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後場に注目すべき3つのポイント~参加者限られるが方向性としてはレンジ上放れを意識

2017/12/28 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~参加者限られるが方向性としてはレンジ上放れを意識 28日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・参加者限られるが方向性としてはレンジ上放れを意識 ・ドル・円はもみあい、前日NY安値を下抜け ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は信越化<4063> ■日経平均は続伸、参加者限られるが方向性としてはレンジ上放れを意識 日経平均は続伸。34.46円高の22945.67円(出来高概算4億3000万株)で前場の取引を終えた。27日の米国市場は原油安や長期金利の低下が上値を抑える格好となったが、ハイテク株が自律反発をみせた流れから小幅に上昇して始まった。その後、22893.88円と22900円を下回る局面もみられたが、その後前引けにかけて先物が買われた流れから、5日線を上回っている。 セクターでは非鉄金属、鉄鋼、卸売、繊維、海運、鉱業、医薬品、金属がしっかり。一方で、水産農林、石油石炭、銀行、保険、その他金融、証券、不動産がさえない。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えているが、ほぼ値上がり、値下がり数は拮抗している。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>、エーザイ<4523>がしっかり。一方でキヤノン<7751>、ファーストリテ<9983>が小安い。 引き続きこう着感の強い相場展開となっているが、円相場が1ドル113円10銭台と円高に振れて推移するなかで、底堅さが意識されている。東証1部の出来高は4億株台にとどまっており、参加者は限られていることで大きなトレンドは期待しづらいところではあるが、方向性としてはもち合いレンジからの上放れが意識されやすいだろう。 リバランスの商いが中心で方向感は掴みづらいが、米国についても節税対策の売りが年内で一巡することで、先高観は強いと考えられる。中小型株等は、ポジション調整からの利益確定によって値を下げてくる可能性はあるが、来年に向けたスタンスとしては、押し目拾いの動きも意識されよう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円はもみあい、前日NY安値を下抜け 28日午前の東京市場でのドル・円はもみあい。前日NY安値を下抜けており、一段安が警戒される。 東京株式市場は日経平均株価が前日終値を小幅に上回った。ランチタイムの日経平均先物はプラス圏で推移しており、目先の日本株高継続を想定した円売りに振れやすい地合いのようだ。 ただ、年末の薄商いのなか、ドル・円は前日NY安値113円19銭を下回ったことから、ドルは下値が警戒される。午後の取引では押し目買いがドルをサポートできるか注目したい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円14銭から113円35銭、ユーロ・円は134円68銭から134円88銭、ユーロ・ドルは1.1888ドルから1.1903ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・みらいワークス<6563>や一家ダイニング<9266>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位は信越化<4063> ■経済指標・要人発言 ・日銀金融政策決定会合・主な意見(議事要旨) 「2%の物価安定目標の達成にまだ距離がある現在は、金融政策は現状維持が妥当」 「(リスク資産買入れは)政策効果と考え得る副作用についてあらゆる角度から検討すべき」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 7件
4063 東証プライム
5,832
9/4 15:00
-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4523 東証プライム
5,989
9/4 15:00
-78(-1.29%)
時価総額 1,776,140百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
6563 東証グロース
1,025
9/4 15:00
+10(0.99%)
時価総額 5,229百万円
プロフェッショナル・エージェント事業が柱。DX案件の売上比率が高い。副業マッチングサイト「Skill Shift」の運営等も行う。大手企業の取引社数は110社超。ソリューション事業は成長基調維持。 記:2024/06/29
7751 東証プライム
4,966
9/4 15:00
-126(-2.47%)
時価総額 6,623,467百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
580
9/28 15:00
-3(-0.51%)
時価総額 3,889百万円
飲食チェーン。餃子・串焼き・もつ鍋の「屋台屋博多劇場」や、炉端・蒸焼・大鍋の「こだわりもん一家」などを展開。飲食店とオフィスの複合カフェ「リモカフェ」を育成。コロナ禍からの持ち直しで、1Qは大幅増収。 記:2021/08/29
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17