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後場に注目すべき3つのポイント~原油高の持続性見極め、足元一服の中小型株などの押し目拾いか

2016/9/29 12:26 FISCO
*12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~原油高の持続性見極め、足元一服の中小型株などの押し目拾いか 29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・原油高の持続性見極め、足元一服の中小型株などの押し目拾いか ・ドル・円は101円31銭付近、ドル堅調、日本株強含みで買い継続 ・三菱UFJ、三井住友FGなど4社の目標株価変更 ■原油高の持続性見極め、足元一服の中小型株などの押し目拾いか 日経平均は反発。233.78円高の16699.18円(出来高概算8億4000万株)で前場の取引を終えている。28日の欧米市場は上昇。注目されていた石油輸出国機構(OPEC)の非公式会合では、原油生産量を制限することで合意した。実質の減産合意となったことが好感され、NYダウは続伸で25日線を回復。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の16540円だった。円相場は1ドル100円75銭辺りと、前日からは若干円安に振れているなか、買いが先行した。 16600円を回復して始まった日経平均は、その後16600円を下回る局面もみられた。しかし、石油輸出国機構(OPEC)の非公式会合での原油減産合意を受けて鉱業、鉄鋼、石油石炭、非鉄金属、卸売、機械など資源・素材セクターを中心に強い値動きをみせているほか、円相場が1ドル101円台に乗せる円安基調のなか、日経平均は上げ幅を広げて一時16700円を回復している。 原油減産合意を受けて資源関連を中心に強い動きをみせており、東証1部の騰落銘柄は値上がり数が6割を占めている。一方で、内需・ディフェンシブ系を中心に利益確定の流れとなっているほか、中小型株の中にも利益確定から下げに転じている銘柄が目立ってきている。原油安に歯止めがかかることで株高・円安基調への転換が期待されてくるだろうが、OPECは11月30日にウィーンの本部で開く総会で詳細を詰め、正式に生産調整に踏み切る方針である。それまでに反対の動きも出てくる可能性もありそうなため、持続性を見極める必要がありそうだ。 そのため、物色としては足元で一服をみせてきている内需・ディフェンシブ系や中小型株の押し目拾いのスタンスが有効のように感じられる。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は101円31銭付近、ドル堅調、日本株強含みで買い継続 29日午前の東京外為市場では、ドル・円は堅調地合い。日経平均株価の強含みを背景にドル買いが継続した。ドル・円は100円70銭付近で寄り付いた後、前日同様に月末要因による輸入企業のドル買いが続き上昇基調となった。日経平均の強含みを背景に一時100円41銭まで上昇。また、前日の主要産油国による減産合意もリスク選好的な円売りを誘発したようだ。 ある外為ディーラーは「月末にもかかわらず、輸出の売りがそれほど強くないためドルはやや上を目指す展開」と指摘する。 ランチタイムの日経平均先物は引き続き200円超と堅調な値動きのため、ドル・円は午後の取引でも101円台で底堅い値動きが続くだろう。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペース鈍化の見方に変わりはなく、積極的なドル買い材料が見当たらなければ上値が重くなりそうだ。 ここまでドル・円は100円66銭から101円41銭、ユーロ・円は112円90銭から113円85銭、ユーロ・ドルは1.1215ドルから1.1233ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は101円31銭、ユーロ・円は113円75銭、ポンド・円は131円96銭、豪ドル・円は77円96銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・三菱UFJ<8306>、三井住友FG<8316>など4社の目標株価変更 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、2位ファーストリテ<9983>、2銘柄で日経平均を約33円押し上げ ・シルバーエッグ<3961>、モジュレ<3043>、GMOクラウド<3788>など6社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・安倍首相 「引き続き政府・日銀は連携しながらあらゆる政策を総動員」 ・ジョージ・カンザスシティ連銀総裁 「FRBは緩やかでも確実な前進が必要」 「FOMCにとって見解の多様性は健全」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 7件
3043 JQグロース
179
10/31 15:00
±0(0%)
時価総額 263百万円
PC導入から廃棄、サーバー保守等のIT総合サービスを行う。新サービスの本格稼動が収益貢献の割合を高める。17.3期に売上高28億円、営業利益2億7000万円を目指す。過年度の決算に疑義。上場廃止へ。 記:2016/11/07
2,918
9/4 15:00
-92(-3.06%)
時価総額 34,120百万円
電子証明書発行サービス、電子契約サービス等を手掛ける電子認証・印鑑事業が主力。クラウドインフラ事業、DX事業も展開。電子印鑑GMOサインは導入企業数で国内トップ。電子認証・印鑑事業は契約社数が順調増。 記:2024/07/05
769
9/4 14:59
-24(-3.03%)
時価総額 2,282百万円
AIを用いたマーケティングサービスを手掛ける。パーソナライズ・レコメンドツール「アイジェント・レコメンダー」等の提供を行う。取引実績は累計500社超。AI技術を軸に、既存事業の進化などに取り組む。 記:2024/07/01
1,509
9/4 15:00
-90(-5.63%)
時価総額 20,042,530百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,415
9/4 15:00
-495(-4.99%)
時価総額 36,949,469百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17