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前場に注目すべき3つのポイント~トランプ物色とカジノ、フィンテック関連へも

2016/12/6 8:27 FISCO
*08:27JST 前場に注目すべき3つのポイント~トランプ物色とカジノ、フィンテック関連へも 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:トランプ物色とカジノ、フィンテック関連へも ■外資系証券の注文動向:差し引き90万株の売り越し ■前場の注目材料:日銀黒田総裁、フィンテックは大きな潜在力持つ ■トランプ物色とカジノ、フィンテック関連へも 6日の日本株市場は買い先行の展開となろう。週明け5日の米国市場はNYダウ、ナスダックともに上昇し、シカゴ日経225先物清算値は大阪比145円高の18405円だった。注目されていたイタリア国民投票の結果を受けた市場反応は、先行き不透明感が解消したとの見方から買いが先行。原油相場の上昇やISM非製造業景況指数が予想を上振れたこと等も材料視されていた。ユーロリスクを意識せざるを得なくなる懸念はあるものの、一先ずイタリアショックを吸収した欧米市場の流れを受け、前日の下落部分を吸収することになろう。 また、ISM非製造業景況指数が予想を上振れたことに注目。11月の経済指標は、大統領選終了による不透明感の解消が反映されており、堅調な結果によって米国経済の拡大基調が確認されることにより、来週のFOMCでの利上げを後押しするほか、株価上昇に繋がるだろう。イタリア国民投票が通過し、市場の落ち着きがみられたことから、改めてトランプ政権に対する期待等から物色意欲が強まることになろう。 その他、カジノ法案は、今日の衆議院本会議で自民党や日本維新の会などの賛成多数で可決され、参議院に送られる見通しであり、カジノ関連物色が意識される。また、日銀の黒田総裁は昨日の講演で、フィンテックの潜在力を評価しており、フィンテック関連などへの関心も集めそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き90万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り1300万株、買い1210万株、差し引き90万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 11月29日(火):80万株の買い越し 11月30日(水):30万株の買い越し 12月01日(木):30万株の売り越し 12月02日(金):50万株の買い越し 12月05日(月):310万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(19216.24、+45.82) ・NY原油は上昇(51.79、+0.11) ・カジノ法案きょう衆院通過 ・日銀黒田総裁、フィンテックは大きな潜在力持つ ・薬価、全品毎年見直し ・アマゾン、日用品をボタン1つで注文できる「アマゾンダッシュボタン」 ・日揮<1963>、アルジェリアで1200億円受注 ・三井物産<8031>、米鉱区で権益 ・防衛費、過去最大の5兆1千億円程度に ・東電<9501>、原発を他社と統合へ ・昭和シェル<5002>、人工光合成で二酸化炭素からメタンなどを直接作る技術 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・09:00 10月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.2%、9月:0.0%) <海外> ・09:30 豪・7-9月期経常収支(予想:-135億豪ドル、4-6月期:-155億豪ドル) 《WA》
関連銘柄 4件
1963 東証プライム
1,250
9/4 15:00
-66(-5.02%)
時価総額 324,263百万円
日揮、日揮グローバルなどを傘下に収める持株会社。独立系。総合エンジニアリング業界で国内トップ。LNGプラント建設に強み。機能材製造事業も展開。配当性向30%目途。機能材製造事業では機能性塗料材の拡販図る。 記:2024/08/05
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
8031 東証プライム
2,907
9/4 15:00
-184(-5.95%)
時価総額 8,800,614百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
659.9
9/4 15:00
-48.6(-6.86%)
時価総額 1,060,471百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13