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後場に注目すべき3つのポイント~アップル関連堅調、メガバンク買い戻しで安心感も

2016/9/16 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~アップル関連堅調、メガバンク買い戻しで安心感も 16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・アップル関連堅調、メガバンク買い戻しで安心感も ・ドル・円は102円04銭付近、ドル下げ渋り、日本株高で買戻し継続 ・日本電産、ソフトバンクグなど6社の目標株価変更 ■アップル関連堅調、メガバンク買い戻しで安心感も 日経平均は反発。63.21円高の16468.22円(出来高概算7億1000万株)で前場の取引を終えた。15日の米国市場ではNYダウが177ドル高と反発に。原油相場の上昇のほか、小売売上高などが予想を下回り、これが利上げ観測の後退につながったようである。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の16390円だった。この流れを受け買いが先行した日本株市場だが、為替市場での円高が輸出関連への重しとなり、こう着感の強い展開に。 ただ、メガバンクに買い戻しとみられる流れが強まっており、これが安心感につながっている。また、米アップルのiPhone7の好調からハイテク株の一角が動意をみせており、日経平均を下支えする格好。東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは銀行、電気機器、機械、精密機器、保険が堅調。半面、不動産、その他製品、輸送用機器、ガラス土石、食料品が小安い。 「iPhone 7 plus」の初回出荷分が完売したと伝えられているほか、新色の「ジェットブラック」は超レアとも伝えられているなか、アルプス電<6770>、村田製<6981>などアップル関連とされる電子部品株が堅調である。また、「三菱東京UFJ銀行頭取は日銀にマイナス金利の副作用検証を要望と」伝えられるなか、メガバンクがリバウンドをみせている。連休を控えていることから、売り方の買戻しとみられる商いも入っているようである。 連休前で積極的な上値追いの流れは期待できないだろうが、短期的にショートに傾いている銘柄等へは、ポジション調整に伴う買い戻しが意識されよう。また、現時点では日経平均は26週線を上回って推移している。引けで26週線を上回ることが出来れば、同線が支持線として意識されるため、来週以降はボトム圏からのリバウンドへの期待にもつながろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は102円04銭付近、ドル下げ渋り、日本株高で買戻し継続 16日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開。米早期利上げ観測後退でドル売り基調に変わりはないが、ポジション調整の買戻しが継続している。 ドル・円は102円10銭付近で寄り付いた後、国内勢による売りで一時101円74銭まで値を下げた。ただ、日経平均株価のプラス圏推移を受け、102円を回復した。25日移動平均線(101円76銭)付近がサポートラインとなったようだ。 米連邦準備制度理事会(FRB)は20-21日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送る公算でドル売り基調は続いているが、イベント前で買戻し需要が観測されている。このため、101円台後半では押し目買いが入りやすく、目先も下値は堅そうだ。 ランチタイムの日経平均先物はプラス圏を維持しているため、ドル・円は午後の取引でも102円を大きく下回る展開は想定しにくい。 ここまでドル・円は101円74銭から102円12銭、ユーロ・円は114円44銭から114円84銭、ユーロ・ドルは1.1240ドルから1.1250ドルで推移した。 12時23分時点のドル・円は102円04銭、ユーロ・円は114円71銭、ポンド・円は135円00銭、豪ドル・円は76円73銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・日本電産<6594>、ソフトバンクグ<9984>など6社の目標株価変更 ・自動車株、不動産株が軟調 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、2位TDK<6762>、2銘柄で日経平均を約27円押し上げ ・環境管理センター<4657>、ソフトブレーン<4779>、アクセル<6730>などがストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・中国、香港、韓国、台湾は休場 《WA》
関連銘柄 8件
4657 東証スタンダード
435
9/4 15:00
-26(-5.64%)
時価総額 2,054百万円
環境総合コンサルティング会社。土壌調査や水質調査などの調査測定、ラボ分析、環境コンサルタント、対策工事等を手掛ける。ベトナム等での海外事業も。設備工事関連の強化、環境関連や防災・災害関連商品の販売に注力。 記:2024/07/02
4779 東証1部
868
1/18 15:00
±0(0%)
時価総額 26,869百万円
営業支援・顧客管理ソフト大手。営業支援システム「eセールスマネージャー」が主力。累計導入企業数は5000社超。Webセミナー等で集客強化を図る。助成金収入計上。20.12期2Qはシステム開発事業が好調。 記:2020/09/11
6594 東証プライム
5,878
9/4 15:00
-140(-2.33%)
時価総額 7,009,921百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6730 東証スタンダード
1,275
9/4 15:00
-42(-3.19%)
時価総額 14,295百万円
ファブレス半導体メーカー。遊技機器向けグラフィックスLSIで国内トップシェア。AI、ブロックチェーン等を活用した新規事業も展開。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIは47万個の販売見込む。 記:2024/06/11
6762 東証プライム
9,238
9/4 15:00
-637(-6.45%)
時価総額 17,957,379百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6770 東証プライム
1,499.5
9/4 15:00
-60(-3.85%)
時価総額 328,812百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6981 東証プライム
2,944
9/4 15:00
-139(-4.51%)
時価総額 5,968,792百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
7,781
9/4 15:00
-652(-7.73%)
時価総額 13,406,305百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17