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個人投資家株大臣福ちゃん:年末に向けたソーシャルゲーム関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

2017/11/17 14:03 FISCO
*14:03JST 個人投資家株大臣福ちゃん:年末に向けたソーシャルゲーム関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2017年11月10日15時に執筆 新作のソーシャルゲームがリリースされたり、アップデートされたりするたびに一気に動意づく、株式市場ではもうお馴染みのソーシャルゲーム関連。各社がしのぎを削り合うソーシャルゲーム市場の今後の注目ポイントと注目銘柄を探っていきたい。 〇ソーシャルゲーム SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で提供されるゲームのことを「ソーシャルゲーム」と呼び、以前は主にパソコンのブラウザで遊ぶゲームなどのことを指していた。しかし、現在では携帯やスマートフォンで遊ぶことができるゲームを指すのが一般的だろう。代表格には「パズドラ」を提供している<3765>ガンホー、「モンスト」を提供している<2121>ミクシィ、「黒猫・白猫」を提供している<3668>コロプラなどが挙げられる。これのゲームはいずれも操作性と戦略性を兼ね備えたガラケー時代とは全く違ったゲームとして爆発的人気を得た。ソーシャルゲームにおいて携帯端末がガラケーからスマートフォンに変化したことは、画期的な変化をもたらしたといえるだろう。 〇ゲームのエンディングの変化 ソーシャルゲームの登場によりゲームのエンディングに変化が出てきたのも大きな変化のひとつだ。ソーシャルゲームにおいてはエンディングを見る機会はほとんどないように思う。家庭用ゲーム機、携帯ゲーム機で遊んでいた時代は「買ったゲームの内容は変わらない」ことが常識だった。だから、ゲームをスタートしたら「クリア」というエンディングが確実に存在していたのだ。しかし、インターネットが普及し、ネット経由でゲームのアップデートが当たり前になった今、「買ったゲームの内容に新たな内容が追加される」ことが当たり前になると、アップデートによってどんどん内容も新しくなるため、エンディングの先が存在することも珍しくない。従来のようなエンディングが少なくなり、ゲーム途中で開催されるイベントやクエストをこなして都度報酬をうけとるような、「小さなエンディング」が多くなっているといえるだろう。 ○ソーシャルゲーム運営会社という存在 ソーシャルゲームの登場と共に新しく会社が登場するのはもはや珍しくない。運営型ゲームが増えるようになったソーシャルゲームだが、現在ではゲーム開発会社とは別に、運営だけを専門としている会社が市場を大きくしているといっても過言ではない。ゲーム開発会社のニーズ(「新規開発をするためにリソースを確保しておきたい」、「収益が出ているうちにリリースしたゲームを売却したい」など)と運営会社のニーズ(「顧客、収益が保証されているゲームを獲得したい」、「受託で安定した収入を得ることができる」など)が見事に合致したことが、ゲーム運営会社が誕生した大きな要因の1つともいえる。今後勢力を伸ばしていく注目の事業だ。 ○ソーシャルゲーム関連銘柄 <2121>ミクシィ ソーシャルゲーム関連銘柄御三家のひとつ。SNS「ミクシィ」を運営している。長期的にはフェイスブックの流行などにより株価も下がっていたが、「モンスト(モンスターストライク)」が起死回生の一手となり、爆発的ヒットを得た。モンストの人気は未だ衰えておらず、今やパズドラの売上をも抜いている。現状としては日本トップのソーシャルゲーム会社と言っても過言ではない。新作アプリのヒットに期待したい。 <4728>トーセ 家庭用ゲームソフトの開発、制作請負で最大手のトーセは、今後注目しておきたいソーシャルゲーム関連銘柄のひとつだ。先日すでに配信されたスマホ向け本格カードゲーム「ドラゴンクエストライバルズ(スクウェアエニックスHD)」の開発を同社が担当している。すでに株価は動意づいているものの、今後の利用者の増加が期待できるだけにまだまだ注目できる銘柄だろう。 <3667>enish 代表的なソーシャルゲームアプリには「ぼくのレストラン」、「ガルショ☆」、「ドラゴンタクティクス」、「ボクらのポケットダンジョン」シリーズなどが挙げられる。2017年10月には「欅坂46」初となる公式ゲームアプリ「欅のキセキ」の配信をスタート。プレイ中にメンバーのちびキャラが登場するだけでなく、この作品のためだけに収録されたオリジナルボイスが聞けるとあって大変注目を集めている。今後のアップデート情報はチェックしておきたいところだ。 〇ソーシャルゲーム関連銘柄・福ちゃん的まとめ 全世界で普及しているスマートフォンだが、そのスマートフォンで今では誰もがソーシャルゲームを楽しんでいる。今後も新作ゲームのリリースなどで末永く注目され続けるソーシャルゲーム関連銘柄は、手堅く掴める銘柄だといえるのではないだろうか。 このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。 ---- 執筆者名:株大臣福ちゃん ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議 《WA》
関連銘柄 5件
2121 東証プライム
2,813
9/4 15:00
-9(-0.32%)
時価総額 220,064百万円
「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
3667 東証スタンダード
196
9/4 15:00
-12(-5.77%)
時価総額 5,103百万円
ゲームアプリの企画・開発・運営等を行う。運営タイトルは「進撃の巨人 Brave Order」、「ぼくのレストラン2」など。ブロックチェーンゲームに参入。効果的な運用等で、既存タイトルの売上は安定水準維持。 記:2024/07/01
3668 東証プライム
561
9/4 15:00
-15(-2.6%)
時価総額 72,921百万円
スマホ向けゲームなどの開発・運営を行うエンターテインメント事業を手掛ける。魔法使いと黒猫のウィズ、白猫プロジェクトが代表作。投資育成事業も展開。ブリリアンクリプトトークンは上場地域の拡大等に取り組む。 記:2024/08/23
3,018
9/4 15:00
-57(-1.85%)
時価総額 275,239百万円
スマホゲームのパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」が主力。コンソールゲームの企画・開発・販売等も。パズドラは国内累計6200万DL突破。ニンジャラは世界累計1100万DL超。ゲームブランドの強化図る。 記:2024/07/05
4728 東証スタンダード
636
9/4 15:00
-13(-2%)
時価総額 4,937百万円
独立系受託開発企業。家庭用ゲームソフト、モバイルコンテンツの企画・開発・運営等を行う。家庭用カラオケ楽曲配信事業等も手掛ける。開発したタイトル数は2330本超。バンダイ、カプコンなどが主要取引先。 記:2024/05/08