マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
7/12 18:52:17
17,357,624
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も底堅い、個人主体の中小型株物色が活発

2016/9/23 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も底堅い、個人主体の中小型株物色が活発 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・利食い優勢も底堅い、個人主体の中小型株物色が活発 ・ドル・円は101円14銭付近、戻り試しで101円台を回復 ・自動車株の下げ目立つ ■利食い優勢も底堅い、個人主体の中小型株物色が活発 日経平均は反落。20.73円安の16786.89円(出来高概算9億9000万株)で前場の取引を終えている。日経平均は売り先行で始まった。米国市場は続伸となったが、FOMCの結果を受けて円相場が1ドル100円70銭台での推移となるなか、利食い優勢の展開に。ただし、寄付き直後に16725.53円まで下げ幅を広げた後は下げ渋りをみせており、前引け間際には一時上昇に転じる局面もみられている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数では小型株指数のみが上昇。セクターでは情報通信、海運、鉱業、建設、医薬品、ゴム製品、食料品、精密機器がしっかり。半面、証券、その他金融、輸送用機器、銀行、電力ガス、保険、空運、不動産が冴えない。売買代金上位では任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、メガバンク3行、第一生命<8750>、村田製<6981>が下落。ソフトバンクグ<9984>、リクルートHD<6098>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、KDDI<9433>が堅調。 米利上げ先送りによる円高が重しとなったが、政府・日銀が臨時会合を開き、円高をけん制するなか、円相場は落ち着いた動きをみせている。長短金利操作付き量的・質的金融緩和導入を受けた21日の300円超の上昇の反動も意識されるなか、連休の谷間で参加者も限られていることからみれば、底堅い展開であろう。後場は日銀によるETF買入れも意識されるため、再びプラス圏の回復が期待されるところである。 物色は自動車など主力の輸出関連が冴えないなか、個人主体の中小型株物色が活発である。10月3日からのノーベル賞受賞者発表を控えて、候補者に関連する銘柄への物色が強まってきている。短期筋の値幅取り狙いの資金が中心であろうが、バイオ株などはこのところ物色の圏外に置かれていたこともあり、資金が向かいやすいとみられる。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は101円14銭付近、戻り試しで101円台を回復 23日午前の東京外為市場では、ドル・円は底堅い展開。日経平均株価は弱含んだが、ドルは戻りを試す値動きとなり、101円台を回復した。 ドル・円は100円70銭台で寄り付いた後、国内勢による買戻しで上昇基調となった。日経平均は弱含む展開が続いたが、石原伸晃経済再生相が閣議後の記者会見で「為替市場の動向を注視していく」と述べ、足元の円高をけん制した。こうした発言で円買いは弱まったようだ。 ただ、前日の取引で100円下抜けトライに失敗したことでドルは反転し、足元は戻りを試す展開となっているが、米利上げペース鈍化の観測でドル売り基調に変わりはないようだ。ランチタイムの日経平均先物はやや弱含んでおり、午後も日本株安が続けばドルは失速する可能性があろう。 ここまでドル・円は100円70銭から101円24銭、ユーロ・円は112円88銭から113円44銭、ユーロ・ドルは1.1200ドルから1.1212ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は101円14銭、ユーロ・円は113円24銭、ポンド・円は131円88銭、豪ドル・円は77円21銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・自動車株の下げ目立つ ・値上がり寄与トップはKDDI<9433>、2位ファーストリテ<9983>、2銘柄で約36円の押し上げ ・菅官房長官 「日銀の政策は日銀にゆだねる」 ・石原経済再生相 「為替市場の動向を注視していく」 「FOMC声明から利上げは近いと判断」 「日銀の政策転換はそれなりにうまくいった」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30 7月全産業活動指数(前月比予想:+0.2%、6月:+1.0%) <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 9件
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
13,750
9/4 15:00
-425(-3%)
時価総額 85,842,598百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
4,086
9/4 15:00
-214(-4.98%)
時価総額 4,214,092百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
9433 東証プライム
4,822
9/4 15:00
-158(-3.17%)
時価総額 11,110,756百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
45,740
9/4 15:00
-1,240(-2.64%)
時価総額 14,555,429百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17