マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/7 12:52:47
15,859,085
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~個人主体の資金は中小型株にシフトする格好

2018/1/11 12:36 FISCO
*12:36JST 後場に注目すべき3つのポイント~個人主体の資金は中小型株にシフトする格好 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、個人主体の資金は中小型株にシフトする格好 ・ドル・円は上値が重い、日本株安で円買い継続 ・値下がり寄与トップは京セラ<6971>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は続落、個人主体の資金は中小型株にシフトする格好 日経平均は続落。80.89円安の23707.31円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えた。10日の米国株安のほか、為替市場でドル円が1ドル111円台で推移する中、シカゴ先物清算値(23615円)にサヤ寄せする格好から利食い先行で始まった。ただし、昨夕の段階で金利上昇を警戒して225先物ナイト・セッションで売られていたこともあり、織り込み済みの流れから、前場半ばには23734.97円と下げ渋る展開になっている。 セクターでは医薬品、金属製品、化学、食料品、水産農林、輸送用機器、ゴム製品が軟調。半面、鉱業、海運、証券、非鉄金属、銀行がしっかり。東証1部の値下がり数は1100を超えており、全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、京セラ<6971>、ソフトバンクG<9984>、日東電<6988>、ホンダ<7267>が冴えない。 日経平均は売り先行で始まったが、5日線レベルで下げ渋る動きをみせている。ボリンジャーバンドでは+2σを下回っており、過熱感は和らいでいる。明日にオプションSQを控えていることもあり、積極的には手掛けづらいところであるが、TOPIXがマイナス圏で推移していることもあって、日銀のETF買い入れへの思惑等からも下げ渋る展開が意識されそうだ。 また、日経平均はこう着ながらも、マザーズ指数は6連騰で1300ptを回復、JASDAQも6連騰で高値更新と強い動きをみせており、個人主体の資金は中小型株にシフトする格好であろう。また、原油相場の上昇から資源関連の一角が堅調なほか、長期金利上昇を背景に金融セクターの一角が買われるなど、需給状況は良好である。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は上値が重い、日本株安で円買い継続 11日午前の東京市場でドル・円は上値の重い展開。日本株の弱含みを受け、円買いが継続したようだ。 ドル・円は朝方に111円32銭を付けた後、日経平均株価が下げ幅縮小を手がかりに円買いが一服し、ドルは111円60銭台に水準を切り上げた。ただ、前日の下げからの戻りは鈍い。 ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏で推移し、目先の日本株安継続への観測から円買い基調が続く。また、米インフレ指標の発表を前に、積極的なドル買いは入りづらいようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円32銭から111円63銭、ユーロ・円は133円06銭から133円49銭、ユーロ・ドルは1.1947ドルから1.1959ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・エキサイト<3754>やGameWith<6552>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップは京セラ<6971>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 ・ブロードベント英中銀副総裁 「2018年の利上げ回数は不透明。今後3年間の見通しでは2-3回の可能性」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 11月景気動向指数・先行速報値(予想:108.6、10月:106.5) <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 6件
3754 JQスタンダード
869
11/26 14:58
±0(0%)
時価総額 5,484百万円
ポータルサイト「エキサイト」を運営。ネット接続サービスやドコモ通信規格対応の格安SIMも。広告・課金事業は事業構造見直し。XTech HP社がTOB実施。成立なら上場廃止へ。19.3期1Qは業績苦戦。 記:2018/09/11
6552 東証スタンダード
197
9/4 15:00
-15(-7.08%)
時価総額 3,611百万円
日本最大級のゲーム情報メディア「GameWith」の運営等を行うメディア事業が主力。プロeスポーツチームの運営、NFTゲーム等も。eスポーツやNFT・回線事業に経営資源投下。回線事業など新規事業は急成長。 記:2024/05/17
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,530
9/4 15:00
-74.5(-4.64%)
時価総額 8,314,456百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17