マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/22 3:52:10
17,313,164
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

個人投資家・株大臣福ちゃん:今年を振り返る!福ちゃん的2017年テーマ株総まとめ【FISCOソーシャルレポーター】

2017/12/31 7:00 FISCO
*07:00JST 個人投資家・株大臣福ちゃん:今年を振り返る!福ちゃん的2017年テーマ株総まとめ【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年12月16日8時に執筆 2017年も残り1か月を切り、株式市場でも1年間の締めくくりが行われようとしている。そこで、今回は2017年を賑わせた人気テーマ株を振り返っていきたい。多すぎても読みにくいので、5つのテーマ、厳選した合計10の注目銘柄で振り返っていくことにする。 〇2017年を代表するテーマ株が軒並み値上がり 2017年は、半導体関連、バイオ関連、EV関連、IoT関連など、様々なテーマ株が好調な1年だったともいえる。中でも後期は、満を持して日本に初上陸を果たしたスマートスピーカー、工場の生産を効率化するために使われる半導体などによるIoT関連が賑わいを見せた。 また国単位で注力している分野も目立っていた。働き方改革の中心でもある人材関連はもちろんのこと、安倍首相が衆議院選挙を皮切りに政策として掲げた、教育・子育て支援にも注目が集まった。 他にも自動運転車への期待からEV関連、リチウムイオン電池関連などが急騰する事も多く見られたのは記憶に新しい。 ○2017年テーマ株総まとめ ◇スマートスピーカー関連銘柄 <3938>LINE 年初来安値:3,490 年初来高値:5,080 スマホ向けメッセンジャーアプリの「LINE」を運営している同社、LINE Pay登録アカウント数は3800万人突破するなど成長継続中で、独自のAIアシスタントを活用したスマートスピーカー「Clova Wave」も注目されている。このことからもスマートスピーカー関連銘柄として賑わいをみせた。また、年明けにはタレントの木村拓哉氏起用のCMも決まっており、来季展望としても期待している銘柄だ。 <6758>ソニー 年初来安値:3,333 年初来高値:5,410 言わずと知れた世界的な電機メーカーである同社。最近も12月9日にGoogle Assistantを搭載した独自のスマートスピーカー「LF-S50G」を発売したばかり。Google Play MusicやSpotifyなどの音楽サービスが同社独自の技術で楽しめることからも、スマートスピーカー関連銘柄として賑わいをみせた。こちらもスマートスピーカー人気によるシナジーで、期待できる銘柄だ。 ◇人材関連銘柄 <2168>パソナグループ 年初来安値:752 年初来高値:1,994 人材派遣業界3位の実力を誇っており、委託・請負、人材紹介、再就職支援、アウトソーシングなど幅広く人材ビジネスを展開している同社。最近ではNTTグループの人材サービス会社を子会社化するなど、さらなる拡大を図っている。2017年は、国が掲げた「働き方改革」によって人材関連銘柄として賑わいをみせた。こういった背景からも、引き続き来期も注目できるだろう。 <6098>リクルートホールディングス 年初来安値:1,546 年初来高値:2,777 販促メディア事業、人材メディア事業、人材派遣事業などさまざまな事業をグループ企業によって展開し続けている同社。特に求人媒体は数多く存在し、2017年は「indeed」の高成長が続いている。人材派遣領域は国内・海外ともに好調で、人材関連銘柄として賑わいをみせた。最低でも2020年の東京オリンピックまで各企業において人材の確保は重要課題となっている。引き続き期待値は大きいだろう。 ◇教育・子育て関連銘柄 <2749>JPホールディングス 年初来安値:241 年初来高値:415 保育園や学童クラブ、児童館といった子育て支援関連施設をいくつも運営しており、その施設数は全国に271施設も展開。子育て支援において大手として知られている。また同社は、日本郵政とも提携しており、郵便局にも保育所を運営するなどしている。現在国会では消費税増税についての争点が繰り広げられており、こういった背景からも、教育・子育て支援関連銘柄として賑わいをみせた。今後も、増税の使い道として幼児教育の無償化などが挙げられている事からも、さらなる期待ができるだろう。 <6189>グローバルグループ 年初来安値:1,492 年初来高値:2,493 保育所・児童館・学童保育の運営など子育て支援事業を主要事業として展開し、東京、神奈川、大阪で保育所・学童クラブの開設を推進している同社。従来の保育園での取り組みとは別に、さまざまな専門家がひとつのチームとして取り組む「チーム保育」を行っており、教育・子育て関連銘柄として賑わいをみせた。今後も教育や子育て支援を拡充させることを目指しているため、こちらも引き続き注目したい。 ◇リチウムイオン電池関連銘柄 <4080>田中化学研究所 年初来安値:640 年初来高値:2,825 二次電池正極材料メーカーで、リチウムイオン電池用正極材料の製造に注力している同社。2015年には上昇率502.6%の急騰を見せるなどリチウムイオン電池関連銘柄として賑わいをみせた実績があるが、今年もEV自動車の開発が進められていく中で大きな上昇を見せた一年となった。環境汚染の改善も担っているEV自動車において、必要不可欠な存在となっていることから、2018年も期待度は大きい。 <7271>安永 年初来安値:1,125 年初来高値:3,800 エンジン部品や工作機械、ハイテク業界向け検査測定装置やワイヤソー等を手掛け、他にもエアーポンプなど環境機器事業も展開している同社。またリチウムイオン電池の寿命を延ばすための新技術を開発しており、今年は賑わいを見せたリチウムイオン電池関連銘柄の一角として株価を大きく上げている。実際には、リチウムイオン電池の寿命を12倍にまで向上させており、この技術力からもさらに今後期待の膨らむ銘柄の一つと言えるだろう。 ◇半導体関連銘柄 <8035>東京エレクトロン 年初来安値:10,950 年初来高値:23,345 半導体製造装置大手で、世界トップシェアを誇っている製品を多数取り揃えている同社。海外の売上高比率は8割を超えており、半導体関連としては安定の企業でもある。半導体はIoTにとって必要不可欠な存在でもある事から、今年はIoT関連、半導体関連として大きく株価を挙げた。同市場は今後も成長が続いていくという見込みがあり、来期の展望としても注目できるだろう。 <6857>アドバンテスト 年初来安値:1,927 年初来高値:2,649 半導体製造装置メーカー大手として知られており、半導体テストシステムにおいて世界トップシェアを誇っている。特にメモリ向けに強みを持っており、海外の売上高比率は8割を超えている。こちらもIoT関連として不可欠な半導体デバイスの世界的メーカーということもあり、半導体関連銘柄として賑わいをみせた。今後も十分な需要拡大が見込める事から、引き続き成長株として期待は大きい。 〇2017年テーマ株・福ちゃん的総まとめ 2017年もさまざまな出来事とともに、株式市場でも色々なテーマ株が賑わいを見せてきた。特にIoT関連に関しては今後も大きく市場は拡大していくことが予想されており、期待値も大きい。2018年も引き続き関連銘柄に着目していきたい。 このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。 ---- 執筆者名:株大臣福ちゃん ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議 《HT》
関連銘柄 10件
2168 東証プライム
2,285
9/4 15:00
-69(-2.93%)
時価総額 95,262百万円
人材派遣・紹介や再就職支援などを行う人材サービス大手。BPOサービスでは、自社開発のデジタル技術を活用したサービスも提供する。人材派遣伸び悩みもBPO堅調。福利厚生子会社を売却し事業再構築を図る。 記:2024/05/12
2749 東証プライム
715
9/4 15:00
-27(-3.64%)
時価総額 62,812百万円
保育園・学童クラブ・児童館の運営等を行う日本保育サービスを中核とする持株会社。愛知県名古屋市に本社。ダスキンの持分法適用関連会社。保育園数は200園超。幼児学習プログラムの拡充などで児童数の拡大図る。 記:2024/09/02
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4080 東証スタンダード
792
9/4 15:00
-25(-3.06%)
時価総額 25,766百万円
住友化学傘下の電池用材料メーカー。リチウムイオン電池用正極材の前駆体、ニッケル水素電池用正極材の製造・販売等を手掛ける。20年に福井工場の大型施設が完成。リチウムイオン電池向け製品等の増産体制構築図る。 記:2024/05/02
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
748
9/4 15:00
-15(-1.97%)
時価総額 7,025百万円
保育サービス大手。認可保育所や認定こども園、学童クラブの運営等を行う。東京都中心に展開。写真販売サービス「GK Photo」の提供を開始。在籍園児数は1万人超。子育てプラットフォームの開発を進める。 記:2024/07/02
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
6,129
9/4 15:00
-514(-7.74%)
時価総額 4,695,850百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7271 東証スタンダード
578
9/4 15:00
-5(-0.86%)
時価総額 7,479百万円
エンジン部品の製造・販売を行う。1923年創業。三重県伊賀市に本社。コネクティングロッドで世界トップクラスのシェア。トヨタなどが主要取引先。環境機器事業は新型ディスポーザの投入、システム販売の回復見込む。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07