マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/8 0:55:58
17,217,794
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、重要経済指標は前回下回るとの予想

2017/11/15 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は戻りの鈍い展開か、重要経済指標は前回下回るとの予想 今日の欧米外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い展開を予想したい。本日発表で、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策に影響を与える消費者物価指数(CPI)や小売売上高など重要経済指標が前回を下回ると予想されており、ドルは買いづらい見通し。 前日の取引では、欧州市場でドイツの国内総生産(GDP)が堅調な内容を示したのをきっかけにユーロ買い・ドル売りが強まり、それがある程度波及してドル・円はやや押し下げられる展開となった。その後発表された米国の10月生産者物価指数(PPI)は予想を上回 り、ドルは値を戻したが、本日のアジア市場では日経平均株価の大幅続落を受けて一時113円付近まで弱含んだ。 今晩は22時半に発表される米国の10月CPIや10月小売売上高、11月NY連銀製造業景気指数が材料視されるが、いずれも前回を下回る見通し。前日のPPI同様に予想を上回る可能性もあるが、期待先行のドル買いには慎重になりやすい。 加えて、米国の2年債利回りは上昇基調が続くものの、10年債利回りは2.40%付近を上限にやや抑えられる傾向にあり、ドル買いにつながりにくい状況になっている。一方、日経平均株価の大幅安を受けて欧米株の連れ安も予想され、リスク回避的な円買いでドル・円やクロス円の戻りが鈍くなる可能性もある。(吉池 威) 【今日の欧米市場の予定】 ・17:00 エバンス米シカゴ連銀総裁が討論会参加(ロンドン) ・18:30 英・7-9月ILO失業率(予想:4.3%、6-8月:4.3%) ・19:00 ユーロ圏・9月貿易収支(8月:+161億ユーロ) ・21:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:0.0%) ・22:30 米・10月消費者物価指数(前年比予想:+2.0%、9月:+2.2%) ・22:30 米・10月小売売上高(前月比予想:0.0%、9月:+1.6%) ・22:30 米・11月NY連銀製造業景気指数(予想:25.1、10月:30.2) ・24:00 米・9月企業在庫(前月比予想:0.0%、8月:+0.7%) ・06:00 米・9月対米証券投資(8月:ネット長期有価証券+672億ドル) ・06:10 ローゼングレン米ボストン連銀総裁講演(米国経済) ・NAFTA再交渉第5回会合(メキシコシティ、21日まで) ・ブラジル休場(共和制宣言記念日) 《CS》