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後場に注目すべき3つのポイント~現状維持を織り込む為替市場の動き

2016/9/21 12:30 FISCO
*12:30JST 後場に注目すべき3つのポイント~現状維持を織り込む為替市場の動き 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・現状維持を織り込む為替市場の動き ・ドル・円は101円56銭付近、ドルは一時101円22銭まで下落 ・内需・ディフェンシブ関連株に関心 ■現状維持を織り込む為替市場の動き 日経平均は続落。80.18円安の16411.97円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えている。日銀の金融政策決定会合での「総括的な検証」を巡って、不透明感がくすぶっており、利食い優勢からこう着感の強い相場展開となった。朝方は小幅な下げにとどまっていたが、前引けが近づくにつれてポジション調整もみられ、一時16399.65円と16400円を割り込む場面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、保険、その他製品、電気機器、ゴム製品、卸売、鉄鋼、鉱業が冴えない。一方で、不動産、小売、海運、食料品、医薬品が小じっかり。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも下落。売買代金上位では任天堂<7974>、リクルートHD<6098>、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、村田製<6981>が軟調。 日銀の政策決定会合の結果待ちのなか、黒田総裁のネクタイの色が、青と伝えられている。現状維持への思惑が高まるなか、為替市場ではドル・円が1ドル101円20銭辺りまで円高に振れる局面をみせている。参加者が限られるなか、短期筋の仕掛け的な売買で振らされやすい需給状況のようだ。 結果判明後は仕掛け的な売買から荒い値動きとなろうが、明日は祝日で休場となるほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとするムードも強く、大引けにかけては反対売買も意識される。FOMCで9月利上げに踏み切る可能性は低く、サプライズがないとの見方がコンセンサス。アク抜けを先取りする形での、押し目拾いのスタンスに。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は101円56銭付近、ドルは一時101円22銭まで下落 日経平均株価の弱含みが続くなか、ドル・円は一時101円22銭まで下落。菅官房長官は21日午前、定例記者会見で「日銀は総括検証を踏まえて様々なことを検討されるだろう」と述べた。日銀は、物価上昇目標を達成するため緩和策を投入してきたが、その有効性について総括検証したうえで追加的な緩和策を打ち出すと期待されている。 ここまでドル・円は101円22銭から101円79銭、ユーロ・円は112円95銭から113円56銭、ユーロ・ドルは1.1148ドルから1.1157ドルで推移した。 12時22分時点のドル・円は101円56銭、ユーロ・円は113円24銭、ポンド・円は131円80銭、豪ドル・円は76円72銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・内需・ディフェンシブ関連株に関心 ・サムシングHD<1408>、JMNC<3645>、PSS<7707>の3社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日)、「総括的検証」結果発表(発表時刻は未定) <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 8件
465
9/25 15:00
+7(1.53%)
時価総額 1,913百万円
住宅向け地盤改良工事が主力。地盤調査、地盤保証サービスも。地中土壌採取管、地中土壌採取装置の特許を取得。ITbookと経営統合に関する覚書を締結。ボーリング調査は受注件数増加。17.12期は大幅増益。 記:2018/04/19
3645 東証グロース
327
9/4 15:00
-17(-4.94%)
時価総額 3,523百万円
歯科医療情報ポータルサイトの運営、SEMサービスや歯科医院運営等を行う医療機関経営支援事業を手掛ける。医療BtoB事業、クラウドインテグレーション事業も。医療機関支援事業では不動産販売を引き続き推進。 記:2024/08/02
8,406
9/4 15:00
-654(-7.22%)
時価総額 14,256,240百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,674
9/4 15:00
-98(-3.54%)
時価総額 43,626,275百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
317
9/4 15:00
-29(-8.38%)
時価総額 8,770百万円
核酸自動抽出装置や臨床診断装置などの装置部門、研究用試薬などの試薬・消耗品部門が柱。装置のメンテナンス、受託製造・受託検査なども手掛ける。ELITechGroupが主要取引先。生産体制の強化等に取り組む。 記:2024/08/30
7974 東証プライム
7,698
9/4 15:00
-228(-2.88%)
時価総額 9,997,316百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17