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前場に注目すべき3つのポイント~個別の材料を手掛かりとした物色やテーマ株へ

2017/6/1 8:48 FISCO
*08:48JST 前場に注目すべき3つのポイント~個別の材料を手掛かりとした物色やテーマ株へ 1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:個別の材料を手掛かりとした物色やテーマ株へ ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の買い越し ■前場の注目材料:東芝、総会に決算報告なし、上場廃止リスク高まる ■個別の材料を手掛かりとした物色やテーマ株へ 1日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場になりそうだ。5月31日の米国市場は、原油安のほか、米国債利回り低下が嫌気された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の19670円だった。円相場は1ドル110円80銭辺りでの推移に。 地区連銀経済報告(ベージュブック)では全体的に景気が緩やかに拡大したとの認識が示されたが、相場への影響は限られていた。1日の米国市場ではADP雇用統計、ISM製造業景気指数などが予定されているが、既にFOMC議事録で6月の利上げが決定的となるなか、予想を上回る結果としても円安には振れ難いだろう。日本株への支援材料は限られる状況とみられ、こう着感の強い相場展開が続こう。 なお、欧州では8日の英下院総選挙で、メイ首相率いる与党保守党が過半数の議席を確保できない可能性があるとの、調査結果を英タイムズが掲載している。保守党が過半数を取れなければ、EU離脱交渉を控えメイ氏の思惑は外れることから、欧州リスクへの懸念が和らいだ格好に。欧州の落ち着きから、下を売り込む流れにはならないだろう。 物色は中小型株を中心とした個別の材料を手掛かりとした物色のほか、テーマ性のある銘柄での値幅取りになりそうだ。また、5月の中国製造業PMIは51.2と4月に比べ横ばいだったが、市場予想(51.0)は上回ったことから、中国関連の見直しも意識される。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き40万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り310万株、買い350万株、差し引き40万株の買い越しとの観測。 05月25日(木):490万株の買い越し 05月26日(金):50万株の買い越し 05月29日(月):10万株の売り越し 05月30日(火):50万株の買い越し 05月31日(水):270万株の売り越し ■前場の注目材料 ・マザーズ指数は9日続伸、テーマ株物色活況 ・シカゴ日経225先物(19670、+10) ・米5月シカゴ購買部協会景気指数、59.4で予想上回る ・ユーロ圏4月失業率、9.3%で予想下回り堅調 ・インド2016年度GDP成長率7%を維持 ・政府、AIなど重点5分野に ・三井住友<8316>、事務大幅デジタル化 ・住友化学<4005>など、LNG基地建設、愛媛で検討 ・東レ<3402>、繊維1000億円投資、17−19年度 成長分野の生産増強 ・シスメックス<6869>、遺伝子解析用試薬開発の英社を買収 ・丸紅<8002>、安全にデータ転送、クラウド閉域接続モバイルサービス提供 ・パナソニック<6752>、コードレススティック掃除機、紙パック式追加 ・NTT<9432>、ドローン配送悪用防止、相互認証技術5年以内に実用化 ・東芝<6502>、総会に決算報告なし、上場廃止リスク高まる ・リオン<6823>、ウェアラブル事業参入、BONXと提携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30  原田日銀審議委員が講演、同記者会見 <海外> ・10:30  豪・小売売上高(4月)  0.3%  -0.1% ・10:45  中・財新製造業PMI(5月)  50.2  50.3 《HT》
関連銘柄 9件
3402 東証プライム
751.8
9/4 15:00
-22.6(-2.92%)
時価総額 1,226,547百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
4005 東証プライム
396.1
9/4 15:00
-17.5(-4.23%)
時価総額 655,886百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
1,228
9/4 15:00
-26(-2.07%)
時価総額 3,013,582百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6823 東証プライム
2,115
9/4 15:00
-103(-4.64%)
時価総額 26,055百万円
補聴器で国内トップシェア。1944年創業。1948年に国内初の量産型補聴器を開発。医用検査機器、微粒子計測器、音響・振動計測器等も手掛ける。補聴器など医療機器事業では新製品投入によるラインナップ拡充図る。 記:2024/08/30
6869 東証プライム
2,755.5
9/4 15:00
-89.5(-3.15%)
時価総額 1,733,967百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は8割超、世界中に展開。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの等が伸長。手術支援ロボット拡大。 記:2024/06/30
8002 東証プライム
2,368
9/4 15:00
-121.5(-4.88%)
時価総額 4,068,726百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9432 東証プライム
154.8
9/4 15:00
-4(-2.52%)
時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14