東証プライム
5,878
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-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
13,750
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世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,051
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-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
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6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
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9983 東証プライム
45,740
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-1,240(-2.64%)
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世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
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時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17