マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/17 23:24:35
17,609,685
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~昨年11月9日高値が射程に

2018/1/4 12:39 FISCO
*12:39JST 後場に注目すべき3つのポイント~昨年11月9日高値が射程に 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は500円超える上昇、昨年11月9日高値が射程に ・ドル・円は小じっかり、日本株の大幅高で円売り先行 ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は500円超える上昇、昨年11月9日高値が射程に 日経平均は大幅に反発。561.12円高の23326.06円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えた。2日から取引を再開した米国市場では、ハイテク株への物色が強まり、NYダウは2日間で200ドルを超える上昇となっている。この流れを受けたシカゴ日経225先物清算値は、大阪比410円高の23160円と23000円を超えており、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に買いが先行。その後もアジア市場の上昇や円相場がやや円安に振れるなか、一時23335.06円まで上げ幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは証券、石油石炭、鉱業、海運、その他製品が3%を超える上昇。一方で、ゴム製品が小幅に下落している。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、京セラ<6971>が強い値動きだった。 米ハイテク株高が買い安心感につながっており、日経平均は昨年11月9日高値23382.15円にあと50円弱に迫っている。ダブルトップが意識されやすく、利益確定の売りも出やすいところであろう。ただし、もち合いレンジを上放れてきたところでもあり、さらにトレンドが強まる可能性はありそうだ。そのため、利益確定は出たとしても、ショートポジションは避けたいところであろう。 物色としては指数インパクトの大きい値嵩株が日経平均を牽引する格好だが、昨年11月高値に接近するなか、突破を見極めたいとのムードから積極的な上値追いには慎重になりやすいだろう。まずは23000円処を固める流れの中で押し目拾いのスタンスとなろう。仮想通貨関連の一角が動意づいているが、2018年も活躍するとみられるテーマ株等に、個人主体の資金が向かいやすいだろう。日経平均が高値圏でのこう着となれば、新興市場の中小型株への物色が強まりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は小じっかり、日本株の大幅高で円売り先行 4日午前の東京市場でドル・円は小じっかり。日本株の大幅高でリスク選好的な円売りが強まり、ドルを押し上げた。 2018年の大発会で日経平均株価が前年の終値を500円超も上回り、23000円台を回復したことからリスク選好的な円売りが主導する展開となっている。ユーロ・円などクロス円が堅調地合いとなり、ドル・円は112円70銭付近に強含んだ。 ランチタイムの日経平均先物は大幅高が続いており、午後の取引でも日本株高継続を見込んだ円売りに振れやすい展開となりそうだ。一方で、ユーロ・ドルがやや持ち直しており、その影響でドルに下押し圧力がかかりやすい点には警戒したい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円48銭から112円78銭、ユーロ・円は135円13銭から135円43銭、ユーロ・ドルは1.2005ドルから1.2019ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・アイスタディ<2345>やソルクシーズ<4284>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 ・黒田日銀総裁 「当分、現在の金融緩和を粘り強く続けていかないといけない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・12月全国住宅価格(前月比予想:+0.1%、11月:+0.1%) 《DM》
関連銘柄 7件
2345 東証スタンダード
297
9/4 15:00
-15(-4.81%)
時価総額 5,151百万円
M&Aでブロックチェーン関連が主力に。技術者派遣や暗号資産運用も。24.10期1Qはゲーム会社との協業によるNFTゲームの収益化を推進。5月に暗号資産「スケブコイン」を子会社運営の暗号資産交換所に上場へ。 記:2024/04/12
4284 東証スタンダード
296
9/4 15:00
-13(-4.21%)
時価総額 7,939百万円
クレジット、証券など金融向けに強みを持つソフトウェア開発会社。ソリューション事業、コンサルティング事業も手掛ける。SBIHDが筆頭株主。富士通などが主要取引先。航空宇宙・防衛分野の取り組みを強化。 記:2024/08/13
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6971 東証プライム
1,744
9/4 15:00
-64(-3.54%)
時価総額 2,634,267百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17