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*08:41JST 今日の為替市場ポイント：◆ユーロ編◆米国債利回りの低下を意識してユーロ売り・米ドル買いはやや抑制 ユーロ・ドルは、1.0458ドル（2015/3/16）まで下げた後、一時1.1714ドル（2015/8/24）まで反発したが、1.0524ドル（2015/12/03）まで反落。ただし、1.1616ドル（2016/05/03）まで戻している。ユーロ・円は、141円06銭（2015/6/04）から122円06銭（2016/3/1）まで下げた後、128円22銭（2016/3/31）まで買われたが、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭（2016/06/24）まで下落している。 本日のユーロ・円は、113円前後で推移か。米国債利回りの低下を意識してユーロ売り・米ドル買いはやや抑制される見込み。ドル・円相場に大きな動きがない場合、ユーロの対円レートは112円台後半で下げ渋る可能性がある。 【ユーロ売り要因】 ・英国の欧州連合（EU）離脱はユーロ圏経済にも悪影響を及ぼす可能性 ・欧州中央銀行（ECB）は9月に追加緩和策を講じるとの見方 ・米労働市場の改善継続で年内利上げ観測は後退せず 【ユーロ買い要因】 ・欧州諸国の株高期待 ・日銀による追加緩和の思惑 ・ユーロ圏の失業率は低下傾向を維持との見方 《WA》