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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は4営業日ぶり反発、決算等を手掛かりに中小型株にシフト

2018/1/15 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は4営業日ぶり反発、決算等を手掛かりに中小型株にシフト 15日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4営業日ぶり反発、決算等を手掛かりに中小型株にシフト ・ドル・円は弱含み、本邦勢は押し目買い ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は4営業日ぶり反発、決算等を手掛かりに中小型株にシフト 日経平均は4営業日ぶりに反発。54.81円高の23708.63円(出来高概算7億5000万株)で前場の取引を終えた。12日の米国市場は大手行決算で税制改革による企業業績の押し上げ効果が再認識され、終日堅調推移となった。主要株価指数は連日の過去最高値更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円高の23820円となるなか、これにサヤ寄せする格好から買いが先行した。また、ソフトバンクG<9984>が傘下のソフトバンクの上場を固めたと報じられて強い値動きとなったことも日経平均を押し上げる一因となった。 しかし、寄付き直後の23833.27円をピークにその後は上げ幅を縮める展開。為替市場では円相場が1ドル110円70銭台と円高に振れて推移するなか、日経平均は一時23700円を下回る場面まで上げ幅を縮める局面もみられた。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の6割近くを占めている。セクターでは鉱業、証券、不動産、保険、銀行が堅調。半面、鉄鋼、空運、石油石炭、非鉄金属、パルプ紙がさえない。 日経平均は想定内ではあるが、買い一巡後は5日線レベルでの攻防となっている。米国市場はキング牧師の生誕記念日で祝日となるため、海外勢のフローが限られているほか、1ドル110円70銭台で推移しており、為替相場も重しになっているようだ。また、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が下支えするものの、東エレク<8035>、ヤマハ発<7272>、日立建機<6305>、京セラ<6971>、スズキ<7269>が小安く推移しており、重しになっている。 後場は引き続き5日線を挟んだこう着が続きそうである。TOPIXがプラス圏で推移していることもあり、日銀のETF買い入れによる需給面での下支えも期待できない。そのため、こう着感の強い相場展開の中、個人主体の資金は新興市場の中小型株にシフトを強めることになりそうである。決算を手掛かりとした物色も活発であり、売られていた銘柄等には、アク抜けを意識した押し目買いなども、先回り的に入りやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は弱含み、本邦勢は押し目買い 15日午前の東京市場でドル・円は弱含み。前週末からのドル売りの流れが続いたが、本邦勢の押し目買いで下げ渋った。 ドル・円は、前週末海外市場でユーロ・ドルの強含みなどの影響で、111円台を割り込んだ。週明けアジア市場でもその流れを受け継ぎ、ドルは一時110円65銭まで弱含んだ。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を見込んだ本邦勢の押し目買いでドルは下げ渋っている。ただ、材料難でドルの戻りのペースは鈍いだろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は110円65銭から111円19銭、ユーロ・円は135円05銭から135円67銭、ユーロ・ドルは1.2188ドルから1.2212ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・Fブラザーズ<3454>やIGポート<3791>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 ・黒田日銀総裁 「物価2%に向けて上昇率を高めていく」 「金融環境は極めて緩和した状態にある」 「2%の物価実現を目指して必要な時まで緩和を継続」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 日銀1月地域経済報告 <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 9件
3454 東証スタンダード
1,116
9/4 15:00
-39(-3.38%)
時価総額 16,121百万円
不動産投資商品の組成・運用等を行う。プライベートエクイティ投資、ホテル・旅館等の施設運営も手掛ける。案件発掘力などが強み。首都圏、地方都市の中小型物件が投資対象。賃貸不動産ポートフォリオの拡充図る。 記:2024/05/08
3791 東証スタンダード
1,896
9/4 15:00
-32(-1.66%)
時価総額 38,341百万円
アニメ作品の企画・制作を行う映像制作事業が主力。コミック雑誌の企画・製造・販売等を行う出版事業、版権事業等も展開。「SPY×FAMILY」シリーズは配信、関連商品ライセンス・セールスプロモーションが順調。 記:2024/06/09
6305 東証プライム
3,457
9/4 15:00
-146(-4.05%)
時価総額 743,653百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
7269 東証プライム
1,600.5
9/4 15:00
-70.5(-4.22%)
時価総額 3,144,320百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,248
9/4 15:00
-42.5(-3.29%)
時価総額 1,311,214百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17