マーケット
7/30 15:15
38,525.95
+57.32
40,743.33
+203.40
暗号資産
FISCO BTC Index
8/17 1:16:19
17,377,699
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~ETF買入れから25日線レベルでの踏ん張りをみせてくるか

2016/9/12 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~ETF買入れから25日線レベルでの踏ん張りをみせてくるか 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・ETF買入れから25日線レベルでの踏ん張りをみせてくるか ・ドル・円は102円55銭付近、日本株の大幅安や北朝鮮核実験への警戒で売り先行 ・東京海上、日本郵船など7社の目標株価変更 ■ETF買入れから25日線レベルでの踏ん張りをみせてくるか 日経平均は大幅に反落。257.03円安の16708.73円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えた。日経平均は大幅に下落して始まった。9日の米国株式相場はNYダウが400ドル近い下落となるなか、海外勢のポジション調整に伴う売り圧力が主力株を中心に上値の重しに。寄付き後は下げ渋りをみせ、こう着感の強い相場展開をみせていたが、前場半ば辺りから下げ幅を拡大させると、下落幅は一時300円を超える局面もみられた。 セクターでは33業種全てが下げており、鉄鋼、鉱業、その他金融、銀行、不動産、電気機器、証券、非鉄金属、ゴム製品、精密機器の弱さが目立つ。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落。売買代金上位では全般軟調ななか、ディーエヌエー<2432>、第一生命<8750>、WSCOPE<6619>が堅調。その他、個人主体の資金は中小型株にシフトしており、ベクター<2656>、アークン<3927>、サイバーコム<3852>、アドソル<3837>、カナモト<9678>、田中化研<4080>などが強い値動きをみせている。 日経平均は25日線レベルで始まったが、その後は同線に上値を抑えられる格好で下げ幅を広げてきている。週明けの米国ではアトランタ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁、ブレイナードFRB理事の講演が予定されている。先週末にはボストン連銀総裁が下げのきっかけとなったこともあり、これを警戒する動きもでやすい。また、北朝鮮が新たな核実験の準備を完了させたと報じられており、手控え要因になっている。 後場は日銀のETF買入れから日経平均は25日線レベルでの踏ん張りをみせてくることが期待される。25日線レベルでの底堅さが意識されてくるようだと、指数インパクトの大きい値がさ株を中心に思惑的な買いが入りやすいだろう。ただし、積極的にはリバウンド狙いの買いも入りづらいと考えられ、引き続き中小型株を中心とした短期値幅取り狙いの流れに向かいやすい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は102円55銭付近、日本株の大幅安や北朝鮮核実験への警戒で売り先行 12日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開となった。日経平均株価の大幅安や北朝鮮による新たな核実験に警戒感が広がったものの、ドルは小幅に値を戻した。週明け東京市場のドル・円は102円半ばで寄り付いた後、国内勢の売りで102円31銭まで値を下げた。また、日経平均株価が前週末比300円程度下落。ただ、個人による押し目買いが観測されドルは102円前半から半ばで推移した。 その後、日経平均の下げ幅縮小でドルは小幅に戻したが、北朝鮮による新たな核実験の可能性が報道され、警戒感からドル買いは手控えられた。ただ、ランチタイムの日経平均先物は引き続き軟調のため、ドルは午後の取引でも102円半ば付近での推移が続きそうだ。一方で、日経平均が一段安とならなければ、東京市場で102円を大きく割り込む展開は想定しにくい。 ここまでドル・円は102円31銭から102円63銭、ユーロ・円は114円99銭から115円31銭、ユーロ・ドルは1.1230ドルから1.1241ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は102円55銭、ユーロ・円は115円27銭、ポンド・円は136円04銭、豪ドル・円は77円20銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・東京海上<8766>、日本郵船<9101>など7社の目標株価変更 ・ベクター<2656>、サイバーコム<3852>がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・安倍首相 「9カ月で2度にわたる北朝鮮の核実験は断じて容認できない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《WA》
関連銘柄 11件
2432 東証プライム
1,685
9/4 15:00
-16(-0.94%)
時価総額 219,406百万円
ゲームの自社開発・運営、協業タイトル等を手掛けるゲーム事業、「Pococha」等のライブストリーミング事業が柱。横浜DeNAベイスターズを傘下に持つ。ライブストリーミング、スポーツ事業等で成長投資行う。 記:2024/08/02
2656 東証スタンダード
99
9/4 15:00
-6(-5.71%)
時価総額 1,905百万円
ソフトウェア販売やPayPayポイントのポイントモール「QuickPoint」の運営等を行うICT事業が主力。再生可能エネルギー事業なども。太陽光発電所関連の資材販売、建設関連事業などの推進を図る。 記:2024/08/23
3837 東証プライム
1,765
9/4 15:00
-47(-2.59%)
時価総額 16,573百万円
独立系システムインテグレーター。エネルギー分野等の社会インフラ、スマート・モビリティ関連等のシステム開発を手掛ける。配当性向40%以上目安。宇宙関連、道路関連は拡大。26.3期売上高150億円目指す。 記:2024/06/24
3852 東証スタンダード
1,902
2/7 14:59
±0(0%)
時価総額 15,258百万円
富士ソフト傘下のソフト開発会社。通信分野に強み。受託開発主体にSI、自社パッケージも展開。通信ソフトウェア開発は好調。23.12期3Q累計は増収増益。富士ソフトによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/09
3927 東証グロース
662
9/4 15:00
-60(-8.31%)
時価総額 3,707百万円
サイバーセキュリティ製品やセキュリティ&ネットワーク製品の販売等を行うITツール事業、ITエンジニアサービス等のITサービス事業を展開。働き方改革製品はインサイドセールスの強化などでユーザー数積み上げ。 記:2024/08/29
4080 東証スタンダード
792
9/4 15:00
-25(-3.06%)
時価総額 25,766百万円
住友化学傘下の電池用材料メーカー。リチウムイオン電池用正極材の前駆体、ニッケル水素電池用正極材の製造・販売等を手掛ける。20年に福井工場の大型施設が完成。リチウムイオン電池向け製品等の増産体制構築図る。 記:2024/05/02
6619 東証プライム
421
9/4 15:00
-24(-5.39%)
時価総額 23,214百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
4,086
9/4 15:00
-214(-4.98%)
時価総額 4,214,092百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
5,436
9/4 15:00
-223(-3.94%)
時価総額 11,089,440百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9101 東証プライム
4,927
9/4 15:00
-128(-2.53%)
時価総額 2,513,583百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9678 東証プライム
2,837
9/4 15:00
-47(-1.63%)
時価総額 109,911百万円
建設機械レンタル大手。地盤改良など土木向けに強み。レンタルアイテム数は約62万点。鉄鋼製品販売、情報機器事業も。レンタル単価の適正化、営業拠点の選択と集中等に取り組む。楽フロンなど新商材の取り扱いを開始。 記:2024/05/06