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後場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ海外勢の資金流入は継続

2017/11/8 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~インデックスに絡んだ海外勢の資金流入は継続 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、利食い優勢もインデックスに絡んだ海外勢の資金流入は継続 ・ドル・円は113円78銭、もみあい、材料難で方向感の乏しい展開 ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は日東電<6988> ■日経平均は反落、利食い優勢もインデックスに絡んだ海外勢の資金流入は継続 日経平均は反落。64.59円安の22873.01円(出来高概算9億1000万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場はまちまちの展開となり、米長期金利の下落から金融セクターが売られたが、税制改革への期待から下値は限られた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22865円だったことから、これにサヤ寄せする格好から利食い優勢の展開となった。しかし、寄付き直後に22759.07円まで下げた後は、押し目買い意欲の強さから下げ幅を縮めている。 セクターでは保険、銀行、石油石炭、鉄鋼が冴えない。一方で、その他製品、電気機器、化学、精密機器、非鉄金属がしっかり。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファナック<6954>、信越化<4063>、安川電<6506>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>、日東電<6988>、ソフトバンクG<9984>、NTTデータ<9613>が重しに。 日経平均は利食い優勢ではあるが、5日線を上回っての推移であり、押し目買い意欲の強さがうかがえる。また、ファナック<6954>が売り先行で始まった後に切り返して高値を更新するなど、インデックスに絡んだ海外勢の資金流入も継続しており、押し目待ちに押し目なしの需給状況である。ランチタイムの225先物は22850-22880円辺りでのもち合いが続いているが、22850円処での底堅さが意識されてくるようだと、ショートカバーを誘う格好にもなりそうだ。 決算発表が本格化する中、今期据え置きとなれば一先ず嫌気売りが先行しそうだが、需給状況の良好な銘柄については、押し目買いの好機になる可能性もあろう。また、日経平均がこう着となるなか、新興市場の中小型株などへ短期的な資金が向かいやすい面もありそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円78銭、もみあい、材料難で方向感の乏しい展開 8日午前の東京市場でドル・円はもみあい。重要イベント通過で材料が乏しく、方向感の出にくい展開となった。 ドル・円は、日経平均株価が前日終値を下回って推移しており、ややリスク回避的なドル売り・円買いに振れた。ただ、113円半ば以下は押し目買いが見込まれ、ドルは下値の堅い値動きとなった。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いとなっており、目先の日本株安継続を警戒した円買いが観測される。一方、米10年債利回りは朝方に上昇したものの足元は伸び悩んでおり、ドル買いは入りづらいようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円64銭から114円03銭、ユーロ・円は131円90銭から132円14銭、ユーロ・ドルは1.1586ドルから1.1606ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・シュッピン<3179>やワコム<6727>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は日東電<6988> ■経済指標・要人発言 ・トランプ米大統領 「米国の都市が脅威にさらされることは許さない」 ・布野日銀審議委員 「強力な金融緩和を粘り強く推進していくことが重要」 「日銀が2%の物価上昇を目指すことは、長い目でみた為替相場の安定につながる」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 布野日銀審議委員会見 ・14:00 9月景気動向指数速報値・先行(予想:106.6、8月:107.2) <海外> 特になし 《DM》
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3179 東証プライム
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-26(-2%)
時価総額 29,826百万円
カメラや時計、筆記具、自転車の専門ショップを展開。ECサイトでの販売が主力。シグマクシスと資本業務提携。カメラ事業のEC買取額は過去最高。筆記具事業は限定モデル等が好調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/04/15
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-541(-8.49%)
時価総額 11,804,685百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6506 東証プライム
4,617
9/4 15:00
-299(-6.08%)
時価総額 1,231,308百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6727 東証プライム
677
9/4 15:00
-24(-3.42%)
時価総額 111,398百万円
描画用ペンタブレットで世界首位。韓国サムスン社など向け電子ペンOEMも。24.3期3Q累計は自社ブランド品の需要が戻らず。だがOEMが回復。経費削減や円安なども寄与して増収増益に。営業外に為替差益を計上。 記:2024/04/11
6954 東証プライム
4,051
9/4 15:00
-211(-4.95%)
時価総額 4,089,675百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
11,595
9/4 15:00
-600(-4.92%)
時価総額 8,194,894百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,995
9/4 15:00
-2,150(-8.55%)
時価総額 10,845,201百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,269
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-41(-1.77%)
時価総額 3,182,272百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17