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18年も株高期待で「くりっく株365」の取引数量は右肩上がりか

2018/1/5 9:30 FISCO
*09:30JST 18年も株高期待で「くりっく株365」の取引数量は右肩上がりか 東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、12月の取引数量は前月比10.6%減の206万9608枚。1日の平均取引数量も9万8554枚と前月比で減少した一方、月末時点の証拠金預託額は4516億円と前月比で11億円増加した。取引通貨量では、米ドル、南アフリカランド、トルコリラの順となっている。なお、10月30日にスタートしたメキシコペソ・円の取引数量は8万5419枚で、全体のシェアは4.1%となった。 一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、12月の取引数量は前月比52.4%減の50万7929枚。1日の平均取引数量も2万4495枚と前月比では大幅に減少したほか、月末時点の証拠金預託額は572億円と前月比で28億円減少している。 同時に発表された2017年年間取引数量では「くりっく365」は前年比33.5%減少したが、「くりっく株365」は32.6%増加した。為替市場は、方向感に欠け動意薄となった一方、株式市場は日経平均がバブル崩壊後の戻り高値を更新するなど上昇が際立つ展開となった。2017年は、為替と株式の構図が年間取引数量の変化としてきれいに表れた。 また、ビットコインなど仮想通貨の存在も大きかったと推測される。4月に改正資金決済法が施行され、個人投資家の資金が流入したことなどからビットコイン投資が活発化。膠着感が強まった為替市場とは間逆の高いボラティリティに投資家の関心が集中したもよう。2018年も高いボラティリティが期待できる仮想通貨市場への関心は高まりそうだ。ただ、日経平均が96年高値を上回っているほか、欧米株式指数が史上最高値を更新していることなどを考慮すると「くりっく株365」の取引数量は17年を上回る可能性もあろう。 (写真提供:東京金融取引所) 《MT》